「Webライターで生計を立てるのは可能?」
「Webライターで生計を立てられるのは何%くらい?」
「Webライターとして、どれくらい経てば生計を立てられる?」
とお考えではありませんか。
結論、Webライターとして生計を立てることは可能です。
ただし、適切な努力をすること、時間をかけることの両方が大切なので、ご注意ください。
当記事では生計を立てられるのか?という観点から、下記をまとめました。
- Webライターで生計を立てるのは可能?
- Webライターで生計を立てられる人は何%?
- Webライターとして生計を立てられるまでにかかる期間はどれくらい?
- Webライターとして生計を立てるために必要なスキル4選
もし、これからWebライターで生計を立ててみたいとお考えなら、最後までご覧ください。
当記事の内容が理解できれば、具体的に生計を立てる流れがわかるでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターで生計を立てるのは可能?ぶっちゃけ可能な理由を解説!
Webライターで生計を立てることが可能なのか?という点から説明をします。
結論、Webライターで生計を立てること自体は可能です。
理由は下記。
- 理由①:現に筆者が専業Webライターで生計を立てているから
- 理由②:筆者以外にも専業Webライターは多いから
- 理由③:文字単価1.0円・月間20万文字執筆で達成できるから
理由①:現に筆者が専業Webライターで生計を立てているから
まず、私自身が専業Webライターで生計を立てていることが、Webライターで生計を立てられることの証明です。
私自身はノースキルで業界に入って、専業Webライターになるところまで至りました。
私の過去については下記ページをご覧ください。
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少なくとも、元々出版業界など特殊な業界にいたわけでもない、一般的な人がWebライターとして生計を立てることはできるというわけです。
とはいえ、私がもし特別だったら、という疑念は捨て切れないでしょう。
そこで、次は筆者以外の声も紹介いたします。
理由②:筆者以外にも専業Webライターは多いから
筆者以外にもTwitterでは、月収数十万円を売り上げているWebライターは多いのです。
たとえば下記のツイートをご覧ください。
https://twitter.com/takeoinvests1/status/1377162555244699652
https://twitter.com/onikudaisuki19/status/1432524612261187585
Webライターの中には月収60万円〜80万円、中には100万円以上を稼ぐ方もいらっしゃいます。
もちろん、なんの努力もなく、すぐにそれだけ稼げるなんて甘い世界ではありません。
しかし、努力次第では生計を立てるどころか、サラリーマンより金銭的に豊かな生活を送ることも可能なのです。
理由③:文字単価1.0円・月間20万文字執筆で達成できるから
で、具体的にどうすれば生計を立てられるのかを、月20万円を最低ラインとして計算してみましょう。
Webライターの報酬は主に「文字単価」と呼ばれる仕組みで決定されます。
文字単価とは、1文字書いたら◯円といった報酬体系です。
生計を立てるために必要な文字単価は、私の考えだと1.0円が最低ラインです。
特に、1.0円/文字は脱初心者のラインと言われており、基本的なスキルがないと1.0円/文字は突破できません。
もし、1.0円/文字を突破できたなら、1日7,000文字程度執筆すれば、
1.0円/文字×7,000文字/日×30日/月=210,000円/月
で、月収21万円です。
ギリギリ生計を立てられるレベルではないでしょうか。
正確には、上記からクラウドソーシングの場合手数料が取られるので、報酬はもっと少なくなります。
しかし、目安として1.0円/文字で1日7,000〜10,000文字書ければ生計を立てられるということがお分かりでしょうか?
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Webライターで生計を立てられる人は何%?
次はWebライターで生計を立てられる人って何%いるの?という疑問にお答えします。
結論、下記のようなデータがあります。
フリーランス白書の調べでは、Webライターを含む文筆系のフリーランスの年収は、
- 年収200万円未満は32.0%
- 年収200万円〜400万円未満は26.9%
- 年収400万円〜600万円未満は21.5%
- 年収600万円以上は19.3%
という結果でした。
下記を噛み砕いて説明していきましょう。
年収200万円未満は32.0%
年収200万円未満は、専業では厳しいラインです。
月収換算して16万円ほど。
フリーランスWebライターの最大ボリュームなので、Webライターが稼げない!と言われる理由もわかります。
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とはいえ、副業で年収200万円を稼げたなら、かなりの成果といえますよね。
年収が+200万円は生活が一気に楽になるものです。
まず、副業年収200万円を越えられない場合は、独立して専業になるのは控えた方がいいでしょう。
年収200万円〜400万円未満は26.9%
年収200万円〜400万円で、26.9%です。
この辺から生計を立てられるラインではないでしょうか?
