「Webライターのプロフィールってどう書けば良いの?」
「Webライターがプロフィールを書く意義は?」
「初心者Webライターはどんなプロフィールを書けば良い?」
上記のようにお考えではありませんか。
クラウドソーシングサイトに登録したものの、プロフィールの作り方がわからない場合も多いですよね。
先輩Webライターのプロフィールは実績がすごいことになっていて参考にならないなんてことも。
そこで当記事では、Webライターのプロフィールの作り方を徹底解説しました。
実績がない場合でも受注率が高くなる裏技まで解説します。
当記事の内容は次の通りです。
- Webライターがプロフィールを丁寧かつ効率的に書くべき理由
- Webライターがプロフィールに書くべき項目
- Webライターがプロフィールを書くときのポイント
- 実績がないWebライターがプロフィールを攻略する裏技
プロフィールがよくわからないとお困りの場合はぜひ参考にしてください。
最後までご覧になれば、プロフィールについての悩みが解決し、受注率の上がるプロフィールが作成できるでしょう。
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です。
Webライターがプロフィールを丁寧かつ効率的に書くべき理由
まず、Webライターがプロフィールを書く理由を解説していきましょう。
下記3つが理由として挙げられます。
- 理由①:提案時、クライアントは必ずプロフィール(または提案文)を確認するから
- 理由②:スカウトするときにプロフィールで検索をかけるから
- 理由③:直接契約時の名刺がわりになるから
理由①:提案時、クライアントは必ずプロフィール(または提案文)を確認するから
こちらから案件に応募した際、クライアントはよっぽど忙しい場合を除いて、必ずWebライターのプロフィールを確認します。
必ず確認され箇所である以上、しっかり書いておかないといけないことはお分かりでしょう。
もし、全く同じ内容の提案文を書いているライバルがいたとして、プロフィールに差があれば必ずプロフィールが充実している方が選ばれます。
つまり、提案文も重要ですが、採用されるためにはプロフィールも重要というわけ。
※提案文については下記ページをご覧ください。
-
【困る】Webライターの自己PR・提案文・営業はどうしたらいい?現役ライターが解説
「Webライターの自己PRって何を書けばいいの?」 「Webライターの提案文の書き方がわからない」 「自己PRや提案文で書くことがないときはどうしたらいい?」 上記のようにお困りではありませんか。 & ...
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理由②:スカウトするときにプロフィールで検索をかけるから
また、Webライターから応募する場合以外にも、スカウトという制度があります。
メモ
スカウトとは?:クライアントからWebライターを検索し、声をかけるという仕組み。
スカウトは提案文を送らず、プロフィールだけを見て声をかけられるものなので、よりプロフィールが重要です。
プロフィールがスカスカだったり、白紙だったりするとまず声はかかりません。
理由③:直接契約時の名刺がわりになるから
上記はクラウドソーシングサイトの話でしたが、直接契約のときもプロフィールは重要です。
この場合、プロフィールはクラウドソーシングサイトではなく、自身のブログやTwitterなどの個人メディアで作成します。
直接契約の提案時に、プロフィールとポートフォリオをあわせて提出することが多いのです。
その際ポートフォリオがしっかりしていても、プロフィールがスカスカだと採用はされにくいでしょう。
ちなみにポートフォリオについては下記をご覧ください。
-
【必見】現役Webライターのポートフォリオ例を5つ紹介!作成方法も徹底解説!
「Webライターのポートフォリオ例を見てみたい」 「Webライターとしてポートフォリオを作りたい」 「Webライターのポートフォリオを作るコツや注意点は?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 & ...
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【受注倍増】Webライターのポートフォリオの作り方!採用率アップの秘訣3選!
