「Webライターの名前はペンネームでOK?」
「Webライターがペンネームを利用するメリット・デメリットは?」
「Webライターのペンネームの付け方は?」
上記のようにお考えではありませんか。
Webライターとして活動を始める際、ペンネームを付けるかどうか迷うところでしょう。
ペンネームをつけるにしてもどういったものを付ければいいかわからない場合もありますよね。
結論を先に言ってしまうとWebライターはペンネームOKです。
ペンネームOKな理由を中心にまとめました。
当記事の内容は次の通りです。
- Webライターはペンネームで全然OK!
- Webライターがペンネームを活用するメリット・デメリット
- Webライターがペンネームを設定するときのポイント
- Webライターがペンネームを決めるための方法
これからWebライターを始めたいけどペンネームを付けるか迷う……といった場合はぜひ参考にしてください。
最後までご覧になれば、もうペンネームについて迷うことはないでしょう。
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です。
Webライターはペンネームで全然OK!筆者もペンネームで月間40万円以上売り上げてます
実際、WebライターはペンネームでOKです。
その理由を本章ではまとめました。
理由を先に説明すると下記。
- 理由①:ペンネームで活動している人が多いから
- 理由②:契約を結ぶときは本名が明らかになる場合があるから
- 理由③:クラウドソーシングサイトは匿名でも十分活動できるから
理由①:ペンネームで活動している人が多いから
まずはペンネームで活動している人がそもそも多いからというもの。
私自身「村上」という名前で当メディアでは執筆していますが、こちらもペンネームです。
ペンネームを利用している理由は、本名が読みにくいからです。
些細なことではありますが、毎回ふりがなを付けるのも手間なのでペンネームを使用しています。
そのため、ペンネームを使ったから稼げない、などといったことはありません。
また、ペンネームを使っている方は私以外にも大勢います。
ペンネームライター
- ヨッピーさん
- ワカジツさん
などなど。
完全なペンネームではなくとも、名前の一部をカタカナにする、ひらがなにするなどの改変をしている方も含めれば、かなりの割合の方が本名そのままを使っていない印象です。
つまり、多くの方が本名を使っていないのだから、あなたがペンネームを使わなくても問題ないとうことです。
理由②:契約を結ぶときは本名が明らかになる場合があるから
また、ペンネームは活動の際にメインで使う名前ですが、契約や取引ではあまり意味がない場合があります。
実際に契約を結ぶときや、報酬を振り込んでもらうときは本名がバレる可能性が高いのです。
たとえば、銀行口座はペンネームが使えません。
注意ポイント
屋号付き口座を利用すれば、ペンネームを利用することも可能です。
そのため、取引先と契約やお金のやりとりをするときはペンネームが意味をなしません。
つまりあまりペンネームにこだわっても意味がないということ。
ただ、問題がないなら、ペンネームを利用してもいいので、多くの方がペンネームを利用している次第です。
理由③:クラウドソーシングサイトは匿名でも十分活動できるから
クラウドソーシングサイトではほぼ完全匿名で活動できます。
メモ
クラウドソーシングサイトとは?:ネットを介して業務委託を仲介するサイト。個人と企業のマッチングアプリのようなもの。
クラウドソーシングサイトによっては、本名が明らかになるものもありますが、基本は匿名でOK。
おそらく、初心者Webライターのほとんどがクラウドソーシングサイトを利用するでしょう。
そういった意味合いで、初心者Webライターは匿名活動が大丈夫というわけです。
Webライターがペンネームを活用するメリット5選
次はWebライターがペンネームを利用するメリットを解説していきます。
下記5つのメリットが挙げられます。
- 身バレしにくい
- 名前を覚えてもらいやすい
- 結婚しても引き続き同じ名前を使える
- 本名だと書きにくいジャンルでも執筆可能
- ネットに自分の名前が残らない
身バレしにくい
まずは身バレ防止のメリット。
副業Webライターなど、本業の人に名前がバレることを避けたい場合は、ペンネームが有効です。
取引先・クライアントには本名がバレるものですが、知人が該当するケースは限りなく可能性が低いのであまり気にする必要はないでしょう。
名前と顔が身バレする原因なので、ペンネーム・顔出しなしなら、基本的に身バレはしません。
とはいえ、
不用意な発言
- Webライターやってるんだよね!
- 〇〇ってメディアで執筆してるよ!
- 月収〇〇万円副業で稼いだ!
