WEBライター

【真相】Webライティングはスマホで十分?無理な理由をライターが解説

「WebライターはiPhoneで仕事できる?」

「WebライターになりたいけどPCを買った方がいい?」

「Webライターになる上でiPadは選択肢に入る?」

上記のようにお考えではありませんか。

 

PCを持っていないけど、Webライターになりたい……できればiPhoneだけで完結したいと考えるのもわかります。

PCは最低でも数万円しますし、安い買い物ではありませんからね。

 

村上
ただし、結論からいうとWebライターでしっかり稼ぐにはPCが必須です。
なぜそう言えるのか、現役月収60万円Webライターの私、村上が徹底解説していきます!

 

当記事の内容は次の通り。

  • 【結論】WebライターはiPhone(スマホ)では不十分!
  • 案件次第ではiPhoneだけでもWebライター業務が可能な場合もある
  • Webライターをする上でどんな人はPCがおすすめ?どんな人ならiPhoneで良い?
  • iPadはWebライターの選択肢に入る?結論、PCの方が間違いない

 

これからWebライターを始めることをお考えの場合は、ぜひ最後までご覧ください。

 

 

【結論】WebライターはiPhone(スマホ)では不十分!

当記事の結論として、WebライターはiPhoneだけでは無理でしょう。

もちろん案件選びによっては、iPhoneだけで稼げるものも存在しますが、数が限られている上に効率が良くないので、おすすめはできません。

 

では、なぜiPhoneだけでは不十分なのか、その理由について解説していきます。

  • 理由①:iPhoneでは執筆がそもそも難しいから
  • 理由②:iPhoneではリサーチ(調査)が難しいから
  • 理由③:iPhoneだけではPC表記・タブレット表記が確認できないから
  • 理由④:契約関連や確定申告でPCとプリンター・スキャナーが必要だから

 

1つずつ説明していきましょう。

 

理由①:iPhoneでは執筆がそもそも難しいから

そもそもiPhoneでは執筆が大変です。

フリック入力になれている方にとっては、タイピングよりも速いよ?と考える方もいるでしょう。

 

しかし、画面の狭さがある上に、フリック入力するとき、iPhoneの画面の半分近くをキーボードが占めてしまいますよね。

そのため、入力した文章が完成した画面でどう見えるのかを確認できないのです。

 

Webライターは文章の内容はもちろんですが、何より見栄えを気にしなければなりません。

みづらい文章はすぐに読むのをやめてしまいますよね。

 

執筆中の画面を提示すると、PCは下記。

画面が広々していて、執筆した文章がリアルタイムでどう見えるのかを確認できますよね。

 

一方、iPhoneの執筆画面は下記です。

 

画面のほとんどをキーボードが占めているため、どう見えるのかがわかりませんよね。

上記の状態では、満足なWebライティングをすることは不可能といっても過言ではないでしょう。

 

理由②:iPhoneではリサーチ(調査)が難しいから

次はリサーチについて。

Webライターは執筆と同等以上の時間をかけてリサーチをします。

 

基本はWebで検索して情報を集め、噛み砕いて記事に起こしていきます。

そのとき、PCとiPhoneでは情報量の差が非常に大きいのがポイント。

 

たとえばPCで検索をかけたときは下記画面になります。

 

一方iPhoneの場合は下記です。

 

PCでは4記事分のタイトルが表示されていますが、iPhoneでは2記事分しか表示されていません。

しかも、PCの方は余白もあり、楽々調査ができますが、iPhoneではそうも行きません。

 

ページを開いて読むときも、スクロールが多くてしんどいでしょう。

調査においても、WebライターにはPCが必須といえます。

 

理由③:iPhoneだけではPC表示・タブレット表示が確認できないから

また、iPhoneの致命的な点としては、

  • PC表示
  • タブレット表示

が確認できないことです。

 

現在、Googleはレスポンシブデザインを推奨しています

メモ

レスポンシブデザインとは?:スマートフォン専用・タブレット専用・PC専用とデザインが切り替わるもの。どのデバイスでも読みやすいデザイン。

 

WordPressなどのCMSは基本レスポンシブデザインに対応しています。

しかし、iPhoneで執筆するときは、PC表示とタブレット表示を確認できません。

 

つまりPCとタブレットではどう表示されるか、雰囲気でしかわからないのです。

デザインが重要なことは先ほども説明しました。

 

ストレスなく読める文章を書くのがWebライターの仕事なのに、デザインが曖昧なのは言語道断です。

そのため、基本的な案件に関していえば、Webライターにとって、iPhoneは力不足ということ。

 

理由④:契約関連や確定申告でPCとプリンター・スキャナーが必要だから

また、契約や確定申告などの事務手続きでもPCは必須です。

もっというと、書類の取り扱いをするため、プリンターとスキャナーが必要。

 

iPhoneだけでは、クラウドソーシングなどアプリを仲介した契約しかできないため、かなり案件の幅が狭まります。

もちろん、それでいいといった場合はiPhoneだけでも大丈夫ですが、大きく稼ぐことはできないので注意してください。

 

村上
特に報酬を増やしたい人は直接契約が重要です。
契約書を取り交わすことが必須なので、必ずPCを導入しましょう!

