「Webライターの未経験求人なら副業で応募しても大丈夫?」
「副業Webライターにおすすめの未経験求人ってどんなのがある?」
「副業Webライターが未経験求人を獲得するためにやるべきことって?」
とお考えではありませんか。
確かに副業Webライターをはじめたて、やってみたいとお考えでしたら、未経験OKの案件から挑戦するのがセオリーといえます。
しかし、注意しなければならないことがあるのも事実です。
当記事では、副業Webライターが未経験求人に応募する際の危険なポイントや注意点について解説しました。
記事の要点は下記の通りです。
- Webライターの未経験求人に副業でいきなり応募すると危険な理由3選
- 未経験求人に応募する際の注意点
- 副業Webライターが未経験求人に応募する前にするべきこと3選
当記事をご覧になれば、副業Webライターとして案件獲得までの流れがわかり、効率的に最初の案件が取れるでしょう。
ぜひ最後までご覧ください。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作成者
- 添削官
- 編集者(Webディレクター)
です。
2,000記事以上を添削し、自身でも1,000記事以上を執筆した、私の経験と知識をベースに当記事を執筆しました。
Webライターの未経験求人に副業でいきなり応募してもいい?危険な理由3選
副業Webライターをはじめてみたいとお考えの際、
未経験可の求人にならいきなり応募してもいいのでは?
と思われることもあるでしょう。
もちろん、未経験案件から始めることは間違っていませんが、何も考えず応募するのは危険です。
なぜ、危険といえるのか下記3点の理由を述べて解説します。
- 理由①:現在のクラウドソーシングサイトの案件は悪質な案件が多いから
- 理由②:未経験者を対象とした案件は実績になりづらいから
- 理由③:副業だからという理由で案件のレベルを下げると成長できないから
理由①:現在のクラウドソーシングサイトの案件は悪質な案件が多いから
現在、クラウドソーシングサイトの案件はかなり荒れています。
悪質案件がたくさんある上に、知識がないと一見普通に見えてしまうものがほとんどです。
悪質案件の例は下記のようなものが挙げられます。
- 文字単価が0.1円未満
- テスト記事の持ち逃げをする(検収をしない)
- 代理購入など別案件に誘導する
- 著作権違反など犯罪に関する案件に関わってしまう
どれも、クラウドワークスやランサーズに普通に発注されている案件です。
ぱっと見では「未経験者大歓迎」「副業OK」「スキルが学べる」とメリットを押して紹介されていました。
しかし、受けてみると実態がわかります。
がっかりする……で済めばいいのですが、場合によっては時間やお金の面で損をしたり、場合によっては犯罪に関わってしまったりする可能性まであるのです。
理由②:未経験者を対象とした案件は実績になりづらいから
また、未経験を対象とした案件は悪質・良質を問わず、実績になりづらいという意味でもおすすめできません。
未経験OKの求人は概ね、スキルを必要とせず単純な作業に近いライティングだからです。
下記のような内容であれば実績としてアピールできます。
- SEOライティングをしました
- 専門性の高いライティングをしました
- LP(ランディングページ)を書きました
- 記名記事を書きました
しかし、無記名の大量生産の記事では実績になりづらいので、あまりおすすめはできません。
理由③:副業だからという理由で案件のレベルを下げると成長できないから
副業だから……という理由で案件のレベルを下げるのは危険です。
クライアントからすれば、副業も専業も変わりません。
品質の高い記事さえ納品すれば、高単価案件を引っ張ってこれますし、高時給も実現できます。
ポイント
そのため「副業だから」という意識を捨てることがまず重要です。
もし、いくつか実績がある場合でも「未経験OK」の案件ばかり調べているのであれば、副業意識を卒業しましょう。
副業Webライターが未経験求人に応募する際の注意点
副業Webライターが未経験求人に応募する際の注意点は次の3つです。
- 注意点①:案件の詳細に不自然なところがないかチェックする
- 注意点②:クライアントの評価と実績を確認する
- 注意点③:応募者数が少なすぎる案件は倍率が高いので応募は控える
注意点①:案件の詳細に不自然なところがないかチェックする
