「Webライターに向いてない人の特徴って?」
「Webライターに向いている人はどんな人?」
「Webライターに向いていないなら挑戦するのはやめた方がいい?」
上記のようにお考えではありませんか。
Webライターって調べると「適正」とか「向き不向き」ってワードがよく目に入りますよね。
誰でもできるとかいう場合もありますが、実態はどうなのか気になるところでしょう。
結論からいうと、Webライターには向いてない人の特徴があります。
どんな人がWebライターに向いてないのか、あるいは適正があるのか、解説していきましょう。
当記事の内容は次の通りです。
- Webライターに向いてない人の特徴9選
- 逆にWebライターの適正がある人は読み書きが好きな人!
- Webライターに向いてない(と思っている)人がするべきこととは?
これからWebライターに挑戦してみたいけど、自分が向いているかわからない場合はぜひ参考にしてください。
当記事をご覧になれば、適正の有無がわかるでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターに向いてない人の特徴9選を現役ライターが解説!
Webライターに向いてない人の特徴を現役ライターの経験から列挙しました!
下記項目に当てはまる方は注意した方がいいでしょう。
- 読み書きが苦手
- 時間にルーズ
- 自己主張したい
- 素直になれない
- 技術を磨くことに楽しみを見出せない
- 好奇心がない
- 細かいことがどうでもよく大雑把
- ネットで愚痴を言いがち
- すぐに稼げると思っている
それぞれについて解説をしていきますね。
読み書きが苦手
読み書きが好きかどうかはWebライターに必須の素養です。
とはいえ、Webライターを検討されている方で書くのが嫌いという方はあまりいないでしょう。
ポイントは「読む」こと。
Webライターは実は書くこと以上に読むことが多い仕事です。
というのも、執筆以外の業務で
- クライアントの指示を読む
- マニュアルを読む
- 参考書を読む
- 競合他社の記事を読む
- 情報を調べるために文献・サイトを読む
上記のような「読む」作業が非常に多いんですよね。
Webライターの中には「書くのは得意だけど読むのが苦手だからキツい……」という場合は多々あります
ライターだから書ければいい、といった判断でWebライターになると痛い目を見る場合があるでしょう。
とはいえ、そこまで構える必要はありません。
- ネット記事をよく読む
- 小説や本をよく読む
- 新聞を毎日読む
- 国語が得意だった
といった方なら、なんなくWebライターに適応できますよ。
時間にルーズ
時間にルーズはWebライターとして致命的です。
Webライターは納期さえ守れば時間に関してはOKですが、納期を守れないWebライターに存在価値はありません。
どんな事情があれ、連絡なしの納期遅れをしてしまってはクライアントからの評価はダダ下り。
詳細は下記ページをご覧ください。
-
【鉄則】Webライターは納期厳守!遅れそうなときの対処法を現役ライターが解説!
「Webライターが納期に遅れるとどうなるの?」 「Webライターが納期を守るためにした方がいいことって?」 「どうしても納期に間に合わないときにWebライターがするべきことは?」 上記のようにお考えで ...
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もちろん、Webライタは朝起きる時間や眠る時間は自由です。
ただし、納期の一点だけはなんとしても守るようにしましょう。
自己主張したい
自己主張したい方もWebライターになるのは難しいでしょう。
というのも、Webライターは自己主張を基本は禁じられています。
※中級者〜上級者になると逆に個性を求められる場合はありますが……
どういうことかというと、Webライターは企業が求める記事を書く必要があり、その記事にライターの個性や主張は必要ないケースがほとんどなのです。
たとえば記事を書いたとして、
クライアント
この記事のここ、主観じゃなくて客観的なデータを提出してください。
筆者の主張は必要ありません。
といった指示を受けることが結構あります。
特にWebライター初心者は、企業の大量生産の記事を請け負うことが多いのですが、そういった記事では特に個性が嫌われます。
ようはマニュアル通り書いてください、ということ。
上記の理由から、自己主張したい、表現をしたいといった方にはWebライターはすすめられません。
素直になれない
素直になれない方、頑固な方もWebライターには向いてないといえます。
先ほど説明した通り、Webライターは修正依頼を必ず受けるものです。
企業が望む文章が書けるまで何度も修正をするもの。
その際、もし「私はこの表現の方が良いと思います」とクライアントに楯突く行為はご法度。
もちろん、ある程度スキルが身につけば、クライアントに提案するのも大事です。
しかし、初心者の頃から、
- 指示を無視する
- 頑固
といった状態だと、まともに案件を継続できません。
スキルも伸び悩むでしょう。
Webライターには、指示を柔軟に受け入れ対応していく能力が必要です。
技術を磨くことに楽しみを見出せない
また、Webライターはスキルを磨くことが大切な職業です。
そのため、向上心を持ってスキルを磨ける人じゃないと厳しいといえます。
特にサラリーマンをしている方は「◯時間働けばお金がもらえる」といった考え方が多い傾向にありますよね。
そのため、生産性をあげず、時間がすぎるのを待つ……といった方針の方もいることでしょう。
しかしWebライターでは上記は通用しません。
とにかくスキルを磨いて、クオリティを上げてといった対応をしないとクライアントから契約を切られてしまいます。
ポイント
Webライターはとにかく毎日勉強する!