月収にして16万円〜34万円ほど。
一般的なサラリーマンよりボーナスがない分少なく感じるかもしれませんが、質素な生活なら十分可能です。
フリーランスWebライターの二番目に多いゾーンなので、脱初心者をすれば、年収200万円〜400万円のゾーンにたどり着くことは容易でしょう。
年収400万円〜600万円未満は21.5%
年収400万円〜600万円未満は21.5%。
20代でここに到達できれば、同世代より稼いでいる可能性があります。
というのも、20代の平均年収は下記。
出典:doda
400万円で26〜27歳の平均年収と同等、600万円稼いでいれば圧倒的に20代の平均年収を超えています。
一般的なWebライターのスキルを上回れば、400万円〜600万円のラインに落ち着くでしょう。
文字単価の観点でいえば、2.0円〜3.0円程度のラインです。
年収600万円以上は19.3%
年収600万円以上は全体の19.3%。
つまり、上位1/5に入れば年収600万円以上のスーパーWebライターということ。
とはいえ、先ほど紹介した方は月収60万円〜80万円だったので、年収換算すると720万円〜960万円程度。
Webライターの収入には天井がないので、600万円以上でも幅が広いのが現状です。
そのため、スキルを磨き、上を目指し続ければ年収1,000万円も夢ではありませんよ!
注意ポイント
ただし、文字単価は3.0円を超え、かなり難しいジャンルの執筆が基本です。
Webライターとして生計を立てられるまでにかかる期間はどれくらい?
Webライターとして生計を立てられるまでにかかる期間はどれくらいなのか、説明していきます。
本章の内容は下記です。
- 半年〜1年はトレーニングが必要
- 最初は副業としてスキルを磨き、実績を積む必要がある
- 目安は文字単価1.0円以上で時給2,000円を達成できたら独立可能
半年〜1年はトレーニングが必要
Webライターとして生計を立てるレベルになるには、半年〜1年はトレーニングが必要です。
もちろん、元々難関資格を持っていたり、出版業界出身だったりといった特殊な経歴をお持ちなら、初月〜3ヶ月程度で成果を出せるでしょう。
しかし、一般的なノースキルの方が生計を立てられるようになるまではそれなりの時間がかかるものです。
文章力を磨いて、SEOを磨いて……としていたら、それなりに時間がかかるでしょう。
そのため「Webライターになったらその瞬間から生計を立てられる」というのは間違いなのでお気をつけください。
よく、Webライターになればすぐに稼げる!と思って業界に入ってくる方がいるのですが、多くの方は現実を前にして諦めてしまいます。
ポイント
そのため、Webライターで生計を立てるのは無理ではありませんが、時間がかかることだけは覚えておいてください!
最初は副業としてスキルを磨き、実績を積む必要がある
すぐには稼げないという事情があるため、Webライターとしていきなり独立・専業になるのはおすすめできません。
幸いにもWebライターは小規模で事業を始めることが可能なので、副業から始めましょう。
副業として、ある程度稼げるようになってから専業に移行するという流れがおすすめです。
スキルと実績を副業期間に身につけて、一定以上の案件を安定して獲得できるようになってから、独立を考えましょう。
もちろん、副業が禁止されている会社に勤めている場合は会社に黙って副業するのは危険なので注意してください。
また、公務員の場合は副業そのものが禁止されています。
詳細は下記ページをご覧ください。
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目安は文字単価1.0円以上で時給2,000円を達成できたら独立可能
独立の目安ですが、まずは「文字単価1.0円以上かつ時給2,000円」を目標にしましょう。
というのも、上記の条件なら、専業になって十分稼げる可能性があるからです。
なぜそう言えるのか、具体例を出して解説していきましょう。
文字単価0.5円の場合:時給1,000円がどうやっても限界
たとえば、文字単価0.5円で月収10万円の副業収入があったとしましょう。
慣れたライターの執筆可能文字数は「2,000文字/時間程度」なので、月25日稼働として、
100,000円/月÷25日/月=4,000円/日
4,000円/日÷0.5円/文字=8,000文字/日
8,000文字/日÷2,000文字/時間=4時間/日
となり、1日4時間を副業に当てる必要があります。
上記の条件で、1日8時間、月25日稼働すると、労働時間がちょうど倍になるので、月収は20万円。
文字単価0.5円で8時間文章をぶっ続けで書ければ、生計を立てられるラインです。
文字単価1.0円の場合:時給2,000円程度を出せる
一方、文字単価が1.0円程度になれば、副業月収10万円に到達するには、時給は文字単価0.5円の倍で2,000円ほど出ます。
そうなると、副業月収10万円達成のためには、1日の稼働時間が2時間程度でOK。
1.0円/文字×2,000文字/時間×2時間/日×25日/月=100,000円/月
上記の条件なら、専業に移行して、8時間に労働時間を増やせば
1.0円/文字×2,000文字/時間×8時間/日×25日/月=400,000円/月
となり、理論上は月収40万円が達成できます。