案件の詳細に不自然なところがないか、まずはチェックしましょう。
注意ポイント
- 文字単価が安すぎる(0.5円未満)
- 文字単価が内容に対して高すぎる(エンタメ系で10.0円以上など)
- 似たような募集文が多い
- 誤字脱字が募集文に多い
- 業務内容の詳細や執筆サイトが伏せられている
- テストライティングで複数記事書かせる
それぞれ理由がありまして、
- 文字単価が異常→安く買い叩く案件or詐欺を目論んでいるかの2択
- 募集文に違和感→丁寧じゃないorなんらかのマニュアルが出回っている
- テストで複数書かせる→記事の持ち逃げをする可能性が高い
などが挙げられます。
注意点②:クライアントの評価と実績を確認する
また、クライアントの評価と実績を確認するのも重要です。
- 実績なし
- 評価なし
- 本人確認未登録
の三拍子揃った案件は前提として受けない方がいいと判断できます。
なぜなら、信頼に足る要素が皆無だからです。
もし本格的に発注をするなら、本人確認は最優先で行うものでしょう。
本人確認をしない時点でなんらかのやましいことがあることがうかがえます。
また、総合評価が4.5を下回るクライアントや実績が2、3件のクライアントもなるべく避けるようにしましょう。
注意点③:応募者数が少なすぎる案件は倍率が高いので応募は控える
一方、好条件の案件でも応募しない方がいい……案件もあります。
それは倍率が高すぎる案件です。
たとえば、募集人数1人に対して、応募者が30人いる案件では未経験の副業Webライターは応募しても時間を無駄にすることがほとんどでしょう。
もちろん、
- 難関資格を持っている
- 特殊なキャリア・経験がある
- クライアントと継続した取引がある
などの事情があれば、倍率30倍を乗り越えることもできます。
ただし、自分が一般的な副業Webライター(未経験)だと自覚しているなら、上記のような案件は応募するのは避けた方が無難です。
まずは募集人数が多く、応募人数が少ない案件から始めましょう。
最初から稼げる案件にばかり応募していても、不採用になるばかりですからね。
副業Webライターが応募できるおすすめ未経験求人の例2選(2022年6月時点)
副業Webライターが応募できる、かつおすすめな未経験求人の例を2つ紹介します。
下記がおすすめ案件です。
- 占いサービス・施設の紹介案件(文字単価0.7円〜1.0円)
- 商品おすすめ系記事作成の案件(文字単価1.0円程度)
とはいえ、2022年6月時点の情報なのですぐに募集終了してしまうでしょう。
ただし、案件の見極め方の参考にはなるので、ぜひお読みください。
占いサービス・施設の紹介案件(文字単価0.7円〜1.0円)
まずはクラウドワークスに発注されていた、占い系の案件です。
上記は文字単価0.7円〜1.0円で占い系サービスや施設の紹介をする案件です。
占いを自分でするわけではないので、専門知識はそこまで重要ではありません。
未経験の副業Webライターでも十分通用するでしょう。
募集人数も5人で、(執筆時では)応募人数が4人となっているため、まだ余裕があります。
商品おすすめ系記事作成の案件(文字単価1.0円程度)
次は文字単価1.0円程度のおすすめ商品紹介記事というオーソドックスな記事作成案件です。
こちらは先述の占い案件より単価が高いため、倍率は厳しめです。
そのためいきなり未経験から応募するにはハードルが高いのですが、うまくものにできる場合もある……といったライン。
募集人数は30人と多いので、非常に狭き門というわけではありません。
また、おすすめ商品紹介記事はWebライターのほとんどが通過する記事なので、当案件でしっかり書き方を学ぶと今後に活かせますよ。
副業Webライターが未経験求人を獲得するためにまずするべき3ステップ
副業Webライターが未経験求人をものにするためにやるべきことを紹介します。
闇雲に応募するのではなく、下記3点を行ってから応募すれば、段違いで採用されやすくなりますよ。
- 最低限の知識と技術を身につける
- どんなに些細でもいいので実績を可視化する
- 自分でブログを作成してサンプル記事を10本程度書く
ステップ①:最低限の知識と技術を身につける
最低限の知識と技術がなければ、何をしても絶対に案件は取れません。
スキルを磨くなら
- スクールで添削を受ける
- 参考書で独学する
という方法があります。