 

案件次第ではiPhoneだけでもWebライター業務が可能な場合もある

とはいえ、iPhoneだけで全くWebライターの仕事ができないのかといわれると、そうでもありません。

案件を選べばiPhoneだけでも何とかなるケースがあります。

 

主に下記案件を狙ってみてください。

  • アンケート回答案件
  • 体験談・感想のライティング案件
  • 短文(〜2000文字)のライティング案件

 

アンケート回答案件

まずはアンケート案件。

簡単なアンケートに答えて数円〜数十円を稼ぐといったもの。

 

正直、報酬としては安すぎるのでおすすめできませんが、どうしてもiPhoneだけでお小遣いを稼ぎたい方には最適でしょう。

クラウドワークスでは「タスク」という形で発注されていることが多いので、確認してみてください。

メモ

タスクとは?:条件交渉が必要ない簡単作業

 

例えば下記のような案件が募集されていました。

出典:クラウドワークス

 

単価が8円、33円とかなので、1,000円稼ぐには125件、30件は回答しなければなりません。

ちなみに、そこから手数料(下記)が引かれます。

出典:クラウドワークス

 

村上
正直稼ぐのは難しいとは思います……。

 

体験談・感想のライティング案件

次は簡単な体験談や感想のライティング案件です。

さすがにアンケートよりは高額報酬ですが、SEOやWebライティングの知識が必要ないので、やはり単価は低いです。

メモ

SEOとは?:Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称。自身のコンテンツ(記事)を検索上位に表示する施策。

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クラウドワークスには下記のような案件がありました。

出典:クラウドワークス

 

先ほどより単価が上がりました。

ただ、作業目安が23分なので、効率よく捌かないと稼ぐのは難しいでしょう。

 

短文(〜2,000文字)のライティング案件

最後は本格的なライティング案件の中でも短文の物を探しましょう。

目安は2,000文字が限界かと思います。

 

ちなみに、クラウドワークスには下記案件がありました。

出典:クラウドワークス

 

上記の案件の詳細文には下記内容がかかれていました。

=============== 応募条件 ===============
※ PC、もしくはタブレット端末やスマートフォンから利用できます。
・修正の指示などに柔軟に対応し、締切を守れること
・きちんとしたコミュニケーションが取れ、途中で投げ出さないこと

引用:クラウドワークス

 

文字数が2,000文字未満でも、PC操作が必須となっている場合もあります。

村上
見切り発車で応募するのではなく、しっかり詳細を確認してからエントリーしましょう。

 

Webライターをする上でどんな人はPCがおすすめ?どんな人ならiPhoneで良い?

さて、ここまでで

「WebライターはPCじゃないときつい」

「お小遣い稼ぎならiPhoneでもいける」

と反対のことを説明してきました。

 

では、どういった方ならPCが必要か、どういった方はiPhoneで十分かを説明していきます。

結論、下記が基準になります。

  • 本業としてWebライターに取り組む方はPC一択
  • 副業でも月3万円以上のWebライター収入を狙う方はPCがおすすめ
  • 月3万円が稼げればいい方はiPhoneでもOK(PCがあった方が効率は良い)

 

本業としてWebライターに取り組む方はPC一択

まず、本業としてWebライターに取り組もうと考えている方はPC一択です。

Webライターは参入こそ簡単ですが、れっきとした事業。

 

甘い考えではいつまで経っても稼げません。

必ず執筆環境を整えて、100%のパフォーマンスを出せるようにしておいてください。

 

もしお金がなくてPCが買えない場合は、Appleなどのショッピングローンがおすすめです。

PCさえ手に入れば、Webライターの案件を毎月1〜2件消化すれば、月の支払いは余裕でしょう。

Appleローンの詳細はこちら

 

ちなみに、専業Webライターの私は下記のページでお話ししているような生活リズムで一日中、PCを使っています。

絶対にiPhoneではこの作業量は達成できません。

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本業としてWebライターを検討している場合は、必ずPCを導入しましょう。

 

副業でも月3万円以上のWebライター収入を狙う方はPCがおすすめ

副業なら基準を設けて、基準を超えるならPCを導入すればいいです。

結論としては、月3万円以上の収入が必要かどうか

 

なぜ月3万円なのかといいますと、1日1,000円の計算だからです。

アンケートなどのタスクを処理していって1日1,000円はかなり厳しいのが実情。

 

3万円以上を稼ぎたいなら、PCで本格的なライティングに挑戦した方がいいでしょう。

本格的なWebライターの案件なら、初心者でも文字単価0.5円〜1.0円程度あるので、月間6万〜3万文字書けばOK。

 

1日に換算すると

ポイント

文字単価0.5円:60,000文字/月÷30日/月=2,000文字/日

文字単価1.0円:30,000文字/月÷30日/月=1,000文字/日

です。

 

