「Webライターの専門分野ってどうやったら獲得できるの?」
「Webライターが専門分野を獲得するメリットは?」
「Webライターに専門分野以外で必要なことは?」
上記のようにお考えではないでしょうか。
確かに「専門分野が大事!」と多くのWebライターが言いますが、実際のところはどうなのかわからないですよね。
そもそも、自分に専門分野なんかない……と思われている場合も多いでしょう。
ただし、結論として専門分野は誰にでも獲得が可能です。
当記事では専門分野の獲得方法を徹底解説していきます!
当記事の内容は次の通りです。
- Webライターが専門分野を獲得する方法7選
- Webライターが専門分野を深めるメリット5選
- Webライターが専門分野以外に身につけるべきスキル
これから専門分野を深めたい、獲得したいとお考えの場合はぜひ最後までご覧ください。
最後までご覧になれば、きっとあなただけの武器が見つかるでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターが専門分野を獲得する方法7選
まずはWebライターが専門分野を獲得する方法7選をご紹介します。
結論、下記7つの方法があるので、あなたができそうなことから挑戦してみてください。
- 色々なジャンルの案件に手を出してみる
- 得意・好きなことを徹底的に調べる
- ジャンルの専門書を10冊以上読む
- 専門家に直接話を聞きにいく
- できるだけ自分で体験する
- 資格を取得する
- 単価の高いジャンルを狙って勉強する
色々なジャンルの案件に手を出してみる
まずは挑戦あるのみ。
色々なジャンルの記事を書いてみましょう。
多くの初心者の方が
初心者の声
「どうせ自分にはかけないから……」
と諦めてしまうものです。
しかし、誰にでも初めてはあります。
今、現役で専門家として記事を書いているWebライターにも初めてはありました。
ポイント
そして、何度も調べて書くことを繰り返して、専門家Webライターに辿り着いたわけです。
最初は何が自分に合っているかはわかりません。
まず書いてみましょう。
それから合っているか、自分には難しすぎるかを検討することが大事です。
- ビジネス敬語
- ビジネスマナー
- ビジネスメール
- 正しい言葉の使い方
- ダイエット
- 体臭・口臭ケア
- 雑学
- 動画シナリオ
- FX
- 美容
- 健康
- 動画編集
- 主婦の悩み
- ネット副業
- 脱毛
- ファッション
- 芸能ゴシップ
などなど……
上記ジャンル全て素人でしたが、記事を何本も書いていくうちに全てのジャンルでそこそこ書けるようになりました。
中でも美容・健康・ネット副業系が得意だったので、結果的に
筆者の専門分野
- 美容
- 健康
- ネット副業
上記が私の専門分野になりました。
得意・好きなことを徹底的に調べる
すでに好きなこと、得意だと思うことがあれば、すぐに専門分野になります。
ポイント
好き・得意という気持ちはモチベーションとしては最強
Webライターは調査が非常に多いのですが、好きなこと・得意なことなら苦にならないでしょう。
自分の好きなことなら、普段から調べますし、何より仕事でもキツくないためどんどん成長していきます。
例えば、
- ガジェットが好き→ガジェット紹介メディア
- エンタメ好き→エンタメ系メディア
- スポーツ・筋トレ好き→スポーツ系メディア
といったように、自分の好きなことがわかっていれば応募するべき案件も明確です。
あとは単価を上げるために、専門分野の知識+その他スキルを磨けばOKです。
ジャンルの専門書を10冊以上読む
もし、好きなことはあるけど、知識が足りない……とお困りの場合は専門書を読みましょう。
目安は10冊。
10冊専門書を読むと、全ての本に共通して書かれている内容がわかってくるでしょう。
ポイント
その公約数、共通項こそ重要な要素です。
共通している部分はジャンルの常識であったり、当たり前の知識だったりするので、確実に押さえておいてください。
+αで、各専門書の知識がどう派生しているかを考えておきましょう。
ちなみに、まだまだ専門分野がわからないという場合はライティングに関する専門書を大量に読むのもありです。
どうせWebライティングはどんなジャンルでも勉強しますから、優先して勉強してもOK。
Webライティングの専門書については下記ページをご覧ください。
-
【無駄?】Webライターおすすめ参考書・本8選!現役Webライターが勉強本を厳選
「Webライターにおすすめの参考書って何がある?」 「Webライターって参考書を読んだ方がいいの?」 「Webライターが勉強するのは参考書だけで十分?」 上記のようにお考えではありませんか。 &nbs ...
