「Webライターのポートフォリオの作り方がわからない」
「Webライターのポートフォリオは何を書けばいいの?」
「受注率が上がるポートフォリオってどんな感じ?」
上記のようにお考えではありませんか。
ポートフォリオは実績集を意味する言葉で、Webライターが提案する際に必須ともいえるものです。
しかし、実際にどういったポートフォリオを作ればいいかは不明なことも多いでしょう。
そこで当記事では、Webライターのポートフォリオの作り方を4ステップで解説しました。
また受注率が上がるポートフォリオの秘訣もあわせて説明します。
当記事の内容は次の通りです。
- Webライターのポートフォリオの作り方を4ステップで解説!
- Webライターのポートフォリオに掲載するべき項目
- Webライターがポートフォリオを作る際の秘訣5選!
- Webライターがポートフォリオを作る際に注意しないといけない点3つを解説
ポートフォリオについてお困りの場合は、ぜひ参考にしてください。
最後までご覧になれば、ポートフォリオについての問題のほとんどが解決するでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターのポートフォリオの作り方を4ステップで解説!
Webライターのポートフォリオの作り方を4ステップで解説しています。
下記4ステップでポートフォリオは作れるので、参考にしてみてください。
- ポートフォリオサイトを作る
- 自己紹介を掲載する
- 得意ジャンルで5〜10記事書く
- 自身が書いた記事の掲載順位やPVなどのデータをまとめる
1つずつ順を追って説明していきます。
ポートフォリオサイトを作る
まずはポートフォリオを掲載するサイトを作りましょう。
Webページなら正直なんでもいいのですが、
- WordPress
- note
上記がおすすめです。
もちろん、無料ブログやペライチなどを使ってポートフォリオを作れるのは事実です。
ただし、メリットがあった方がいいので、私はWordPressかnoteをおすすめしています。
WordPressがおすすめ
なぜ、WordPressがおすすめなのか、結論として、WordPressを利用する案件が多いからです。
具体的には「WordPressで記事を入稿してください」という案件があります。
上記案件に対し、WordPressを最低限使えるスキルがあることを同時にアピールが可能です。
つまり、どうせポートフォリオを作成するなら、WordPressを利用した方がクライアントへのアピールになるというわけ。
WordPressサイトの開設方法は下記ボタンからご覧ください(外部サイトへのリンクです)。
【WordPressの始め方】初心者でも最短10分でできる!簡単で失敗しない開設方法
WordPressでポートフォリオを作るメリットとしては
メリット
- WordPressの使い方に慣れる
→クライアントへのスキルのアピールになる - しっかり運用すればSEOに強い
→検索結果の上位に表示されやすい - デザインを勉強すれば自由に改造できる
→デザインスキルもアピールできる - ライター視点だけでなく、メディア運営者視点になれる
→クライアントの指示の意図を100%理解できるようになる
非常に学びが多いので、ぜひWordPressでポートフォリオを作りましょう。
ちなみに、WebライターとWordPressの関係は下記の記事でまとめています。
-
【現実】Webライターはワードプレスを使えないと厳しい!理由と学習方法を解説!
「Webライターはワードプレスを使えないといけないの?」 「Webライターがワードプレスを使えるようになるメリットは?」 「Webライターがワードプレスを学習する方法は?」 上記のようにお考えではあり ...
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noteも簡単で便利
ただ、WordPressを利用するのがやや難しい、といった場合はnoteもおすすめです。
noteは取り扱いがかなり簡単で、初心者にもおすすめなプラットフォーム。
WordPressなど、有料前提で初期投資も勉強も必要なのはしんどい……とお考えならnoteで手っ取り早くポートフォリオを作ってしまいましょう。
noteの開設方法は下記ボタン(外部サイトへのリンクです)からご覧ください。
noteのメリットは下記です。
メリット
- ポートフォリオを作るのがとにかく簡単
→余計な手間や知識が不要 - 意外とSEO的に強い
→露出が増えやすい - 有料記事も作れる
→ノウハウ販売にも適している
とにかく簡単なので、サクッとポートフォリオを作りたい方にはおすすめです!