1日1,000〜2,000文字は、慣れれば2〜3時間あれば達成できる数値です。

そこまで難しいジャンルでないことが多いため、現実的でしょう。

 

村上
副業収入でもがっつり稼ぎたい方はちょっと無理してでもPCを購入してください。

 

月3万円が稼げればいい方はiPhoneでもOK(PCがあった方が効率は良い)

ただ、月3万円程度あればいい、どうしてもPCを買うお金がないといった場合はiPhoneでもOKです。

とはいえ、効率はかなり悪いので覚悟は必要。

 

たとえば、先ほどのタスクは1件8円とかです。

月間3万円稼ぐためには、3,750件のタスク処理が必要な計算。

 

1日換算すると

ポイント

3,750件/月÷30日/月=125件/日

となり、毎日125件のタスク処理が必要です。

 

正直、現実的な数値ではありません。

根性でいけないことはないでしょうが、体を壊す可能性ああります。

 

村上
3万円未満ならiPhoneでもOKですが、できればPCを導入してください。

 

補足:iPadはWebライターの選択肢に入る?結論、PCの方が間違いない

最後に補足として、iPadはWebライターの選択肢に入るのか否かを解説していきます。

結論は、PCの方が間違いありません

 

なぜそういえるのかを解説していきましょう。

  • 理由①:iPadでできることはPCはできるが、逆は無理なことが多い
  • 理由②:iPadで執筆環境を整えるとPCと同じくらいの金額がかかるから
  • 理由③:iPadの強みであるタッチ操作はWebライティングに活きないから

 

理由①:iPadでできることはPCはできるが、逆は無理なことが多い

まず、何より重要なことはできることの多さです。

確かにiPadはできることが多く、”ほぼPC”ですが、あくまで”ほぼ”。

 

できないことも結構多いんですよね。

確かに、Webライターの業務執筆に限った話なら、iPadでもできないことはありません。

 

ただし、PCでしかできない作業(ソフトやアプリの利用)をクライアントに依頼されたとき、デバイスがiPadだから断らないといけないシーンが絶対にあります。

ポイント

要はiPadしか持っていないから機会損失になるということ。

 

iPadとデスクトップのPCなど、iPadをサブマシンとして利用するなら問題ありませんが、メインマシンとして使用するのは限界があるので注意してください。

 

理由②:iPadで執筆環境を整えるとPCと同じくらいの金額がかかるから

また、金額の面でもiPadが安いから!と思うのも注意が必要です。

 

iPadで執筆活動するなら、

  • キーボード
  • マウス
  • スタンド

が必須。

 

上記がないと、まともに執筆はできないと思ってください。

村上
実際、過去私もiPadで執筆したことがありますが、上記を追加購入しました……。

 

で、どれだけ安くしようと思っても、あまりにも安物を買うと作業効率が落ちてしまいます。

それなりのグレードのものを用意しようと思うと、

  • キーボード:数千円〜数万円
  • マウス:数千円
  • スタンド:千円〜数千円

といった出費が追加でかかってきます。

 

iPadが数万円なのを考えると、新たにiPadを購入してWebライティングのデバイスにするなら、安価なPCを購入した方がいいでしょう。

iOSとの互換性が欲しいなら、M1 MacBook Air(筆者のイチオシ)が11万円ほどで購入できるのでおすすめです。

M1 MacBook Airはこちら

 

理由③:iPadの強みであるタッチ操作はWebライティングに活きないから

そして何よりの欠点が、iPadの強みを活かせないこと。

iPadはタブレットです。

 

タッチパネルを搭載しており、直感的な利用が可能。

しかし、Webライティングで使用するなら、

  • キーボード
  • マウス
  • スタンド

を用意する必要があります。

 

上記の状態をよくみてください。完全にPCと同じです。

しかも、それぞれがバラバラに用意しないといけない時点で、荷物もかさばります。

PCを買った方が満足度が高い以前に、持ち運びが楽なのではないでしょうか。

 

上記の理由から、持っているならiPadは選択肢に入るけど、これから買うならPCがおすすめという結論です。

 

まとめ:Webライターはちょっと頑張ってでもPCを買おう!

以上をまとめますと、WebライターはちょっとがんばっでもPCを買いましょう!

iPhoneでは限界があります。

 

その理由は下記。

  • 理由①:iPhoneでは執筆がそもそも難しいから
  • 理由②:iPhoneではリサーチ(調査)が難しいから
  • 理由③:iPhoneだけではPC表記・タブレット表記が確認できないから
  • 理由④:契約関連や確定申告でPCとプリンター・スキャナーが必要だから

 

上記理由があるため、iPhoneでの執筆は最低限に抑えましょう。

どうしても、といった場合は「目標月収が3万円を超えるかどうか」で検討するのもありです。

 

ちなみに、WebライターにおすすめのPCについての記事は下記です。

あわせてご覧ください!

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