こんにちは!
KWスクールメディア編集部の村井です。
みなさんの中には、
「Webライターって本当に月収20万円も稼げるのかな?」
と、いまいち実感が湧かない方もいるのではないでしょうか?
そこで今回、若いながらもWebライターとして活動されている、小野 晴生(オノ ハルキ)(@onoxharuki)さんにインタビューいたしました!
現在はさまざまなメディアで執筆をしながら、KWスクールのディレクターとしてもご活躍されています!
現役でプロのWebライターから学び、みなさんも成長していきましょう!
【小野さんの経歴】
- 幼稚園生からの夢は「パティシエ」になることだったが、専門学校でのお菓子作りに飽きてしまう。
- 2018年からWebライターとしての活動を始め、1か月目で5万円、2か月目からおよそ15万円も稼ぐ。
- その後、Webライターとして生きることを決めて、19歳という若さで個人事業主になる。
- さまざまな記事を執筆する傍ら、SEO記事やブログの添削、ディレクターとしても活躍する。
目次
小野さんがWebライターを始めたきっかけを教えてください!
Webライターを始める前は、場所を選ばずに働く「フリーランス」という存在にあこがれていました。
そういった思いから、誰でも気軽に始めることのできるWebライターを選択しました。
小さいころから作品を創ることが好きで、文章を書いているのもその延長線上です。
小学生のときは、セロハンテープで怪獣の模型なんかを作っては、母に「無駄遣いはやめなさい」と怒られていたものです。
中学生では、動画編集をおぼえてYouTubeに投稿もしていましたね。
幼い頃からいろいろとご経験されているのですね!
Webライター初心者でもライティングで稼げるようになると思いますか?
Webライター初心者の方でも、ライティングで稼ぐことは出来ると思いますか?
その証拠として、ぼく自身がいくつかのクライアントさんに携わって、その分の対価をいただいています。
Webライターとして稼ぐために、初心者へおすすめする案件ってどういうものですか?
数多くの案件がありますが、小野さんはどういうものを最初に選びましたか?
初心者のうちはリサーチするのも一苦労なので、まずは自分のできる範囲内でいいと思います。
たとえば、動物が好きな人はペット、女性の方には美容コスメなどがいいかもしれませんね。
今でも調べれば出てきますが、見るに堪えない文章で笑っちゃいます。
ただ、初心者のうちはこういった堅苦しいジャンルを選ぶ必要は一切ありません。
自分が挫折しない程度の案件を選び、それを継続していくことが大切です。
Webライターは文章を書き続けて、評価された後に文字単価が上がり、その結果として収入が増えていきます。
こういった生業だと、継続することが一番の近道なのです。
Webライターの将来性はどうでしょうか?
よく、「AIに仕事を奪われてしまうのではないか?」と不安を抱く方がいらっしゃいますが、僕はそうは思いません。
というのも、AIはマニュアル通りの仕事を得意としていて、型にはまらない文章を作るのは苦手だからです。
たとえばGoogleが突然、「今日からネットの記事を書いてはいけません!」と発表し、規制を始めたらどうでしょうか?
そうなると、Webライターの仕事は必然的になくなりますよね。
その結果、アフィリエイトで生活している人の収入もなくなるはずです。
そうなってしまっては、Googleは世間からバッシングの渦に包まれ、評判はガタ落ちでしょう。
そのため、明日からWebライターの仕事が消えることはないと言えます。
つまり、Webライターの将来性は十分にあるのです。
確かに、Webライターという職業がなくなると、生活に困る人がたくさん出てきますね!
そう考えると、Webライターの将来性はすごいありますね!
Webライター初心者がライティングの案件を取る方法は?
まず「直接契約で獲得する方法」ですが、Webライター初心者の方にはあまりおすすめできません。
というのも、そもそもライティングの実績がなければ相手にすらしてもらえないケースがあるためです。
さらに、中には報酬を支払わない悪質なクライアントもいるため、初心者のうちは「サイトを介して獲得する方法」をおすすめします。
ここでいう「サイト」とは、クラウドワークスやランサーズなどのクラウドソーシングサービスのことで、ライター初心者の方には最適です。
先ほど言った「報酬が支払われない」というリスクは回避できますし、初心者への案件もそれなりに充実しています。
ぼくはクラウドワークスから始めましたので、初心者の方もそこから始めていくといいでしょう。
まずはライティングの実績や経験を積むのが大切ですよね!