自己紹介を掲載する
ポートフォリオサイトを作ったら、自己紹介をしておきましょう。
自己紹介は必須項目です。
どれだけ実績やスキルがある人でも、人柄やキャリアが見えない人には仕事を依頼しにくいのが実情。
人間らしさをアピールすることが案件獲得のコツとも言えます。
そのため、簡単にで構いませんので、自己紹介をしっかりしておきましょう。
例としては、下記のような感じです。
※あくまで理想的な内容です。ここまで仕上げなくても大丈夫なのでご安心ください。
自己紹介の例
当ページをご覧いただきありがとうございます。
専業でWebライターをしています。××(自分の名前)と申します。
【経歴】
〇〇大学卒業後、新卒で××(会社名)に就職しました。
上記の会社で営業を3年経験しました。
現在は専業でWebライター・副業でプログラマーとして活動しており、それぞれ
- Webライター歴:2年
- プログラマー歴:1年
です。
Webライターとしては〜〜といった案件を中心に執筆してきまして、プログラマーとしては〜〜を経験しています。
【所有しているスキルと資格】
◆スキル
- Webライティング:ライター検定◯級取得・サグーワークスプラチナライターに認定
- SEOライティング:KW「〇〇」で検索1位を獲得(できれば証拠画像添付)
◆資格
- 薬事法管理者
- ファイナンシャルプランナー2級
- 宅建士
- コスメライター
【実績】
◆執筆本数
- 脱毛・美容系記事:200本
- 健康・ダイエット系記事:50本
- Wi-Fi・光回線系記事:70本
◆SEO実績
- KW「〇〇」で検索1位:証拠画像、検索ボリューム〜〜
- KW「××」で検索1位:証拠画像、検索ボリューム〜〜
- KW「▲▲」で検索3位:証拠画像、検索ボリューム〜〜
その他、検索5位以内が48個。
◆サイトへの貢献
- サイトA:執筆に携わった半年で〇〇PV増加(自身が執筆した記事のPVは〜〜)
- サイトB:執筆に携わった10ヶ月で××PV増加(自身が執筆した記事のPVは〜〜)
といったイメージです。
得意ジャンルで5〜10記事書く
自己紹介ができたら、サンプル記事を書いていきましょう。
このとき、得意なジャンルを幅広く5〜10記事書くことをおすすめします。
というのも、記事数が少なすぎると能力の判断が難しく、記事が多すぎると読むのが大変だからです。
5〜10記事を読ませる用のサンプル記事として提示しましょう。
また、どうせ記事を書くならSEOも意識しましょう。
SEOとは、自身コンテンツを検索結果の上位に表示し、多くの人に見てもらうための施策です。
具体的には下記画像の上の方に自分のページを持ってくるもの。
SEOについての詳細は下記ページを合わせてご覧ください。
-
【難解?】Webライター必須項目「SEO対策」とは?Webライティングのコツを解説
「Webライターに必要って言われるSEOとは?」 「WebライターがSEOを学ぶ意味は?」 「WebライターがするべきSEOのテクニックって何があるの?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 &n ...
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自身が書いた記事の掲載順位やPVなどのデータをまとめる
SEOまでできれば、Webライターとしての価値が倍増します。
SEOのスキルをアピールするには、
- 自身の記事の掲載順位のデータ
- サイト(ページ)の訪問者のデータ
- 購買率・クリック率などのデータ
などを提示しておくと、スキルを客観的に証明可能です。
上記をアピールするためにも、
必須ツール
- GRCかランクトラッカー
- Googleアナリティクス
- Googleサーチコンソール
などは使えるようにしておきましょう。
各ツールの使い方は下記ボタン(外部サイトへのリンク)からご覧ください。
GRCとは?検索結果の確認作業を効率的に進められる順位チェックツールの使い方
月250万ブロガーが教える!Rank trackerの料金と使い方5つ
【入門版】Googleアナリティクスの設定方法&使い方【スタートアップガイド】
【2021年版】Google サーチコンソール の使い方。ウェブサイト改善のための活用術!