といった発言をしていると、SNSや、メディアのライター欄から身バレする可能性があります。
不用意な発言は控えましょう。
名前を覚えてもらいやすい
またペンネームは名前を覚えてもらいやすいキャッチーなものに設定できます。
たとえば本名が佐藤一郎などだと一般的すぎて覚えにくい場合があるでしょう。
そんなとき、キャッチーなペンネームを設定すると一気に覚えやすくなります。
名前を覚えてもらうと、
- 仕事を振ってもらいやすい
- 仕事を評価されやすい
- 単価が上がりやすい
といったメリットがあるので、ペンネームは覚えやすいものを設定しましょう。
結婚しても引き続き同じ名前を使える
女性に多いのですが、結婚して苗字が変わる場合でも、ペンネームは引き続き使えます。
結婚して名前が変わると色々手続きが大変ですが、ペンネームを利用していれば特に問題がありません。
もちろん男性でも苗字が変わる場合がありますので、ペンネームをとりあえず設定しておくのはありでしょう。
上記を踏まえると、ペンネームは本名の苗字にまつわるもの以外を設定した方がいいといえます。
たとえば、本名が「斉藤麻里」の場合、
斉藤アカネ
岡田マリ
上記2つのペンネームなら後者の方がおすすめです。
名前はよっぽどのことがない限り変わりませんので、名前は固定、苗字は変えるといったペンネームがいいでしょう。
本名だと書きにくいジャンルでも執筆可能
また、ペンネームなら身バレしにくいため、どんなジャンルの内容でも執筆可能です。
たとえばアダルトジャンルなどは本名では書きにくいでしょう。
しかしペンネームなら、問題ありません。
また、他のペンネームとアダルトジャンルを書くときはペンネームを変えるのもアリかと。
ペンネームは共通させた方が効率良いのですが、ジャンルごとに名前を変えても問題ありません。
ネットに自分の名前が残らない
また、Webライターを辞めたくなってもペンネームなら名前が残らないのでスムーズに辞められます。
一方、本名で執筆していた場合、名前がネットに残り続けるので、場合によっては悪影響があるときも。
たとえば炎上系の記事を本名で書いてしまった場合、就職活動に悪影響が出ることもあり得ます。
そのため、リスク管理としてペンネームを利用するのがおすすめ。
Webライターがペンネームを活用するデメリット3選
次はWebライターがペンネームを活用するデメリットを3つご紹介します。
- 信頼を獲得しにくい
- ペンネームによっては記名記事を断られる場合がある
- 取引先に本名はバレる
信頼を獲得しにくい
まずはペンネームによるのですが、信頼を獲得しにくいといったデメリットです。
基本的に本名の方が信頼は獲得しやすいといえるでしょう。
たとえば
- 超絶ライティング男
- 高橋ツトム
上記2名のWebライターがいたとして、信頼できるのはどちらかというと後者ではないでしょうか。
ペンネームと見ただけでわかるものはあまり良い印象を与えません。
裏を返せば、本名のようなペンネームなら問題はないといえます。
一般的にいそうな名前をペンネームにすればいいということ。
具体的なペンネームの付け方は後述します。
ペンネームによっては記名記事を断られる場合がある
また、ペンネームがあまりにもふざけたものだと、記名記事(ライター名が表示される記事)を断られる場合があります。
たとえば先ほどの「超絶ライティング男」というペンネームで金融系のメディアで記名記事の案件を取ることは難しいでしょう。
メディアのイメージとペンネームが合わないといった理由だけで、スキルがあっても落とされる場合は多いのです。
一方、高橋ツトムというペンネームなら、スキルが同等であれば「超絶ライティング男」より優先されます。
つまり、ペンネームは本名のように思えるものがふさわしいということ。
実際、私のペンネームが「超絶ライティング男」だったら少し記事を読む気が失せますよね……
取引先に本名はバレる
そして先ほども説明したところではありますが、取引先に本名はバレます。
そのため、完璧に本名を隠し通すのはかなり難しいでしょう。
方法としては、個人事業主になるとき屋号を設定し、屋号で口座を開設する。
という方法を取れば、本名バレの確率は下がります。
それでも完璧ではありませんので、ペンネームはクライアントには意味を成さないと思っておいてください。
Webライターがペンネームを設定するときのポイント5選
ここからはペンネームを付けるときのポイントを解説していきます。
下記5点について押さえておいてください。
- 覚えやすいペンネームを心がける
- 信頼性のあるペンネームを心がける
- 他人と被らないペンネームを心がける
- 将来使い続けられるペンネームを心がける
- SNSや個人ブログでペンネームは統一する
覚えやすいペンネームを心がける
覚えやすいペンネームを心がけてください。
たとえば下記のようなペンネームは避けるべきです。
- 難読漢字を多用している
- 長すぎる
- 一般的な名前
上記を踏まえると、下のような条件で名前をつけると効果的です。
- 簡単な漢字・カタカナ・ひらがなで構成
