「Webライターのレベルって低いの?」
「Webライターのレベルが低いっていわれる原因は?」
「低レベルWebライターから脱出する方法は?」
上記のようにお考えではありませんか。
ネットを見ていると「Webライターは低レベル」「ロクな記事を書けない」などと散々ないわれようです。
実情としてWebライターのレベルは低いのでしょうか。
結論、レベルの低いWebライターが多いのは事実です。
当記事では、なぜWebライターのレベルが低いといわれているのか、またどうすれば低レベルWebライターから脱出できるのかを解説しています。
当記事の内容は次の通りです。
- 前提としてWebライターのレベルが低いのは事実!世間の声を紹介
- なぜWebライターのレベルが低いと言われるのか?原因9個を解説
- レベルの低いWebライターを脱するための解決策9個を解説
現在、Webライターのレベルの低さが気になっている方はぜひ参考にしてください。
最後までご覧になれば、Webライターの実情を知ることができるでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
前提としてWebライターのレベルが低いのは事実!世間の声を紹介
結論からいうと、Webライターのレベルが低いのは事実です。
もちろん、高額報酬を得ている凄腕Webライターも存在するので、Webライター全員が低レベルというわけではありません。
一部を除いた多くのWebライターが低レベルと思われているということ。
では実際にWebライターはどう思われているのか、具体的な声を集めてみました。
要約すると次の通りです。
- 昔は低レベルライターはそもそもライターになれなかった
- 不勉強さが目立つ
- プロと名乗って欲しくないレベルの原稿ばかり
私自身、Webライターとして耳が痛いところではありますが、それぞれの意見を紹介していきます。
昔は低レベルライターはそもそもライターになれなかった
まずはライターにそもそも昔はなりにくかったという意見。
Web系のライターのレベルの低さは最近目立つよね。というか、昔から一定数レベルの低い人は居たんだけど、そういう人はまずライターにはなれなかった。
— うすうすくん君主 (@kirari_tenga) November 10, 2016
最近Webライターのレベルが低下している……というよりも、参入障壁が下がりすぎているというツイートです。
昔のライターといえば
- 出版社
- 新聞社
などの紙媒体のメディアで活動する方を意味していました。
確かに、紙媒体のライターは簡単にはなれないので、レベルが高かったといえるでしょう。
一方、現在はWebメディアが爆発的に増加しており、Web中心で記事を書くWebライターが増加しています。
その結果、昔ならライターと名乗れなかったような低レベルな方がたくさん業界に流れ込んでいるのです。
不勉強さが目立つ
Webライターの不勉強さについて苦言を呈しているツイートです。
https://twitter.com/b1_reme/status/1346053191910055937
Webライターは一般的に「ネットの情報を切り貼りする仕事」と揶揄されることがあります。
実態は概ねその通りです。
特に初心者でなんの権威性もないWebライターの場合は、ネットの情報をつなぎ合わせてコンテンツを作る場合がほとんど。
その際、学術論文や書籍を参考にする方は非常に少ないので、誤った情報を記載する不勉強なWebライターが多いのも事実です。
今では論文や公的機関の調査をベースに正確な記事を書くことを意識していますが、そういった意識があるWebライターは少ないのが実情でしょう。
プロと名乗って欲しくないレベルの原稿ばかり
原稿のレベルが低いという意見です。
いわゆる「Webライター」を自称する低価格帯お仕事受注ライターさんがうちの講座を受講してくれてるんですけど、本人にも直接言いましたが、はっきりいってこれでプロのライターと名乗ってはほしくないレベルの原稿ばっかり。でも…(続く)
— 臼井総理の日常。【裏】 (@knightrider777) February 26, 2016
特に低価格帯で仕事を受けている初心者Webライターは、プロを名乗るのはどうか?といった意見もあります。
確かに、メディア運営者の立場から見ると、採用した自称プロライターがレベルの低い記事を納品したらがっかりするのは当然ですよね。
とはいえ、きちんとトレーニングすればレベルは上がっていくので、悲観的になる必要もないとは思います。
なぜWebライターのレベルが低いと言われるのか?原因9個を解説
なぜ、Webライターのレベルが低いといわれるのか、その理由・原因9個をまとめました。