Webライターのポートフォリオに掲載するべき項目
次はより深堀して、Webライターのポートフォリオに掲載するべき項目をまとめました。
下記項目は力を入れて掲載しましょう。
- 自己紹介:ペンネームには注意が必要
- 経歴:簡潔に自分のキャリアを説明
- スキル:ライティング以外のスキルも書く
- 実績:徹底的に具体性を持たせる
- 過去の執筆記事:掲載順位やPVもあわせて提示
- 対応可能な業務内容:執筆・画像選定・WP入稿・装飾など
- 単価:文字・記事・時間
- 連絡先:お問い合わせフォームが最適
自己紹介:ペンネームには注意が必要
まずは自己紹介です。
具体的な自己紹介の内容は説明した通りです。
ただ、注意した方がいいのはペンネーム。
ペンネームはできれば本名か”本名っぽい”ものが好ましいです。
たとえば、
- ライター丸
- 斉藤タカシ
の2人のライターがいたとき名前が出るような記事は後者に依頼されることがほとんど。
ペンネームの雰囲気がメディアに合わないというだけの理由でチャンスを逃すこともあります。
経歴:簡潔に自分のキャリアを説明
次は経歴。
自分のキャリアを簡潔に説明しましょう。
もちろん、他の人に負けないようなすごい経歴があるに越したことはありませんが、あなたの人柄がわかる内容ならそれでOKです。
嘘をついたり、盛ったりする必要はないので、ありのままを書きましょう。
ただし、完全な初心者の場合、あえて「初心者です!」と書く必要はありません。
上記の点については、自己PRについての記事でも解説しています。
-
【困る】Webライターの自己PR・提案文・営業はどうしたらいい?現役ライターが解説
「Webライターの自己PRって何を書けばいいの?」 「Webライターの提案文の書き方がわからない」 「自己PRや提案文で書くことがないときはどうしたらいい?」 上記のようにお困りではありませんか。 & ...
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スキル:ライティング以外のスキルも書く
スキルはライティング関連のものは必ず書くべきです。
ただし、ライティング以外にもかけることはどんどん書いていきましょう。
たとえば
- 簿記
- 秘書検定
- 英検
- 漢検
- カラーコーディネーター
などなんでも書いておきましょう。
すると、ジャンルが近しい案件へのアピール材料になる場合があるからです。
書けることはなんでも書いておくのがポートフォリオの鉄則。
実績:徹底的に具体性を持たせる
実績は徹底的に具体性を持たせましょう。
できれば数字を使って説明してください。
たとえば、
- SEOの実績があります。
- SEOでは、KW「〇〇」で、検索1位を獲得し、メディアのPVを32%増加させた実績があります。
上記を比較したとき、確実に後者の方が信頼できます。
過去の執筆記事:掲載順位やPVもあわせて提示
過去の執筆記事を掲載しましょう。
その際、Googleでの掲載順位とPVも提示できるならあわせて提示するとより良いです。
記事の内容を見てクライアントは評価をしますが、そこに客観的な評価基準があるとなお信頼できます。
そのため、可能なら記事を書いたクライアントに掲載順位とPVを教えてもらうようにしましょう。
クライアントに断られたら大人しく引き下がりましょう。
対応可能な業務内容:執筆・画像選定・WP入稿・装飾など
対応可能な業務内容は明記しておくとチャンスが広がります。
たとえば、
- 執筆
- 画像選定
- WordPress入稿
- 文字装飾
などはしっかり書いておきましょう。
また、可能なら
追加できると良い項目
- 記事構成作成
- 図解作成
- イラスト作成
- Webデザイン
- データ解析
- 他のライターの添削
- ディレクション
などもできるようになっておくと、より仕事の幅が広がります。
単価:文字・記事・時間
単価についてはきちんと書いておかないとトラブルの元です。
単価と一言でいっても、
- 文字単価:1文字◯円
- 記事単価:1記事〇〇円
- 時間単価:1時間××円
といったように分けて記載しておきましょう。
というのも、記事単価だけを書いていると、文字単価換算したら安すぎる案件を依頼されたり、時間単価に換算すると割りに合わなかったりといったことも起こり得ます。
連絡先:お問い合わせフォームが最適
連絡先は忘れず書いておきましょう。
なぜなら、せっかく依頼したいのに、連絡ができないと何にもならないから。
基本はメールアドレスを記載しておけばOKですが、可能ならお問い合わせフォームを設置しておきましょう。
わざわざメールソフトを立ち上げて、アドレスを入れてといった作業をショートカットできるので便利ですし、気配りができることもアピールできます。
Webライターがポートフォリオを作る際の秘訣3選!