- 短い(2〜5文字程度)
- ちょっと変わった名前
なるべくコンパクトで読みやすいものが覚えやすいペンネームといえるでしょう。
信頼性のあるペンネームを心がける
信頼性のあるペンネームも重要な要素です。
先ほど「超絶ライティング男」といった名前はあまり好ましくないことを説明しました。
ふざけた名前は印象があまり良くありません。特に企業向けに記事を書く場合はその傾向が強くなります。
おすすめは本名に思えるようなペンネームです。
ポイント
苗字+名前の形を取っていれば、本名に見えるのでおすすめ。
他人と被らないペンネームを心がける
また、他人と被らないペンネームを心がけましょう。
Twitterやネットで検索をかけて、つけようとしているペンネームをすでに使っている方がいないか確認してください。
もし被っている場合は、別の名前にするといった対応が大事です。
有名Webライターの方と名前が被ると、色々問題が生じてきます。
自分のオリジナルの名前を見つけることが重要。
将来使い続けられるペンネームを心がける
またペンネームは長く使い続けられるかどうかも重要です。
たとえば流行に乗った名前をつけてしまうと、1年後や2年後に時代遅れの名前になってしまう可能性があります。
10年後でも使えるような普遍性の高い名前を設定しておくべきでしょう。
私の村上も10年どころか、100年後でも使えるペンネームだと思っています。
SNSや個人ブログでペンネームは統一する
SNSやブログなどを利用することが多いWebライターですが、ペンネームは統一しましょう。
理由としては、名前を統一することでブランディングが容易になるからです。
たとえば、記事を読んだ方が「このWebライターさん良いかも!」と思って検索をかけたとしましょう。
Twitterなどでその人のアカウントを見つけられると、そのまま仕事につながるパターンがあります。
一方、ペンネームを切り替えて使っている方だと、直接話すことができず、機会損失する場合も。
上記の理由から、Webライターがペンネームを利用するときは、SNSやブログといったメディアで統一するようにしましょう。
注意ポイント
ただし、アダルトジャンルなど、他の活動と切り分けたいときは、別のペンネームを利用することをおすすめします!
Webライターがペンネームを決めるための方法を解説!
Webライターがペンネームを決める方法を最後にご紹介します。
下記の方法が挙げられます。
- 自分の名前をもじって付ける
- ココナラなどプロに依頼する
自分の名前をもじって付ける
まずは自分の名前をもじってつけるというもの。
たとえば、山田隆(ヤマダタカシ)が本名の場合、川島タカシなどがおすすめ。
あまり深く考えず、苗字を変更し名前をカタカナにするといった具合。
上記なら、身バレの確率はかなり下がるでしょう。
タカシという部分は本名と同一なので、自分でも覚えやすいのが利点。
ココナラなどプロに依頼する
ネーミングセンスに自信がない場合は、ココナラなどでネーミングのプロにお願いする方法もあります。
クラウドソーシングサイトならコンペと呼ばれる方式があり、いくつか案を出してもらって、そこから選ぶといった方法も。
お金はかかりますが、ずっと使うものなので、満足いくペンネームをつけてもらいましょう。
補足:Webライターに顔出しは必要?結論、不要です(筆者はしているけど)
最後に補足として、顔出しは必要なの?という疑問にもお答えしておきましょう。
結論、顔出しはしなくて大丈夫です。
なぜなら、顔出しをせずとも稼いでいるWebライターは大勢いるから。
私も、当メディアで記事を書くまでは顔出ししていませんでした。
それでも月間40万円前後は稼げていたので、顔出しはそこまで必要性はありません。
注意ポイント
ただし、顔出しをした方が信頼性が上がるのは事実です。
とはいえ、初心者の頃は無記名記事が多いので、顔写真もあまり意味を成さないのが実情。
まとめ:Webライターはペンネームかつ顔出しなしでも十分稼げる!
当記事の結論をまとめると、Webライターはペンネームかつ顔出しなしでも十分稼げます。
その理由は下記。
- 理由①:ペンネームで活動している人が多いから
- 理由②:契約を結ぶときは本名が明らかになる場合があるから
- 理由③:クラウドソーシングサイトは匿名でも十分活動できるから
またペンネームをつけるときのポイントは次の通りです。
ポイント
- 覚えやすいペンネームを心がける
- 信頼性のあるペンネームを心がける
- 他人と被らないペンネームを心がける
- 将来使い続けられるペンネームを心がける
- SNSや個人ブログでペンネームは統一する
素敵なペンネームをつけて、気分よくWebライターに取り組むことをおすすめします。
また、ペンネームをつけるなら、あわせてブログも始めてみましょう。
ブログのメリットなどは下記ページで解説をしていますので、あわせてチェックしてみてください。
-
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