- コピペ(や安易な書き換え)で納品する
- 基本的な文章が書けない
- リサーチが甘い
- SEOの知見がない
- WordPressやGoogleドキュメントなど執筆ツールが使えない
- 納期に遅れる
- 誤字脱字だらけ
- 連絡なく飛ぶ
- こたつ記事しか書けない
コピペ(や安易な書き換え)で納品する
まず最悪のケースがコピペや安易な書き換えで納品するWebライター。
業界でコピペは完全なNG行為。
最悪クライアントが著作権違反で訴えられる事案です。
そのため、どれだけ納期がタイトでも、執筆が難しくてもコピペだけはしてはいけません。
もちろん、丸々コピペするのはだめと知っていても
- 助詞を変える
- 文末表現を変える
- 語順を変える
といった安易な書き換えもダメです。
もし、コピペ(や安易な書き換え)がバレた場合は一発でレッドカード。
契約解除です。
場合によっては損害賠償請求される場合もありますので、十分気をつけましょう。
基本的な文章が書けない
文章力がそもそも足りない場合も低レベルと思われてしまうでしょう。
文章力が足りない文章としては下記が挙げられます。
- 文末が連続する
- 主語と述語の関係がおかしい
- 一文が長い
- 句読点の打ち方が変
などなど。
基本的な文章力がないWebライターはどれだけ知識やスキルがあっても低レベルな印象を与えてしまいます。
とはいえ、文章力といってもそこまで高いレベルのもが要求されることはありません。
せいぜい中学生が理解できるような文章であればOK。
巧みな比喩や倒置法などの凝った表現技法は必要ないのでご安心ください。
ポイント
Web記事はわかりやすさがポイントです。
リサーチが甘い
Webライターは情報を調べる時間が非常に多い仕事です。
その際、調査した情報が甘い(古かったり間違っていたり)場合、Webライターとしてのレベルが低いと思われてしまいます。
リサーチをするときは、ネットのあやふやな情報ではなく、公的機関や大企業の出している情報を利用するようにしましょう。
出典が曖昧な情報は書かない方がマシです。
調査するときは「ここの情報なら間違いない!」と思えるサイト・文献を参考にしましょう。
注意ポイント
注意点として、Wikipediaは参照しないようにしてください。
誰でも編集が可能なものなので、間違いが結構あるからです。
SEOの知見がない
SEOの知見がないWebライターも低レベル判定されてしまいます。
メモ
SEOとは?:自身のコンテンツ(記事)を検索結果の上位に表示させる施策のこと
WebライターにとってSEOは必須の知識・スキルです。
詳細は下記ページをご覧ください。
-
【難解?】Webライター必須項目「SEO対策」とは?Webライティングのコツを解説
「Webライターに必要って言われるSEOとは?」 「WebライターがSEOを学ぶ意味は?」 「WebライターがするべきSEOのテクニックって何があるの?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 &n ...
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SEOの知識がないと、クライアントの指示を100%理解できなくなってしまいます。
その結果、意思疎通が難しいWebライターという評価になり、契約解除……なんてことも。
SEOについての勉強も忘れずにしておきましょう。
WordPressやGoogleドキュメントなど執筆ツールが使えない
WordPressやGoogleドキュメントなど執筆に使うツール・システムが使えないのも致命的です。
募集文に「WordPressに直接入稿」などと条件で書かれている場合があるので、使えないとそもそも応募すらできません。
最低限
- Word
- Googleドキュメント
- WordPress
は使えるようにしておきましょう。
しかし、クライアントから「Word納品でお願いします」と依頼を受けて使えるようにしました。
納期に遅れる
納期に無断で遅れるのも言語道断。
Webライターが守るべき時間は納期のみだからです。
(クライアントへの返信なども早いに越したことはありませんが……)
納期に遅れそうになった場合は、まず連絡しましょう。
謝罪して、その後どういう対応をするかを提示すればある程度印象は回復します。
注意ポイント
ただし、絶対に無断での納期遅れは避けてください。
企業によっては一発で契約解除案件だからです。
納期遅れについてのページもありますので、あわせてご覧ください。
-
【鉄則】Webライターは納期厳守!遅れそうなときの対処法を現役ライターが解説!