といった意識が重要ですよ。
好奇心がない
Webライターには好奇心が大切。
物事に興味を持てない方はWebライターに向いてないと言わざるを得ません。
というのも、Webライターは多ジャンルの記事を書く必要があるから。
ポイント
特に初心者の頃はジャンルを選ぶ余裕がありませんので、上記の傾向は加速します。
多ジャンルの記事を書くとき、興味を持てないと記事執筆以前の調査が苦痛になってしまいます。
上記理由から「何にでも興味を持てる」のはWebライターにとって重要な素養というわけ。
細かいことがどうでもよく大雑把
Webライターは企業の記事を書くことがほとんどです。
企業イメージに傷をつける行為はしてはいけません。
そのため、細かいミス(誤字脱字や表記揺れ)などが許されないのです。
完成した記事を何度も読み返して、ミスがないかを徹底的に調べるような性格でないと、Webライターは向いてないといえます。
基本的に、神経質・几帳面な方がWebライターに向いており、大雑把な方は不向きという傾向にあります。
ポイント
とはいえ、大雑把だからWebライターになれないということでもありません。
- 記事の推敲は何度もする
- 誤字脱字は必ず繰り返し音読でチェックする
といったことを意識して業務にあたっています。
性格が向いてないからといって諦める必要はないということですよ。
ネットで愚痴を言いがち
ネットで愚痴を言う方はかなり気をつけた方がいいでしょう。
特にTwitterは注意。
Webライターは信用が一番です。
「この人には信頼して仕事を依頼したい」と思わせることができなければ、Webライターは活動できません。
にもかかわらず、WebライターがTwitterなどで
- クライアント批判
- 同業批判
- 案件や契約内容を公開
などをしていると「信用できない」と思われてしまいます。
結果的にTwitterでの発言が原因で
- 案件取り消し
- 案件が取れない
といった状態になり得るため、TwitterなどSNSの扱いは慎重にしましょう。
すぐに稼げると思っている
9つ目は、Webライターをすぐに稼げると思っている人。
すぐに稼げると思ってWebライターに参入する方は残念ながら業界を去っていきがちです。
Webライターは確かに、ブロガーやプログラマーに比べると、時間をかけずにお金が稼げる……わけですが、すぐに大金を稼ぐことはできません。
Webライターは、誰でも参入できますが、がっつり稼げるのはスキルを磨いた人だけです。
そのため、楽に・誰でもといったフレーズを頼りにWebライター業界に参入する方は脱落していくというわけ。
Webライターはあくまで事業です。
- スキル
- 実績
- 信頼
上記がなければ稼げないのは他のビジネスと同じですので、あまり甘く見ないようにしてくださいね。
逆にWebライターの適正がある人は読み書きが好きな人!
次にWebライターの適正がある人について簡単にまとめておきます。
結論として下記に当てはまる方はWebライターの素養アリです。
- 文章を読むのが好きな人
- 文章を書くのが好きな人
- 自分のスキルアップを楽しめる人
- 自分の知らないことに興味を持てる人
- 徹底的に調べることが苦じゃない人
- 自分の考えを整理するのが得意な人
- 他人を思いやることができる人
- 地道な作業を継続できる人
- 誰にも負けない専門分野がある人
それぞれを1個ずつ解説すると膨大な文量になってしまいますので、下記ページをあわせてご覧ください。
-
【厳選】Webライターの適正あり・向いてる人の特徴9選!月収40万円ライターが解説
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ただ、重要な点だけを説明しておくと、やはり読み書きが好きかどうかが重要です。
特に読むこと。
先ほど説明した通り、読むことに抵抗がある方は伸び悩みます。
Webライターに向いてない(と思っている)人がするべきこととは?
