「Webライターってなくなるの?」
「Webライターの将来性が心配」
「今からWebライターになるのは遅すぎる?」
上記のようにお考えではありませんか。
確かに、ネットでは「Webライターはオワコン」「Webライターに将来はない」などと言われていますよね。
これからWebライターになってみたいけど不安で仕方ないという気持ちもわかるものです。
もちろん「スキルがある」という前提の話ではあります。
当記事の内容は下記です。
- Webライターの仕事は一部なくなる!
- スキルがあるWebライターの将来は明るい
- Webライターがなくなると思われる理由5選
- スキルがあるWebライターの未来は明るいといえる理由5選
- Webライタースキルアップ方法
Webライターの将来に不安を感じている場合は、ぜひ最後までご覧ください。
きっと、Webライターに安心して取り組むことができるようになりますよ。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターの仕事は一部なくなる!スキルのないWebライターには未来はない
Webライターの仕事は完全になくなることはないでしょう。
理由は後述します。
ただし、スキルがないWebライターには未来がありません。
本章では、スキルがないWebライターには将来性がないという事実についてお話ししていきます。
- 現時点でスキルのないWebライターは飽和している
- 将来、よりWebライターの数が増えれば案件の争奪戦になる
- 低単価でしか差別化できないライターになるとジリ貧
現時点でスキルのないWebライターは飽和している
実際、現時点でスキルのないWebライターは飽和しています。
その証拠として、超低単価(文字単価0.3円以下)の案件に多数のWebライターが応募している事実があるからです。
下記画像をご覧ください。
文字単価0.3円は決して高単価ではありませんが、上記の案件には105人が応募している事実があります。
募集人数1人に対して、105人の応募です。
つまり、低単価案件にも応募が殺到している程度には、Webライターが飽和しているというわけ。
もし上記の案件に受かったとしても、収入を計算すると下記が限界です。
文字単価0.3円の収入例
0.3円/文字×5,000文字/記事×20記事/月=30,000円
月100,000文字執筆しても、30,000円の収入です。
一見、お小遣いにしては悪くない数値に見えますが、1記事執筆に3〜5時間かかるため、時給は下記。
文字単価0.3円の時給
0.3円/文字×5,000文字/記事÷4時間/記事=375円/時間
です。
つまり、時給375円にしかならないということ。
文字単価0.3円ならアルバイトをした方がマシといえるでしょう。
将来、よりWebライターの数が増えれば案件の争奪戦になる
そして、上記の傾向はどんどん激化しています。
文字単価が0.5円を下回る案件は私がWebライターを始めた頃にはそこまでなかったはずです。
しかし、今では文字単価0.1円未満もザラ。
どれだけ書いてもお金にならない案件ばかりなのです。
さらに悪いこととして、Webライターは参入障壁があってないようなもの。
メモ
参入障壁とは?:業界に入るときの難関・壁
Webライターは良くも悪くも参考書を2〜3冊読めば始められてしまいます。
そのため、どんどんWebライター人口は増えているのが現状。
Webライターの数が増えれば、それだけ案件獲得競争が苛烈になるのは自明ですよね。
低単価でしか差別化できないライターになるとジリ貧
そして、さらなる問題は差別化ができないWebライターが多い点。
スキルや知識がないWebライターはどんどん自分を安売りして、低単価案件に応募するようになります。
その結果、
- 自分の単価が下がる
- 低単価案件しか受けられない
- 実績・スキルが身につかない
上記1〜3を繰り返すことになり、ジリ貧状態に陥ってしまいます。
差別化ができないと、苦しい状況になるというわけ。
一方、専門分野やSEO、文章力を磨いたWebライターは、どんどん単価が上がっていき、不自由することがないという二極化が起きているのです。
-
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スキルがあるWebライターの将来は明るい
スキルがないWebライターは厳しいと説明しました。
一方で、スキルがあるWebライターの将来は明るい……と考えられます。
なぜそう言えるのか、Webライターの現状をお話ししていきましょう。
- スキルがあるWebライターは実のところ数が少ない
- 文字単価2.0円以上の案件は意外と多い
- AIが進化しても高度なライティングはまだ人の方が有利
スキルがあるWebライターは実のところ数が少ない
Webライターが飽和しているという事実がありましたが、それはスキルがない方々に限った話です。
実際、私が取引しているクライアントは「ライターを探しているけど、なかなか良い人が見つからない」と言っています。
すなわち、Webライターそのものの数は多いのですが、クライアントが求めるレベルのライターは少ないのです。
言い換えれば、スキルがあるWebライターになれれば、引く手数多。
食いっぱぐれることはありませんし、何より案件がないといって困ることもありません。
文字単価2.0円以上の案件は意外と多い
なにより、文字単価2.0円以上の高単価案件はクラウドソーシングにもごろごろ存在します。