もちろん、サボらず8時間を毎日継続することは難しいので、実際の手取りはもっと少なくなるでしょうが、月収が30万円を超えていれば生計を立てることは可能でしょう。
ポイント
つまり、生計を立てるには文字単価1.0円程度かつ時給2,000円は欲しいというところなのです。
Webライターとして生計を立てるために必要なスキル4選
Webライターとして生計を立てるために必要なスキルって何があるの?と思われるでしょう。
結論からいうと下記4項目は絶対に必要です。
- 文章力
- SEO
- 専門分野
- 営業・提案のスキル
文章力
まずは文章力です。
文章力とは、
- 正しい日本語を書く能力
- 分かりやすい文章を書く能力
- 読者の心を動かす能力
などが該当します。
企業のイメージを背負った文章である以上、間違いは許されません。
また、読者が離脱しないように、読みやすさも意識する必要があります。
そして読者が商品やサービスを購入するという売上向上に寄与できるライターは一流。
といった具合に、文章力にも色々あるわけです。
総合的に文章力を鍛えることが、Webライターとして飛躍するための近道なので、ぜひ勉強してみてください。
おすすめの参考書は下記です。
SEO
次はSEOです。
SEOとは、書いた記事を検索上位に表示するための施策のこと。
SEOについての詳細は下記ページをご覧ください。
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【難解?】Webライター必須項目「SEO対策」とは?Webライティングのコツを解説
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SEOのスキルがないとWebライターとしては二流です。
というのも、Web記事のほとんどはSEOを目的として執筆依頼されることが多いから。
(もちろん、SEO以外の目的の記事も存在しますが、SEO記事が書けないと需要が一気になくなるのは事実)
SEOのスキルの磨き方は、実際に個人ブログを運営するのが一番です。
実務でクライアントからのフィードバックを受ける方法も悪くはないのですが、やはり自分でデータを取って検証する行為ほど勉強になることはありません。
個人ブログのメリットなどについては、下記ページをご覧ください。
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【やらなきゃ損】Webライターはどんなブログ内容を書くべき?現役ライターが解説
「Webライターがブログをするならどんな内容がいいんだろう?」 「Webライターがブログをするメリット・デメリットは?」 「Webライターがブログを始めるには何をしたらいい?」 上記のようにお考えでは ...
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専門分野
次は専門分野についてです。
専門分野がないと、高単価ライターにはなれません。
専門分野と聞くと難しく感じるかもしれませんが、あなたが他のライターに比べて、
- 好きなこと
- 興味があること
- 情熱があること
- 知識があること
など、差別化できることならなんでもOKです。
欲を言えば、
- 金融
- 不動産
- 健康
- 美容
などのジャンルが高単価なので稼ぎやすいのは事実。
とはいえ、
- アニメ
- 映画
- 音楽
- 筋トレ
など、差別化ができればなんでもOKです。
営業・提案のスキル
実は「Webライターは文章が書ければそれでOK」というほど甘い業界ではありません。
というのも、Webライターはフリーランスなので、自分で仕事を取ってくる必要があるから。
自分で仕事を取る以上、自分を採用してもらうような営業能力・提案力が求められるのです。
効率的な自己PR・提案方法については下記ページをあわせてご覧ください。
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【困る】Webライターの自己PR・提案文・営業はどうしたらいい?現役ライターが解説
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まとめ:Webライターとして生計を立てるなら、スキルを磨くことが大切!
Webライターとして生計を立てるならスキルを磨くことが重要です。
巷ではWebライターは稼げない、きついと言われがちですが、それはきちんとWebライターとしてスキルを磨いていない人=脱落者が愚痴っているだけ。
Webライターとして生計を立てられるという主張の理由は下記です。
- 理由①:現に筆者が専業Webライターで生計を立てているから
- 理由②:筆者以外にも専業Webライターは多いから
- 理由③:文字単価1.0円・月間20万文字執筆で達成できるから
ただし、状況として誰でも稼げるWebライターになれるわけではないので注意してください。
Webライターとして稼ぐためには、下記のスキルを磨く必要があります。
- 文章力
- SEO
- 専門分野
- 営業・提案のスキル
最初の数ヶ月〜半年は稼げなくてしんどいかもしれませんが、しっかりトレーニングして高単価案件を獲得しましょう!
そうすれば生計を立てることも可能ですよ。
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