「Webライターが納期に遅れるとどうなるの?」 「Webライターが納期を守るためにした方がいいことって?」 「どうしても納期に間に合わないときにWebライターがするべきことは?」 上記のようにお考えで ...
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誤字脱字だらけ
誤字脱字だらけは如実にレベルの低さを感じられる点です。
読み返しをしていない→推敲をしていない
といった印象を与え、低レベルな記事の可能性があるという評価につながります。
- 音読する
- スマホで読む
- 印刷して読む
などの対策で誤字脱字は解消できます。
面倒くさがらず、必ずチェックしましょう。
連絡なく飛ぶ
連絡なく、案件を放置=飛ぶのは絶対にやめてください。
理由としては契約の不履行は訴えられてもおかしくない問題だからです。
クラウドソーシングでも直接契約でも、連絡なしで案件を放棄するのは禁止。
必ず取引を全うする、あるいは話し合いをして途中で解除するかの二択です。
注意ポイント
しかし、Webライターでは突然飛ぶ人が意外と多いのが実情。
そのためきちんと取引を全うすれば、それだけでクライアントからいい印象を得られます。
社会人としての常識なので、きちんと連絡を取るようにしてくださいね。
こたつ記事しか書けない
こたつ記事しか書けないのも低レベルWebライターといわれる原因です。
メモ
こたつ記事とは?:自宅などで完結する記事。ネットの情報を切り貼りするだけの内容がほとんど。こたつに入ったまま書けるといった意味合い。
Webライターのほとんどがこたつ記事しか書けません。
そしてこたつ記事はオリジナルの情報がないので、評価が低くなる傾向にあります。
こたつ記事以外の記事としては
- コラム
- 取材記事
などが挙げられます。
特に取材記事は書ける人が少ないので、ぜひトレーニングして案件を取ってみてください。
単価も高いのでガッツリ稼げますよ!
レベルの低いWebライターを脱するための解決策9個を解説
次はレベルの低いWebライターを脱するための方法をご紹介していきます。
下記を絶対に押さえておいてください。
- スクールに通う
- 参考書を読む
- クライアントのフィードバックをメモしていく
- (参考書以外の)本をたくさん読む
- SEOの勉強をする
- 個人ブログを運営してメディア運営のノウハウを学ぶ
- 徹底的にリサーチする癖をつける
- クライアントとの連絡を密に取る
- 絶対に連絡なしの納期遅れをしないようにする
スクールに通う
まずおすすめなのはスクールに通うことです。
スクールでは体系的に知識を学べるだけでなく、添削があることで効率よくスキルを学べます。
スクールに通えば、これから紹介する対策を丸ごとカバーできるので、余裕があればスクールを検討してみてください。
おすすめスクールについては下記でまとめています。
-
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参考書を読む
次は参考書です。
スクールに通うお金はないといった場合に利用できる方法といえます。
おすすめ参考書は下記です。
- 新しい文章力の教室
- 言葉ダイエット
- 沈黙のWebライティング
- 10年つかえるSEOの基本
- 人を操る禁断の文章術
- 一瞬で人の心を操る「売れる」セールスライティング
- 記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集
- 影響力の武器
全てに目を通す必要はありませんが、上記から1〜3冊を選んで勉強してみることをおすすめします。
それぞれについての詳細は下記ページをご覧ください。
-
【無駄?】Webライターおすすめ参考書・本8選!現役Webライターが勉強本を厳選
「Webライターにおすすめの参考書って何がある?」 「Webライターって参考書を読んだ方がいいの?」 「Webライターが勉強するのは参考書だけで十分?」 上記のようにお考えではありませんか。 &nbs ...