下記画像をご覧ください。
文字単価2.0円以上で絞り込んだ結果、クラウドワークスでは196件の案件がヒットしました。
すなわち、案件がない……ことはありません。
注意ポイント
もちろん、低スキルライターが受かるかどうかは別の話です。
スキルや知識があれば、高単価案件はごろごろ転がっているのが事実、という点だけは知っておいてください。
AIが進化しても高度なライティングはまだ人の方が有利
AIが進化するとライターの仕事が奪われるのでは?と考える人がいますが、現在はまだ心配する必要はありません。
少なくとも、AIに仕事を奪われるのは当分未来の話です。
そうは言っても……と不安になる気持ちはわかりますが、例えば
- レジ打ち
- 運転手
- 薬剤師
上記はロボットやAIが発達すると仕事が激減すると言われています。
しかし、だからといって運転手や薬剤師に今からなるのを控える人はいませんよね。
遠い未来、仕事がなくなるからといって、今選択しないことは愚かです。
そんなことを言い出したらどの仕事もできませんよ。
AIが人間と遜色ない能力を得る頃には人間が労働する必要性すらなくなるわけですから。
話がやや脱線しましたが、少なくとも今注意するべきことではありませんので、安心してください。
Webライターがなくなると思われる理由3選
では、なぜ世の中の人々が「Webライターはなくなる」「Webライターはオワコン」と言っているのでしょうか。
その理由を3つまとめました。
- AIの進化によりWebライターが取って代わられると思われるから
- Googleのアップデートなどで仕事を奪われると思われているから
- 5Gの影響で動画にコンテンツが取って代わられると思われているから
AIの進化によりWebライターが取って代わられると思われるから
AIの進化によりWebライターの仕事が奪われると思われているからが一番大きな理由でしょう。
確かに最近のAIの進化はめざましいものがあります。
ただし、まだまだ違和感ない文章をゼロから生み出すことはAIにはできません。
人間が書いた記事の方が読者の心に刺さったり役立ったりしているのが現状。
そのため、あまり心配する必要はないといえます。
ポイント
AIが発達してもし文章を書けるようになったとしても、AIの文章を確認・修正する人は需要があります。
そういったポジションになっていけばWebライターの未来は明るいですよね。
Googleのアップデートなどで仕事を奪われると思われているから
Googleのアップデートで仕事が奪われると思われている場合もあります。
というのも、ブロガーなどはGoogleのアップデートで収益を失う可能性があるから。
ただ、Webライターは自身のメディア運営が本業ではないので、複数社と取引していれば、アップデートの影響を受けることは少ないでしょう。
単純に、リスク分散し、アップデートで上がった会社とだけ取引を継続すればいいだけです。
ポイント
もちろん、アップデートで下がったサイトを立て直すという業務を提案できるWebライターも重宝されます。
可能性は無限大にあるので、Webライターはまだまだ需要が高い仕事でしょう。
5Gの影響で動画にコンテンツが取って代わられると思われているから
さらに5Gの影響で動画コンテンツにテキストコンテンツが取って代わられると思う方がいるのも事実。
ただし、動画とテキストは完全に置き換わることはないでしょう。
ポイント
なぜなら、上記が事実ならテレビや映画が出てきた時点で小説や新聞は淘汰されるはずだからです。
一方、現在でも小説や新聞は人気がありますし、ネットニュースなどテキストコンテンツはたくさん読まれています。
テキストのいいところと動画のいいところは別ですから、完全に置き換わることは考えにくいのです。
もちろん、動画の人気が今後出てくることは明らかですが、Webライターの仕事がなくなることと同義ではありません。
スキルがあるWebライターの未来は明るいといえる理由5選
その理由を5つご紹介します。
- AIはまだまだ高度な文章を書けないから
- 高単価案件に適応できるスキルあるWebライターの数はまだ少ないから
- 動画市場にもシナリオ作成の案件が存在するから
- GoogleのアップデートもSEOの本質を理解していれば対応できるから
- インターネット広告市場は年々成長しているから
AIはまだまだ高度な文章を書けないから
AIはまだ現役のWebライターに匹敵するような文章を書くことはできません。
そのため、まだまだWebライターの仕事はAIに取って代わられることはないでしょう。
特に専門分野の知識が必要であったり、SEOの知識・スキルが必要だったりする場合は、AIの能力では到底及びません。
そのため、淘汰される低スキルライターからいち早く脱して、重宝されるWebライターになりましょう。
高単価案件に適応できるスキルあるWebライターの数はまだ少ないから
また、高単価案件は多くあるにもかかわらず、応募できるWebライターが少ないのが事実。
高度な知識や技術が必要になる案件では、飽和している低スキルWebライターでは到底太刀打ちできません。
ポイント
そのため、もし周りのWebライターと差別化することができ、専門分野の知識・技術を身につけられれば、ガラ空きの高単価案件にエントリーし放題というわけ。
収入が増えるだけでなく、提案が通りやすいので、複数案件を同時に進めることも可能です。
リスク分散の観点からも複数社との取引は絶対的に重要なので、なるべく早くスキルを磨きましょう。
