「WebライターにWordは必須?」
「WebライターがWordを使えるようにするとでんなメリットがある?」
「WebライターがWord以外に使える執筆ツールって何がある?」
上記のようにお考えではありませんか。
結論、Wordはあった方が良いツールですが、なくても問題ありません。
当記事では、WebライターにとってのWordについて深堀していきます。
当記事の内容は次の通りです。
- WebライターにとってWordはあった方がいいけどなくてもいい!
- WebライターがWordを使えると良い点
- Word納品が条件の案件で、Wordを購入せずに執筆する方法3選
などなど。
Wordの購入を迷っている場合は当記事が参考になるでしょう。
最後までご覧になれば、Wordの必要性が理解できますよ!
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- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
WebライターにとってWordはあった方がいいけどなくてもいい!
WebライターにとってWordはあってもなくてもいいものです。
なぜそういえるのか、本章では理由をまとめました。
主に下記の理由が挙げられます。
- 理由①:Word以外の執筆ツールが豊富だから
- 理由②:現在の主流がGoogleドキュメントだから
- 理由③:WordPress納品まで提案できるWebライターの方が重宝されるから
1つずつ説明していきましょう。
理由①:Word以外の執筆ツールが豊富だから
まず挙げられることとして、Word以外の執筆ツールが豊富だからです。
後述しますが、
- Googleドキュメント
- WordPress
- メモ帳
など、さまざまな納品スタイルがあります。
過去はWord一択だった業界も様変わりしてきました。
そのため、Wordがなくても仕事になるというケースが多いため、Wordは必須ではないということです。
理由②:現在の主流がGoogleドキュメントだから
Word以外の納品ができても、メインの納品方法がWordだったらほとんどの案件を受けられないのでは?と思われるでしょう。
しかし、現在の納品スタイルのメインは「Googleドキュメント」です。
Googleドキュメントは、
- URLの共有で同時に複数人が編集できる
- リアルタイムで保存が可能
- どのデバイスでも扱える
- クラウドにデータが保存されるので、ファイルの紛失が起こりにくい
などのメリットがあります。
利便性の高さからGoogleドキュメント納品が主流になりつつあります。
Wordの案件がないこともありませんが、現在はGoogleドキュメントが使える方が案件の幅が広がるでしょう。
理由③:WordPress納品まで提案できるWebライターの方が重宝されるから
また、Word納品の案件だったとしても「WordPress納品まで承ります!」と提案できるWebライターは重宝されます。
WordPressって何?と思われている場合は下記をご覧ください。
-
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簡単に説明すると、Webサイトの記事を簡単に更新・編集できるシステムのこと。
多くのWebサイトは、WordPressを利用して記事を更新しています。
基本的に
- Webライターが執筆(Word or Googleドキュメント)
- 社内のディレクターが確認
- 社内のディレクターがWordPressに入稿
- 社内のディレクターが画像挿入・文字装飾・リンク整理
- 社内のディレクターorより上流の人が最終チェック
- 公開
上記が記事公開の流れです。
一方、Webライターが入稿までできると、
- Webライターが執筆(Word or Googleドキュメント)
- Webライターが確認
- WebライターがWordPressに入稿
- Webライターが画像挿入・文字装飾・リンク整理
- 社内のディレクターorより上流の人が最終チェック
- 公開
といった流れになり、ディレクターの負担がかなり減ります。
そのため、WordPress入稿までできるWebライターの方が重宝されるというわけ。
注意ポイント
もちろんWordPress入稿を提案しても、セキュリティや管理の都合で断られる場合もありますのでご注意ください。
WebライターがWordを使えると良い点を5つ紹介!
WebライターにWordは必須ではないことを説明しましたが、Wordがあったらもっと良いのは事実です。
ではどういったメリットがあるのか、本章では解説していきます。
- 納品方法を気にせず案件に応募できる
- 文字数がすぐにわかる
- 誤字脱字がすぐにわかる
- 校正・校閲が簡単
- GoogleドキュメントやWordPressの執筆画面の使い方の基礎が学べる
納品方法を気にせず案件に応募できる
まずは納品方法を気にせず応募ができるようになるという点。
こちらは
- Googleドキュメント
- WordPress
の両方が使えた上で、Wordも使える場合のみ該当するメリットです。
ようは、どんな案件でも、納品条件をクリアできるので、純粋に内容だけで選べるという状況になります。
せっかく興味のある案件があったとしても、Wordが使えないから応募できないのはもったいないですよね。
文字数がすぐにわかる
また、Wordは文字数をすぐに確認することが可能です。
いちいち文字数カウントするページにコピペして測定する必要はありません。
画面左下に文字数がリアルタイムで表示され、また文字数をクリックすると詳細も見れます。
Webライターは1文字◯円の文字単価で活動することが多いので、逐一文字数は確認したくなるもの。
Wordなら、リアルタイムで文字数を計測できるので、モチベーション維持も容易ですよ!