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クライアントのフィードバックをメモしていく
実践して学ぶのもおすすめ。
クライアントからフィードバック(修正依頼)を受けた際は必ずメモしていきましょう。
そして次納品するとき、作ったメモを確認して修正すればスキルが磨かれるでしょう。
ただし、よそのフィードバックの内容を他のメディアの記事に反映させるのはやめておきましょう。
フィードバックはあくまで企業の目指す記事の方向性なので、他のメディアではズレが生じる場合があるからです。
ポイント
そのため、クライアントごとにメモを用意する必要があるというわけ。
(参考書以外の)本をたくさん読む
参考書以外の本をたくさん読みましょう。
出版されている本は基本的に間違いがほとんどありません。
さらにさまざまなことを学ぶことが可能です。
- 言葉遣い
- 表現
- 文章の展開
- 相手を惹き込む表現
上記は本を読むたびに感心する内容です。
やはりプロが書いた・校閲された文章はクオリティが段違い。
Webライターも紙媒体なみの文章が書ければレベルが低いとはいわれないでしょう。
SEOの勉強をする
SEOの勉強も重要です。
とはいえ、SEOに明確な正解はありません。
Googleが目指しているのは「読者が満足する検索結果を作ること」です。
ポイント
理想の検索結果に自分の書いた記事が選ばれるようにするのがSEO。
つまり、読者に寄り添い、悩みや問題を一撃で解決する記事を書けば、自然と評価されるというわけ。
SEOは奥深いので、常に新しい情報を仕入れてみてください。
個人ブログを運営してメディア運営のノウハウを学ぶ
個人ブログを運営するのも重要です。
WordPressの取り回しからキーワード選定、サイト設計、記事執筆、リライトまで全て自分でする必要があります。
つまり、メディア運営をトータルに勉強できるということ。
個人ブログはポートフォリオとしても利用できるので、ぜひ開設しましょう。
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徹底的にリサーチする癖をつける
徹底的にリサーチする癖をつけましょう。
情報ソースは信頼ができるサイト、権威性があるサイトが絶対条件です。
また場合によっては論文を参考にするのもアリ。
とにかく情報の正確性をチェックするようにしましょう。
クライアントとの連絡を密に取る
クライアントとの連絡を密に取るようにしましょう。
クライアントに相談がある、不明点があるときはすぐに連絡し、解決する癖をつけてください。
鬱陶しくおもわれないかな……と不安になる場合もあるでしょうが、書ききってから修正依頼を出す方がクライアントは大変です。
積極的に相談して、意欲があることをアピールしましょう。
クライアントと仲良くなると、Webライター以外の業務
- 構成作家
- 添削
- ディレクション
などを振ってもらえる可能性もありますよ!
絶対に連絡なしの納期遅れをしないようにする
連絡なしの納期遅れは厳禁です。
もし遅れそうなときは、早めに連絡しましょう。
そして、
- 謝罪
- 遅れそうな旨を説明(言い訳がましくならないように)
- 絶対に納品できる日時を指定
- 結びの言葉
上記のようなメッセージを作成して送信しましょう。
ただし、あまりにも納期延長が繰り返されると、契約解除になります。
まとめ:低レベルWebライターといわれないための工夫を日々することが大事
以上、結論をまとめますとWebライターはレベルが低い人が多いのは事実です。
Webライターが低レベルといわれる理由は下記。
- コピペ(や安易な書き換え)で納品する
- 基本的な文章が書けない
- リサーチが甘い
- SEOの知見がない
- WordPressやGoogleドキュメントなど執筆ツールが使えない
- 納期に遅れる
- 誤字脱字だらけ
- 連絡なく飛ぶ
- こたつ記事しか書けない
対策は次の通りです。
- スクールに通う
- 参考書を読む
- クライアントのフィードバックをメモしていく
- (参考書以外の)本をたくさん読む
- SEOの勉強をする
- 個人ブログを運営してメディア運営のノウハウを学ぶ
- 徹底的にリサーチする癖をつける
- クライアントとの連絡を密に取る
- 絶対に連絡なしの納期遅れをしないようにする
ハイレベルWebライターを目指してスキルアップしましょう。
また、月収40万円以上を目指す具体的な手順についてもまとめています。
あわせてご覧ください。
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