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直接契約は報酬の効率がいいので、早い段階でクラウドソーシングから移動するべきです。
ぜひプロフィールを磨いて、案件を獲得しましょう。
Webライターがプロフィールに書くべき項目
次はWebライターがプロフィールに書くべき項目についてです。
下記項目について丁寧に書いていきましょう。
- 経歴
- スキル
- 実績
- 使えるツール
- 興味・関心
- 対応可能な時間帯・稼働可能時間
- 単価・報酬に関する内容
経歴
まずは経歴からです。
自分がどういったキャリアを積んできたのか、Webライターとしてどれくらいの経験があるのかを説明しましょう。
例としては下記のような感じ。
例
【経歴】
〇〇大学卒業後、新卒で××(会社名)に就職しました。
上記の会社で営業を3年経験しています。
また、副業でWebライター・プログラマーとして活動しており、それぞれ
- Webライター歴:2年
- プログラマー歴:1年
です。
Webライターとしては〜〜といった案件を中心に執筆してきまして、プログラマーとしては〜〜を経験しています。
経歴はスキルや実績に比べると優先度は低いのですが、その人がどんな人生を歩み、どういった経験があるのかをクライアントはよくみています。
経歴はきちんと書いておくようにしましょう。
スキル
次はスキルです。
スキルは幅広く書いておくことをおすすめします。
理由は、さまざまなクライアントから幅広い案件のチャンスをもらうことができるから。
具体的には下記のような書き方がおすすめ。
ポイント
【スキル】
- Webライティング:ライター検定◯級取得・サグーワークスプラチナライターに認定
- SEOライティング:KW「〇〇」で検索1位を獲得(できれば証拠画像添付)
【資格】
- 薬事法管理者
- ファイナンシャルプランナー2級
- 宅建士
- コスメライター
ライティングに関する知識以外にも、役立ちそうな資格などはどんどん記載しましょう。
実績
実績はスキルを裏付けるものなので、こちらも重要です。
実績を示すときは徹底的に数字を使って具体性を出していきましょう。
例は下記。
ポイント
【執筆本数】
- 脱毛・美容系記事:200本
- 健康・ダイエット系記事:50本
- Wi-Fi・光回線系記事:70本
【SEO実績】
- KW「〇〇」で検索1位:証拠画像、検索ボリューム〜〜
- KW「××」で検索1位:証拠画像、検索ボリューム〜〜
- KW「▲▲」で検索3位:証拠画像、検索ボリューム〜〜
その他、検索5位以内が48個。
【サイトへの貢献】
- サイトA:執筆に携わった半年で〇〇PV増加(自身が執筆した記事のPVは〜〜)
- サイトB:執筆に携わった10ヶ月で××PV増加(自身が執筆した記事のPVは〜〜)
上記はとにかく数字を意識して書いています。
数字は客観的事実なので、クライアントも理解しやすいんですよね。
なるべく数字を使った表現を意識しましょう。
使えるツール
ツールは如実に案件の幅に影響してくるので、なんでも使えるようにしておきましょう。
ライティングに関するツールは下記。
- Word
- Googleドキュメント
- WordPress
また、画像関連や表計算関連、マーケティングなどさまざまなツールが使えると、案件の幅が広がりますよ。
ツールのプロフィール例は下記です。
ポイント
【使用可能ツール】
執筆
- Word
- Googleドキュメント
- WordPress
画像編集
- Photoshop
- Illustrator
その他
- Excel
- Googleアナリティクス
- サーチコンソール
- ランクトラッカー
- GRC
興味・関心
興味・関心も重要な要素です。
特に実績がないジャンルでも、興味関心があれば依頼を出す・提案を通すクライアントは少なくありません。
もちろん、嘘はいけませんが、本当に興味があるものはどんどん書いていきましょう。
例は下記。
ポイント
私はアニメが大好きで、休日は1日8時間連続でアニメ視聴することもあります。
アニメが好きすぎて、個人でアニメレビューのブログを作ったり(URL)、アニメの感想をツイートするアカウントはフォロワーが〇〇人いたりします(Twitterアカウント)。
アニメのレビューに関する記事でしたら、情熱を持って取り組ませていただきます!