誤字脱字がすぐにわかる
またWordなら誤字脱字もすぐに見つけることが可能です。
たとえば、下記のように誤字脱字を一発で見分けられます。
赤の波線は誤字脱字・入力ミス・スペルミスの可能性がある箇所に表示されます。
Webライターは1日に何千文字と打ち込むので、必然的に誤字脱字が起こりやすいもの。
Wordを使っていれば、誤字脱字にいち早く気づくことが可能です。
校正・校閲が簡単
校正・校閲が簡単なのも魅力。
誤字脱字以外の要素の
- 表記揺れ
- 文法ミス
- ら抜き言葉
などなども見分けることが可能です。
下記画像をご覧ください。
- 「見れます」は「見られます」のら抜き言葉
- 「〜たり」は2回以上で言葉を並列にするときの表現
といったように間違いをすぐに青線で判別します。
一目で間違っている可能性がある箇所がわかるので、執筆が効率的になるでしょう。
誤字脱字と同様で、Word納品以外でも、一旦Wordにコピペして文法チェックするのはおすすめですよ!
GoogleドキュメントやWordPressの執筆画面の使い方の基礎が学べる
また、GoogleドキュメントやWordPressのクラシックエディタに関しては、Wordの使い方とほとんど同じです。
成り立ちから考えて、Wordをベースにさまざまな文書作成ツールが作られているためでしょう。
Wordが使えればほとんどの文書作成ツールは利用できます。
あらゆるツールを使いこなすために、原点でもあるWordを使いこなすのはかなり重要ではないでしょうか。
Word納品が条件の案件で、Wordを購入せずに執筆する方法3選
さて、Word納品が条件の案件があるけど、Wordを買うのはちょっと……と思われている場合がありませんか?
本章では、Word納品が条件の案件を無料で引き受ける裏技をご紹介いたします!
下記3つの手段があるので、検討してみてください。
- Word Onlineを利用する(無料)
- 他の文書作成ソフトを利用する
- 納品方法をGoogleドキュメントに変更できないか相談する
Word Onlineを利用する(無料)
まずは、Word Onlineを利用することを考えてみましょう。
Word Onlineとは、無料で使えるWordです。
マイクロソフト社が提供しているため、通常のWordとの互換性は完璧。
特徴は下記。
- ネット環境があればどこでも扱える
- 同時に複数人で編集ができる
- 料金は無料
一部機能は制限されるものの、無料でWordが使えるため、とりあえずWord納品の場合はWord Onlineが最適解でしょう。
注意ポイント
注意点としては、
- ネット環境がないと使えない
- 一部機能が制限されている
といったことが挙げられます。
Word Onlineの登録などは下記ボタン(外部サイトへのリンクです)からご覧ください。
Word Onlineとは?Office文書をクラウド上で作成できる無料ツールが登場
他の文書作成ソフトを利用する
もし他の文書作成ソフトがパソコンにインストールされているなら、Wordを無理に購入する必要はありません。
ただし、レイアウト崩れが起こる場合があります。
互換性がいまいちなソフトを利用した場合、せっかく綺麗にレイアウトを整えた記事でも、デザインが崩れてしまうケースがあるのです。
クライアントからしても、レイアウトが崩れた記事を納品されると、見づらくて困るもの。
納品方法をGoogleドキュメントに変更できないか相談する
また、納品方法をGoogleドキュメントに変更できないか相談するのもありでしょう。
多くのクライアントは、納品された記事をコピペしてWordPressに貼り付けます。
そのため、ようは書式などを維持したまま貼り付けができればいいということ。
Googleドキュメントも、見出し機能などがちゃんとついていますから、Wordと同様の操作が可能なのです。
よっぽどの理由がない限り、Googleドキュメントでの納品を断られることはありません。
私がWordを使用できないとき「Word納品が条件」と書かれていても、
提案文
納品はGoogleドキュメントで行いたいです。
ご検討をお願いいたします。
といった文言を付け加えるだけで、納品がGoogleドキュメントになりました。
Word以外でWebライターが使える執筆ツール
Word以外でWebライターが使える執筆ツールをご紹介します。
下記3つが主に挙げられます。
- Googleドキュメント
- WordPress
- メモ帳
Googleドキュメント
Googleドキュメントは、その名の通り、Googleが提供している文書作成ツールです。
使い方はほとんどWordと同様ですが、デフォルトで
- 自動保存
- クラウド上にデータを保管
- 複数人による同時編集が可能
といった機能がついています。
利用も基本は無料ですので、気軽に利用が可能。
ファイルの共有もURLを送るだけなので、利便性が非常に高いものです。
Googleアカウントと紐付けられるので、アカウントでログインすれば、どんなパソコンでも利用できるのが魅力。
ネット環境が必要なのが弱点ですが、設定次第でオフライン編集も可能なので、死角のないツールといえるでしょう。
WordPress
WordPressはCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種。
メモ
CMSとは?:特殊な知識がなくてもWebページの編集・更新ができるシステムのこと
WordPressは世界シェアが最も大きいCMSです。
そのため、クライアントもWordPressを使用していることがほとんど。
WordPressの使い方に慣れておけば、あらゆる案件を捌けるということです。
また、企業によっては独自のCMSを採用している場合もありますが、基本的な使い方はWordPressと同様なので、身構える必要はありません。
WebライターにとってのWordPressは切っても切れない関係なので、詳細は下記ページをご覧ください。
-
【現実】Webライターはワードプレスを使えないと厳しい!理由と学習方法を解説!