Webライターがポートフォリオを作る際の秘訣についてお話ししていきます。
下記3点は必ず押さえておいてください。
- 得意ジャンルを徹底的に詰める
- できれば毎日更新
- 誤字脱字などの凡ミスを徹底排除する
得意ジャンルを徹底的に詰める
得意なジャンルを徹底的に詰めた記事を書きましょう。
とにかく差別化が一番重要です。
ジャンルに詳しいことをアピールして、他のライターとは違う、この人に依頼したら間違いない!と思わせましょう。
最初は詳しい記事が書けないかもしれませんが、ポートフォリオはいつでも書き直しが可能です。
そのため、どんどん情報を追記していき、最強の1記事を完成させましょう。
できれば毎日更新
また、ポートフォリオはできれば毎日更新しましょう。
理由としては、ポートフォリオは新鮮さが大事だから。
毎日記事を書けば実績は積み重なります。
- 執筆記事数
- 記事のPV
- 掲載順位
は毎日変動しますから、最新の情報を載せておくことが大切というわけ。
誤字脱字などの凡ミスを徹底排除する
誤字脱字などの凡ミスを徹底排除しましょう。
ポートフォリオはミスがあると、一気に信頼を失います。
そのため、ポートフォリオの記事において、誤字脱字などの凡ミスはご法度なわけです。
Webライターがポートフォリオを作る際に注意しないといけない点2つを解説
最後にWebライターがポートフォリオを作る際に注意するべきポイントについて解説をしていきます。
注意ポイント
- 勝手に記事を掲載してはいけない(特に無記名記事の場合)
- 企業(個人)情報をむやみに公開しない
勝手に記事を掲載してはいけない(特に無記名記事の場合)
まずありがちなのが、記事を勝手に公開するという行為。
こちらはアウトです。
Webライターの記事は基本的に著作権をクライアントに譲渡する契約を結んでいます。
そのため、自分の記事です!とアピールするのは許可が必要です。
必ず、クライアントに「ポートフォリオに掲載してもいいでしょうか?」と確認しましょう。
企業(個人)情報をむやみに公開しない
また、企業の(取引相手が個人の場合は個人の)情報をむやみに公開してはいけません。
機密保持契約を結んでいる場合、相手の情報を漏らすことや契約違反です。
場合によっては訴えられる可能性もありますので、情報を公開するときは慎重にしましょう。
基本は「ポートフォリオに掲載したいのですが、どこまで情報を公開してもいいでしょうか?」と尋ねましょう。
まとめ:Webライターのポートフォリオは具体性とわかりやすさが大事
当記事の結論をまとめると、Webライターのポートフォリオは具体性とわかりやすさを意識して作ることが大事です。
ポートフォリオの作り方は下記。
- ポートフォリオサイトを作る
- 自己紹介を掲載する
- 得意ジャンルで5〜10記事書く
- 自身が書いた記事の掲載順位やPVなどのデータをまとめる
また、ポートフォリオを作るときの秘訣は下記です。
秘訣
- 得意ジャンルを徹底的に詰める
- できれば毎日更新
- 誤字脱字などの凡ミスを徹底排除する
上記を押さえて、ポートフォリオを作ればかなり受注率がアップするでしょう。
また、どうせポートフォリオとしてサイトを立ち上げるなら、ブログを利用した方がいいと思います。
詳細については、下記ページをご覧ください。
-
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