スクールは実際にスキルがある方から教えてもらえるので、成長速度は最速です。
一方、参考書はお金があまりかかりませんが、伸びは遅いといったイメージ。
どちらがいいかはご自身で判断してみてください。
おすすめのスクールと参考書については下記ページで解説しています。
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ステップ②:どんなに些細でもいいので実績を可視化する
次に実績の可視化です。
実績は「〜をしました!」というだけでは不十分。
なぜなら、クライアントからみると「嘘を言っている可能性があるな……」と思えるからです。
誰が見ても理解・納得ができるような実績の可視化が必要というわけ。
実績の可視化の例は下記です。
- 知識や技術がある→資格を取得したことを説明する
- 経験がある→その経験がなければ知り得ないことを説明する
などです。
資格は能力を端的に示す最大の可視化なので、持っているものは有効活用し、取れるなら取得しましょう。
また、資格がなくても経験があれば有用な実績になり得ます。
たとえば、
- ダイエットで10kg痩せました(画像で前後を提示)
- 家電量販店でバイトを5年していました(お得な通信の選び方などを説明)
- 大学で医療系を専攻していました(経歴を提示)
などが挙げられます。
ステップ③:自分でブログを作成してサンプル記事を10本程度書く
より、採用確率を上げるためにはブログを作成してサンプル記事を10記事ほど書きましょう。
サンプル記事があれば、クライアントが採用する際の指標になるからです。
クライアントがみる部分は下記が挙げられます。
- 見出しの使い方が適切か
- 文章に癖がないか
- 装飾が適切か
- SEOの施策で問題がないか
- オリジナルの言葉で書かれているか
- 知識や専門性はどうか
その上、文章の雰囲気や知識レベルなどがなんとなくわかるのも嬉しいですね
記事は10本くらい(3,000文字以上)で書くことをおすすめします。
理由としては、
- SEO記事は数千文字が基本だから
- 10本単位で依頼する場合もあるから
- さまざまなジャンルを提示した方がいいから
などが挙げられます。
ブログには他にもいろいろな活用方法があるので、下記ページもあわせてお読みください。
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【やらなきゃ損】Webライターはどんなブログ内容を書くべき?現役ライターが解説
「Webライターがブログをするならどんな内容がいいんだろう?」 「Webライターがブログをするメリット・デメリットは?」 「Webライターがブログを始めるには何をしたらいい?」 上記のようにお考えでは ...
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まとめ:副業Webライターが未経験求人に応募するなら案件の見極めが重要
副業Webライターは未経験求人にいきなり応募するのは注意しましょう。
危険な理由は下記の通りです。
- 理由①:現在のクラウドソーシングサイトの案件は悪質な案件が多いから
- 理由②:未経験者を対象とした案件は実績になりづらいから
- 理由③:副業だからという理由で案件のレベルを下げると成長できないから
また、副業Webライターが未経験求人に応募する前にしておくべきことは下記。
- 最低限の知識と技術を身につける
- どんなに些細でもいいので実績を可視化する
- 自分でブログを作成してサンプル記事を10本程度書く
上記を実践して、副業Webライターとしての一歩を踏み出してくださいね。
最後にスキルを磨くためのスクールの選び方と具体的なおすすめWebライティングスクールを解説しているページを貼っておきます。
-
【無意味?】Webライター通信講座の添削って必要?おすすめWebライティングスクール9選
「Webライターの講座で添削って必要?」 「Webライター講座の選び方は?」 「添削ありのWebライター講座でどれがおすすめ?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 添削を実施してい ...
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ぜひ参考にしてください。