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専門家に直接話を聞きにいく
もし、参考書・専門書を読んでも知識が足りない場合は、専門家に会いにいくのも手です。
- 金融系を攻めたい→ファイナンシャルプランナーや税理士
- 法律系を攻めたい→弁護士や薬事法管理者
- 不動産系を攻めたい→宅建士や不動産鑑定士
など、資格を持っている人から話を聞くのが一番です。
やはり、専門家の意見を聞くと自分がどれだけ浅い知識しか持っていないかを実感できます。
無知の知という言葉もある通り、自分の立ち位置をしっかり認識して勉強する必要があることを自覚しましょう。
できるだけ自分で体験する
また、体験も重要です。
知識だけがあっても、リアルな記事は書けません。
特に競合サイトと差別化する際、一次情報が重要です。
メモ
一次情報とは?:本人しか知らない情報・体験・経験など
一次情報をふんだんに盛り込んだ記事は、他の記事とは圧倒的に差別化できるため、SEOでも上位に食い込みやすいのです。
※WebライターにとってのSEOの詳細は下記ページをご覧ください。
-
【難解?】Webライター必須項目「SEO対策」とは?Webライティングのコツを解説
「Webライターに必要って言われるSEOとは?」 「WebライターがSEOを学ぶ意味は?」 「WebライターがするべきSEOのテクニックって何があるの?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 &n ...
続きを見る
もし、体験ができることなら、お金を払ってでも体験しましょう。
たとえば
- 脱毛記事→脱毛体験に行く
- ウォーターサーバーの記事→無料体験だけしてみる
- スクールの紹介→見学・体験に行ってみる
などです。
上記の一手間をかけるだけで一気に記事の情報の厚みが増します。
資格を取得する
資格取得が究極の専門分野の深め方です。
資格があるとGoogleが提唱しているE-A-Tに有効です。
メモ
E-A-Tとは?:Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)の頭文字。
中でも権威性と信頼性に資格は有効に働きます。
たとえば、
- 医師免許を持っている人
- その辺のおじさん
上記2名が同じ病気の治療法を説明したとして、どちらを信頼したいと思いますか?
もちろん、医者ですよね。
なぜ信頼できるのか、それは医師免許を持った特別な人だから。
資格はその分野の専門家であることを証明するものなので、権威性と信頼性を十分に発揮できるものなのです。
もし可能なら資格を取得して、専門家であることをアピールしましょう。
単価の高いジャンルを狙って勉強する
どうしても専門分野にしたいジャンルがない、興味が湧かないといった場合は、高単価ジャンルを狙うのも手です。
高単価ジャンルは下記。
- 金融
- 医療
- 健康
- 美容
- 不動産
- IT
などなど
ようはモチベーションをお金にするということ。
正直、好きなことを深めた方が効率は良いですが、どうしてもという場合はおすすめの手段です。
もちろん、資格を取得するのも有効ですよ。
金融系ならファイナンシャルプランナー、不動産なら宅建士などがおすすめ。
ぜひ、自分の専門分野を見つけてみてください。
Webライターが専門分野を深めるメリット5選
Webライターが専門分野を深めるメリットを7つご紹介いたします。
下記項目をしっかり押さえておきましょう。
- 提案が通りやすくなる
- クライアントからの信頼が厚くなる
- 高単価案件につながる
- 継続案件につながる
- 指名・署名記事が増える
提案が通りやすくなる
提案が通りやすくなるのが最大のメリット。
専門性が高いと、
- ジャンルの知識がある
- 権威性をアピールできる
- 信頼性がある
といった理由から、提案が通りやすくなります。
特にWebライターの初心者だったとしても、難関資格(医師や弁護士)などを有している場合は提案が通ることが多いでしょう。
Webライターには文章力やSEOも重要ですが、専門性を磨くのも大切なのです。
「資格なんか持っていない……」とお困りでも、上記で説明した専門性の獲得方法を地道に活用していけば、専門ライターになることが可能です。
Webライティングの知識・スキルとあわせて専門分野を深めていきましょう。
クライアントからの信頼が厚くなる
専門性が高いと、クライアントからの信頼が厚くなります。
後述する高単価案件・継続案件につながるのはもちろんのこと、何よりコミュニケーションがうまく取れるようになることがメリット。
専門性が高い時点で、クライアントの指示を理解できますし、的外れな記事を書くこともありません。
そのため、クライアントとしても難しい案件を振っても大丈夫だと安心してくれるわけです。
実際、私が専門性を磨いた結果、
- まとめて数百記事の発注
- 1年以上の継続案件
- ディレクション業務や添削業務の依頼
を受けることができました。
自分の可能性を広げるために、専門性はかなり有効に働きます。
必ず、自分の武器を身につけましょう。
高単価案件につながる
高単価案件につながるのも重要です。
私の経験でいえば、
<専門性がなかった頃>
- 文字単価0.7円のネットビジネスの記事
- 文字単価0.6円のビジネス敬語の記事