対応可能な時間帯・稼働可能時間
対応可能な時間帯や稼働可能時間を明記しておくとトラブルが少なくなりますし、しっかりしているWebライターという印象を与えられます。
書き方は次の通りです。
ポイント
月曜〜金曜の1日の稼働可能時間は5時間です。
土日祝の稼働時間は1日7時間。
執筆可能文字数は
- 平日は10,000文字/日
- 土日祝は15,000文字/日
です。
メール等の対応可能時間としては
- 平日:9:00〜19:00
- 土日祝日:9:00〜21:00
とさせていただいています。
上記の時間は必ず対応できる時間を書いておきましょう。
単価・報酬に関する内容
何気にかなり大事なのか単価・報酬に関する内容です。
一番問題が発生するのが金銭トラブルだから。
書くときは
- 文字単価
- 記事単価
- 時間単価
上記を必ず示しておいてください。
時間単価を割るような案件は、いくら文字単価が良くても受けない方が良いでしょう。
時給の概念については下記で詳細に解説しています。
-
【高時給】Webライターで月40万稼ぐ方法は?Webライティングの収入ってどれくらい?
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書き方の例は下記です。
ポイント
報酬については下記の条件で承っております。
- 文字単価:1.5円〜
- 記事単価:
- 〜3,000文字:4,500円/記事
- 3,001文字〜5,000文字:7,500円/記事〜
- 5,001文字〜7,500文字:12,000円/記事〜
- 7,501文字〜10,000文字:15,000円/記事〜
- 10,001文字〜:要相談
- 時間単価:2,000円〜
Webライターがプロフィールを書くときのポイント
Webライターがプロフィールを書くときのポイントを紹介していきましょう。
下記項目を押さえておいてください。
- 初心者・未経験者の文言NG
- 箇条書きや記号を多用して視覚的に整理する
- 数字を使って徹底的に具体化する
初心者・未経験者の文言NG
まず注意点として「初心者・未経験者」の文言は絶対に書かないでください。
たとえ事実だとしても、上記を書くと一気に受注率が下がります。
もし、あなたが飲食店のオーナーだったとして、料理人を雇うとき
- 初心者で右も左もわかりません!
- 料理のスキルを毎日夜遅くまで磨いています
といった2人がいたとしましょう。
どちらかというと、後者の方を雇いたいと思いませんか?
蓋を開ければ2人の間にスキルの差がなかったとしても、確実に後者の方が印象は良いでしょう。
ポイント
理由は初心者・未経験者と一言もいっていないから。
スキルがないことはどうせ記事を書けばバレます。
箇条書きや記号を多用して視覚的に整理する
次は箇条書きと記号を使いましょう。
たとえば
私はライター検定3級やプラチナライター、ファイナンシャルプランナー、薬事法管理者、コスメライターの資格を持っています。執筆実績は金融系で50本、健康系で100本、美容系で130本です、。
と書かれたプロフィールを読む気になりますか?
正直、読みづらいと思います。
一方、
【保有資格】
- ライター検定3級
- プラチナライター
- ファイナンシャルプランナー
- 薬事法管理者
- コスメライター
【執筆実績】
- 金融系:50本
- 健康系:100本
- 美容系:130本
と書かれていたら確実にこちらの方が読みやすいですよね。
箇条書きや記号を使って読みやすい配慮をすることが重要。
注意ポイント
プロフィールすら読みやすい文章にできない人は採用したくないのがクライアントの本音です。
数字を使って徹底的に具体化する
数字を使って具体化をしましょう。
なぜなら、数字を提示すると客観性が高まるから。
たとえば、
記事をたくさん書きました。上位表示もしています。クライアントのページビューを増加させました。
といった説明をするのも悪くはありません。
しかし、
記事をこれまで340本執筆しました。うち100記事が検索上位10位以内に入り、50記事は検索1位を獲得しています。その結果、クライアントのページビューを35%増加させました。
といった方がより具体的ですよね。
実績の信頼性がグッと高まったのが分かると思います。
上記のテクニックを押さえて効率的なプロフィールを作成しましょう。
実績がないWebライターがプロフィールを攻略する裏技
最後に実績がないからプロフィールを書けないとお困りの場合に役立つ裏技をお教えいたします。