Webライターに向いてないかも……と思っても諦める必要はありません。
下記方法を実施することで、向いてないかもと思った状況を打破できる可能性があります。
- クライアント・案件を変える
- 仕事が嫌いになっているのか書くことそのものが嫌いなのか考える
- 知識と技術を身につける
- 細かいことにも注意を払う
- クライアントのフィードバック(修正依頼)に丁寧に対応する
クライアント・案件を変える
まずはクライアント・案件を変えてリセットすることです。
なんでもクライアントや案件のせいにすることを推奨しているわけではありません。
スキルが追いついていなければ、どんな案件でも稼げませんからね。
しかし、中には悪質案件が存在します。
悪質案件の例
- 超低単価(文字単価0.5円未満)
- 利用規約違反の案件
- テストライティングと謳い記事を持ち逃げする案件
上記案件ではいくら頑張っても成果は出ませんし、スキルも身につきにくいものです。
案件を切り替え、環境を変えることでリセットされ、働きやすくなる場合があります。
仕事が嫌いになっているのか書くことそのものが嫌いなのか考える
Webライターが嫌いになった場合、
仕事が嫌いor書くことが嫌い
上記二択のどちらに該当するかを考えてみましょう。
仕事そのものが嫌になった場合は案件があっていない可能性があります。
先ほど説明した通り、案件の切り替えを試してみてください。
一方、書くことそのものが嫌いになった場合はWebライターから一旦離れてみましょう。
Web業界のフリーランスの働き方を維持したいなら、
- デザイナー
- エンジニア
- イラストレーター
などさまざまな選択肢があります。
もし書くことが嫌でもWeb系フリーランスにはなりたい場合、業種を変えてみましょう。
Webライターより適正があるかもしれませんよ。
知識と技術を身につける
一番重要なのは知識と技術を身につけることです。
向いてない……と思うほとんどの方は実力不足が原因の場合がほとんど。
記事を書いたら修正依頼だらけで楽しくない、記事を書くのに時間がかかるといった問題は知識とスキルが解決してくれます。
- 修正依頼だらけの場合は修正依頼をまとめたメモの作成
- 執筆に時間がかかる場合は知識を身につける
上記で対応してみてください。
細かいことにも注意を払う
向いてないと思う方は、無理やり意識をすることである程度改善されます。
特に大雑把な性格の方はWebライターに向いていませんが、自覚して意識することでなんとかなる場合も。
たとえば
- 誤字脱字を気にかける
- 文のねじれがないか確認する
- 何度も読み返して推敲する
といったことは大雑把な性格でも意識することが可能です。
私自身、大雑把な性格を自覚していますので「もういいや!」と思わず、何度も確認する癖をつけています。
意識することで、苦手分野や弱点を克服できるでしょう。
クライアントのフィードバック(修正依頼)に丁寧に対応する
クライアントのフィードバック(修正依頼)に丁寧に対応することも重要です。
自分がWebライターに向いてないと感じるのは、フィードバックが大量にあって、キツいときでしょう。
フィードバックが多いのは、スキルが足りていなかったり、マニュアルの理解が不十分だったりしたときです。
その際はフィードバックになるべく丁寧に対応するように心がけてみてください。
少しずつ修正箇所が減っていき、だんだんWebライターという仕事が楽しくなってくるでしょう。
注意ポイント
ただし、何度対応しても修正依頼が一向に減らない、続けるのがキツいといった場合は案件を切り替えた方が良い場合もあります。
スキルアップにつながる修正依頼だと理解できるクライアントと仕事しましょう。
補足:Webライターを難しいと思うのは向いてないからではない!
Webライターを難しいと思うのは無理もありません。
Webライターは実のところ、始めた瞬間から「私には適正がある!」と思う人はまれです。
しかし、3年経つ今では「Webライターでよかった!」と思えているので、向き不向きは最初に判断するのは難しいのです。
もちろん、今回ご紹介した向いてない人の特徴にあてはまる場合は、適正があるとはいえませんが、すなわちWebライターが無理というわけでもありません。
もし、Webライターが向いてない……と実感する場合は、
- スキル不足
- 案件が悪い
上記の二択です。
それぞれについて説明していきましょう。
【スキルが足りない場合】スキルをスクールなどで磨く
スキルが足りない場合は、どれだけクライアントから修正依頼を受けてもまともに対応ができず、何度もリテイクを受けるといった状況から辛く感じてしまうものです。
スキルが足りない場合は、スキルを磨かないと解決されません。
スキルを磨くのにおすすめなのは、
- スクール
- クライアントのフィードバック
の2種類です。
スクールはお金を払って技術を教えてもらうものなので、丁寧な対応が期待できます。
一方、クライアントは逆にクライアントがお金を払っているので、対応は厳しめ。
メンタルが弱いと感じている方、優しく教えてもらいたい方にはスクールがおすすめです。
スクールの詳細については下記ページをご覧ください。
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案件が悪い場合もあるんですよね。
たとえば、
- 理不尽な修正依頼を出す
- 何回にも分けて修正依頼を出す
- 修正依頼がブレブレ
- 担当者が変わる度に修正依頼内容が変わる
などなどの場合。
上記はどれもクライアントのマニュアルや意識が統一されていない場合に起こるものです。
何度修正対応しても、別の切り口の修正依頼が来ると、やる気が削がれますよね。
まとめ:Webライターに向いてないからといって諦める必要は全くない
結論として、Webライターに向いてない人の特徴は下記です。
- 読み書きが苦手
- 時間にルーズ
- 自己主張したい
- 素直になれない
- 技術を磨くことに楽しみを見出せない
- 好奇心がない
- 細かいことがどうでもよく大雑把
- ネットで愚痴を言いがち
- すぐに稼げると思っている
とはいえ、上記に当てはまるからといってWebライターを諦める必要はありません。
もちろん、努力や工夫をしたくないならタイトルにある通り「やめとけ!」としかいえませんが、きちんと対応すれば、Webライターとして稼ぐことは可能です。
もし、向いてない人に該当しても下記に注意すれば、状況はかなり改善されるでしょう。
- クライアント・案件を変える
- 仕事が嫌いになっているのか書くことそのものが嫌いなのか考える
- 知識と技術を身につける
- 細かいことにも注意を払う
- クライアントのフィードバック(修正依頼)に丁寧に対応する
Webライターに向いてないからといって諦める必要はありません。
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