- 文字単価0.8円の美容脱毛の記事
<専門性が身についた頃>
- 文字単価1.5円のライター向け記事
- 文字単価2.0円の美容系記事
- 文字単価10円(訳あり)のスキンケア記事
といった具合で単価が跳ね上がりました。
収入も2倍以上になりましたので、現在は月40万円以上の売り上げをキープしています。
-
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ちなみに、文字単価が全てではない……というお話はしておきたくて、文字単価10円の案件も経験しましたが、お世辞にも稼げる案件ではありませんでした。
というのも、Instagramのテキスト投稿で1件3,000円。
文字数は300文字以下といった案件だったので、文字単価10円を超えていたわけですが、
- 画像編集
- 競合調査
- リサーチ
などに時間がかかりすぎて、あまり時給は良くありませんでした。
何が大事かというと、時給の概念です。
ようは、1時間にどれだけ生産できるかが大切で、文字単価はあくまで指標でしかないということ。
高単価案件は大切ですが、時給の概念は忘れないようにしてくださいね。
継続案件につながる
また、専門性があると継続案件につながります。
理由としては専門性=信頼感だからです。
ジャンルの知識をたくさん持っている人は、記事の信頼性も高く、クライアントも安心して依頼ができますよね。
そのため「この人には継続して仕事を依頼したい」と思わせることができるわけです。
継続案件は
- 収入の安定
- 仕事の計画を立てる
- 精神的な安定
上記で非常に重要です。
単発案件だけで生計を立てるのは難しいので、専門性を磨いて、ぜひ継続案件を獲得しましょう。
指名・署名記事が増える
5つ目のメリットは指名・署名記事が増えるという点です。
メモ
指名・署名記事とは?:自分の名前が記載される記事。
指名記事の良い点は、指名記事をみた別企業の方から「うちで書きませんか?」と声が掛かる場合があるということ。
ジャンルで詳しい人というイメージを持たせられれば、権威性を発揮することも可能です。
何より、有名になれば高単価案件を獲得しやすくなるので、がっつり稼げるようになります。
Webライターをしていく上で指名記事は重要なので、積極的に指名記事を狙っていきましょう。
Webライターが専門分野以外に身につけるべきスキルとは?
Webライターが専門性以外に身につけるべきスキルをご紹介します。
結論として、絶対必要なのは文章力とSEO。
あったら役立つのはメディア運営のスキルです。
絶対身につけるべきは文章力とSEO
文章力とSEOに関してはWebライターの必須スキルです。
文章力については、文章が支離滅裂だとWebライターとして活動することはできません。
SEOについては、知識がないとクライアントからの指示を100%理解できず、効率が悪くなってしまいます。
場合によっては案件打ち切りなどの可能性もあるので、SEOのスキルはしっかり押さえておいてください。
文章力を学ぶなら『新しい文章力の教科書』がおすすめです。
SEOを学ぶなら『沈黙のWebライティング』がおすすめ。
それぞれに目を通せば、基礎知識は身につきます。
あとは実務で、スキルを磨けばOKなので、まずはそれぞれの参考書を読んでみてください。
あったら役立つのはメディア運営のスキル
メディア運営のスキルもあったら役立ちます。
メディア運営のスキルというと
- WordPressの取り回し
- キーワード選定の知識
- サイト設計
- 記事構成作成
- リライト記事の選定
- リライト
などです。
上記ができると、Webライターとしてはもちろん、その他の業務も請け負うことが可能になります。
具体的には
ポイント
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
など。
ちなみに冒頭でもお話した通り、私は構成作家兼添削者兼Webディレクターでもあります。
業務の幅が広がれば、記事の質の良くなるので、ぜひ上を目指して取り組んでみてください。
また、メディア運営スキルを磨くためにはブログを運営するのが最も有効です。
Webライターにとってのブログについては下記ページをご覧ください。
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まとめ:Webライターは専門分野を必ず持とう!
以上、結論をまとめると、Webライターが専門分野を磨くための方法は下記。
- 色々なジャンルの案件に手を出してみる
- 得意・好きなことを徹底的に調べる
- ジャンルの専門書を10冊以上読む
- 専門家に直接話を聞きにいく
- できるだけ自分で体験する
- 資格を取得する
- 単価の高いジャンルを狙って勉強する
Webライターが専門分野を磨くメリットは次の通りです。
- 提案が通りやすくなる
- クライアントからの信頼が厚くなる
- 高単価案件につながる
- 継続案件につながる
- 指名・署名記事が増える
上記メリットがありますので、Webライターとして活動する場合はぜひ専門分野を磨いてください。
また、基本の文章の書き方がわからない場合は下記ページを参考にしてみるのもおすすめですよ。
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