下記項目を実践してみてください。
- 熱意を伝える
- ジャンルを絞らずなんでも書けるように設定しておく
- 人生経験で役立ちそうな資格や経験を余すことなく書く
- 毎日でも実績を更新する
- 個人ブログを運営する
熱意を伝える
実績がない方が一番にするべきことは「熱意」です。
興味関心は実績がない方でも持ち得る能力。
例えば筋トレ系の記事を書く案件に
- ライター歴1年、筋トレ経験なし
- ライター歴3ヶ月、筋トレには並々ならぬ関心や知識がある
といった2人がいたら、おそらくメディアは後者を選びます。
注意ポイント
もちろん、そこにライター歴5年のベテランが現れたらその方が採用されますが……
少なくとも、あまり実績がない人同士を比べたとき、熱意がある人の方が優遇される傾向にあります。
上記の理由から、まずは熱意をアピールしましょう。
ジャンルを絞らずなんでも書けるように設定しておく
ジャンルを絞らずなんでも書けるように設定しておくことが大事です。
というのも、特化型ライターになれるだけの知識や資格があれば最初から得意ジャンルを攻めればOK。
ただし、私含め得意ジャンルがない頃は「なんでも書けます!」とアピールするしかありません。
そして幅広いジャンルを書いていると、だんだん知識がついてきて自分の得意分野が見つかってきます。
ポイント
そのため、まずは「なんでも書く!」「なんでも書けます!」とアピールしましょう。
人生経験で役立ちそうな資格や経験を余すことなく書く
人生で経験したことはどんどんプロフィールに書いていきましょう。
たとえば妊娠・出産・育児は誰でも経験しているように思えますが、育児系ブログ・メディアなどで非常に重宝される経験です。
自分にとっては当たり前でも、他人からすると貴重な経験の可能性は高いということ。
ポイント
資格も些細なものでも構いませんので、どんどん記入していきましょう。
毎日でも実績を更新する
実績の更新は毎日でもしましょう。
初心者の頃は実績がなくて困ることが多いですよね。
そんなときは、1件でも実績を積み重ねましょう。
なんならライター歴38日目など日刻みでもOK。
ポイント
昨日より今の自分の方がレベルが高くなるものなので、毎日プロフィールを更新していきましょう。
個人ブログを運営する
最後は個人ブログです。
実績がない方は必ずブログを運営しましょう。
というのも、ブログなら自分の得意ジャンルを何本でも執筆できるからです。
プロフィールに個人ブログのURLを貼っておき「こちらがサンプル記事です!」と掲載しておけば簡単にポートフォリオ化できます。
そして、企業での執筆経験があれば、ブログに掲載許可をもらってURLを貼りましょう。
ポイント
上記を繰り返すことで、徐々にブログがポートフォリオとして力をつけていきます。
ブログの意義や作り方、内容については下記ページをご覧ください。
-
【やらなきゃ損】Webライターはどんなブログ内容を書くべき?現役ライターが解説
「Webライターがブログをするならどんな内容がいいんだろう?」 「Webライターがブログをするメリット・デメリットは?」 「Webライターがブログを始めるには何をしたらいい?」 上記のようにお考えでは ...
続きを見る
まとめ:Webライターはプロフィールを徹底的に書くことが大事!
Webライターはプロフィールを徹底的に書きましょう。
理由としては
- 理由①:提案時、クライアントは必ずプロフィール(または提案文)を確認するから
- 理由②:スカウトするときにプロフィールで検索をかけるから
- 理由③:直接契約時の名刺がわりになるから
上記が挙げられます。
また、実績がないWebライターが押さえておくべき裏技は下記です。
ポイント
- 熱意を伝える
- ジャンルを絞らずなんでも書けるように設定しておく
- 人生経験で役立ちそうな資格や経験を余すことなく書く
- 毎日でも実績を更新する
- 個人ブログを運営する
ぜひ素敵なプロフィールを作成して案件獲得に励んでください。
また、提案文についての記事もあります。
あわせてご覧ください。
-
【困る】Webライターの自己PR・提案文・営業はどうしたらいい?現役ライターが解説
「Webライターの自己PRって何を書けばいいの?」 「Webライターの提案文の書き方がわからない」 「自己PRや提案文で書くことがないときはどうしたらいい?」 上記のようにお困りではありませんか。 & ...
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