「Webライターはワードプレスを使えないといけないの?」 「Webライターがワードプレスを使えるようになるメリットは?」 「Webライターがワードプレスを学習する方法は?」 上記のようにお考えではあり ...
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メモ帳
メモ帳も一応紹介しておきます。
テキストファイルで最も簡素な執筆ツールです。
しかし、長文作成には向かないので、メモ帳で執筆する案件はほとんどありません。
一応存在は知っておくと、機会損失はない(とはいえ、知らなくても問題はほとんどない)でしょう。
補足:WebライターがWordを使うときに覚えておいた方が良いこと3選
最後に補足として、Wordを使えたとしても覚えておいた方が良いことを説明しておきます。
下記項目を押さえておいてください。
- 目次は作る必要なし
- 見出し機能で整理する
目次は作る必要なし
目次は作る必要がありません。
私もクライアントとして記事を発注していたからわかるのですが、中には手作りの目次を作成してくださる方がいます。
イメージとしては、
目次 [hide]
1 WebライターにとってWordはあった方がいいけどなくてもいい!
1.1 理由①:Word以外の執筆ツールが豊富だから
1.2 理由②:現在の主流がGoogleドキュメントだから
1.3 理由③:WordPress納品まで提案できるWebライターの方が重宝されるから
1.3.0.1 【現実】Webライターはワードプレスを使えないと厳しい!理由と学習方法を解説!
2 WebライターがWordを使えると良い点を5つ紹介!
2.1 納品方法を気にせず案件に応募できる
2.2 文字数がすぐにわかる
2.3 誤字脱字がすぐにわかる
2.4 校正・校閲が簡単
2.5 GoogleドキュメントやWordPressの執筆画面の使い方の基礎が学べる
上記のような感じですね。
しかし、WordPressに入稿する際、目次は自動生成されるため、必要はありません。
それどころかせっかく作った目次は削除されてしまうので、時間を無駄にしますし、クライアントの時間も無駄にしてしまいます。
見出し機能で整理する
次は見出し機能で整理する癖をつけましょう。
一応、直接貼り付けることを前提にするなら
- <h2></h2>
- <h3></h3>
- <h4></h4>
といったHTMLタグで括るのも有効です。
ただ、もっと良いのはWordに標準搭載されている「見出し機能」を使うこと。
見出し機能を使えば、WordPressに張り付けたとき、そのまま反映されます。
まとめ:Webライターは余裕があればWordを導入しよう!
結論として、WebライターにとってWordはあった方がいいけど、なくてもいいものです。
もし、余裕があるなら導入を検討してみる程度でOK。
Wordを導入するメリットは下記。
- 納品方法を気にせず案件に応募できる
- 文字数がすぐにわかる
- 誤字脱字がすぐにわかる
- 校正・校閲が簡単
- GoogleドキュメントやWordPressの執筆画面の使い方の基礎が学べる
繰り返しですが、余裕があればWordを導入しましょう。
もし難しければ、機能制限はありますがWord Onlineを利用するのもありですよ!
また、今回たびたび話に出てきたWordPressについてですが、個人ブログを運営するのが使いこなすための最短ルートです。
下記を参考にWordPressを使いこなしてみてくださいね。
-
【やらなきゃ損】Webライターはどんなブログ内容を書くべき?現役ライターが解説
「Webライターがブログをするならどんな内容がいいんだろう?」 「Webライターがブログをするメリット・デメリットは?」 「Webライターがブログを始めるには何をしたらいい?」 上記のようにお考えでは ...
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