動画市場にもシナリオ作成の案件が存在するから
また、動画市場が成長してテキストコンテンツ作成がなくなる……のは完全に誤解です。
なぜなら動画シナリオの案件が舞い込んできているから。
下記のような案件がクラウドワークスにはありました。
動画にテキストコンテンツが取って代わられるのではなく、テキストコンテンツの新しい形が動画ということ。
シナリオライターとして独立する方が最近は多くなってきました。
GoogleのアップデートもSEOの本質を理解していれば対応できるから
Googleはアップデートをしますが、Googleの本質的な概念は「ユーザーの満足」です。
つまり、ユーザーの満足を追求してコンテンツ・サイトを設計すれば、アップデートの被害を受けることは少ないですし、もしアップデートで被害をこうむっても、すぐに対応することができます。
もちろん、SEOについての知識がない低スキルWebライターなら淘汰されてしまいますが、知識・スキルがあるWebライターならアップデートはむしろチャンス。
クライアントの下落したサイトを立ち直せるお手伝いができると提案できれば、クライアントからの評価も鰻登りでしょう。
インターネット広告市場は年々成長しているから
また、インターネット広告の市場は年々成長しているため、業界に流れるお金が大きくなりつつあります。
そのため、潤沢な予算を持ったクライアントが現れているので、高単価案件に困ることはありません。
もちろん、誰でも書ける低単価案件を発注しているクライアントは予算が少ないケースが多いので、そう言った意味合いでも稼ぐことは難しいでしょう。
ポイント
繰り返しお伝えしていますが、Webライターは知識とスキルが全て。
成長している業界において行かれないよう、日々勉強していきましょう。
仕事がなくなる心配をしなくていいようになるためのWebライタースキルアップ方法
さて、当記事の最後にWebライターのスキルアップ方法をご紹介します。
下記の3点を押さえておけば効率的にスキルアップできるでしょう。
- スクールで丸ごと学ぶ
- 参考書で知識をつける
- 実際の案件で添削を受ける
スクールで丸ごと学ぶ
まずはスクールで学ぶという方法。
スクールは知識を身につけながら添削もあるので、スキルを磨けます。
一番効率がいい学習方法でしょう。
料金が少々高い点は玉に瑕ですが、料金はWebライターとして独立できればすぐにペイできますよ!
おすすめのスクールは下記。
- KWスクール
- Writing Hacks
- udemy
- ストアカ
- 日本おうちワーク協会 Webライターdeおうちワーク講座
- 副業の学校
- ライターカレッジ
- コトバ大
- しんがり
各スクールの詳細については下記ページをご覧ください。
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参考書で知識をつける
また、スキルを磨くには向きませんが、知識だけをつけるなら参考書もおすすめです。
本を読むことで、正確な文章に触れるのも勉強の一環。
おすすめ参考書は下記です。
- 新しい文章力の教室
- 言葉ダイエット
- 沈黙のWebライティング
- 10年つかえるSEOの基本
- 人を操る禁断の文章術
- 一瞬で人の心を操る「売れる」セールスライティング
- 記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集
- 影響力の武器
中でも必見なのは
- 新しい文章力の教室
- 沈黙のWebライティング
の2冊です。
基礎を学びたい場合は、絶対に読んでおきましょう。
上記の書籍の詳細は下記ページをご覧ください。
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実際の案件で添削を受ける
3つ目の方法は一番オーソドックスな方法で、実践で学ぶといったもの。
クライアントの多くは、あなたの記事に添削・フィードバック(FB)をしてくれることがあります。
FBを素直に受け入れ、学習していけば効率的にスキルを伸ばせます。
注意ポイント
ただし「FBする代わりに文字単価1.0円未満です!」といった案件は危険なので注意してください。
優良クライアントなら、しっかり報酬を払いながら育ててくれます。
悪質クライアントは育てるという名目で、安くWebライターを買い叩くだけなので注意が必要です。
まとめ:Webライターはスキルさえあれば食いっぱぐれない!
結論をおさらいすると、Webライターはスキルがあれば食いっぱぐれることはありません。
将来性も十分だと考えられるでしょう。
ただし、
- 文章力
- SEO
- 専門分野
の知識・スキルがないライターは淘汰されていきます。
上記を学ぶためにはスクールか書籍、実践がおすすめと提案しました。
おすすめスクール・参考書をまとめたページは下記です。
あわせてご覧ください!
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【無駄?】Webライターおすすめ参考書・本8選!現役Webライターが勉強本を厳選
「Webライターにおすすめの参考書って何がある?」 「Webライターって参考書を読んだ方がいいの?」 「Webライターが勉強するのは参考書だけで十分?」 上記のようにお考えではありませんか。 &nbs ...
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