Webライター初心者はどの程度のレベルで案件を取るべき?
文章が全く書けないと、案件を募集している相手に迷惑がかかってしまうものなのでしょうか?
SEOの知識が必要になってくる場合もありますが、中には「ただ文章を書ければそれでいいよ」というクライアントさんもいます。
そのため、まずは「読者が苦痛にならない文章」を書けるようになることが大切です。
というのも、そもそも文章を書き慣れていない方を募集するクライアントさんもいるためです。
そういった案件の場合は、文章の添削をしてもらえるケースがあるので、むしろ文章の書き方を教えてもらえるメリットがあります。
ただ、文章をうまく書けることに越したことはないですし、将来的には文章を書けた方が案件を獲得しやすいです。
文章を上手く書けるようになるコツとかってありますか?
そこで、文章を上手く書けるようになるコツとかってありますか?
ぼく自身、もしかしたら「文章を書くのが上手くない人」かもしれませんが、上手くなるように努力していることはありますね。
それはずばり、文章術が書かれた本をひたすらに読んでみることです。
有名な著書はもちろんのこと、ほとんど知られていない古本を読むと良いでしょう。
その中で、「あ、この人の文章は読んでいて心地が良いな」と、そういった感情をいだくときが来ます。
その「心地が良い文章を真似する」ということが、文章を上手く書けるようになるコツですかね。
そうすることによって、心地の良い文章のリズムや特徴だったり、文章を書くという感覚を養うことができます。
有名な方でも「尊敬する人の文章を書き写してみると、文章力は必然的に上がる」と言います。
そして、その文章に少しずつ個性的なことばを付け加えていくと、いつのまにか「個性的で、その人にしか書けない文章」ができあがります。
そう考えると、本を読むと文章力以外にも読解力が鍛えられそうですね!
他の方法として、「ひたすら文章をつづってみる」というのもあります。
文章はスポーツと似ていて、やればやるだけ上手くなったりします。
中には「文才が必要だ」という人もいますが、ぼくはそうは思いません。
ぼく自身、一年前に執筆した記事なんかを見ると「一年前の自分はこんなにも下手な文章を書いていたのか」と思ったりします。
「文才があるかどうかを考える暇があるなら書け」と、初心者の方には強く言いたいものです。
Webライター初心者が稼げるようになるにはどうすればいいでしょうか?
とにかく初心者の方でも食らいついていくことが大切だと思います。
「これは自分にできるかな」ではなく、「これも自分にできる」という自信をもっておくといいでしょう。
初心者の方は文字単価も低く、稼ぐためには大量の案件をこなす必要があります。
そのため、「自分にはできないかもしれない」と横着しているのは稼げない原因にもなります。
クライアントさんに怒られても警察に捕まるわけではないので、何でも挑戦することが稼げるようになる近道かもしれませんね。
Webライターとして大切にしていることは何ですか?
小野さんがWebライターとして大切にされていることは何ですか?
たとえば、企業に勤めていらっしゃる方なら「提案書/企画書」をご存知かと思います。
企業のためにひねり出した新規プロジェクトや、活動の幅を広げるために書く書類のことです。
こういった書類は、書く人と読む人で成り立っています。
そこで、どのように書いたら実現してもらえるかだったり、上司をどう納得させるかが重要になってきます。
それなのに、採用される気のない企画書を書いていては、全くと言っていいほど意味のない書類になりがちです。
ほかにも「履歴書」だったりが当てはまります。
基本的に履歴書は、面接官を納得させるために書いているはずですので、納得させれない履歴書は意味のない紙切れになります。
もし採用されなかった場合、これらの書類は"廃棄"という形で消えてしまいます。
そしてこれはライターにも通ずるもので、読者の心を動かすことができない文章は、必然的に意味のない文章になります。
そのため、「読者を意識して文章を書く」ということが、ぼくがWebライターとして大切にしていることです。
お忙しいところ貴重なお時間を頂きまして、ありがとうございました!