今回は、Webライティングで月収40万円を稼ぐ、フリーランスWebライターの村上さんにインタビューしました。
村上さんは九州の地方に在住でありながら、Webライターとして大きな金額を毎月稼いでいます。
どうやってWebライターとしてそこまでの金額を稼ぎ続けられるのか、その秘訣を今回はお聞きしました!
これから「Webライターとして稼いでみたい!」とお考えでしたら、ぜひ参考にしてみてください。
まずは簡単な自己紹介をお願いします!
26歳、専業のフリーランスWebライターとして九州で活動しています。
得意なジャンルは男性美容系です。
現在、文字単価1.0〜2.0円で活動しています。
就職をしないといけない状況で、自分が入りたい企業がなかったのと精神的に病んでしまったこともあり、Webライターの道を志しました。
しかし、Webライティングはコツコツ実績とトレーニングを積めばしっかり稼げるようになりますので、これからライターを目指す方は安心してもいいと思います!
なぜWebライターを始めたのですか??
ただ、それは表向きの理由で、実のところ大学院時代に精神疾患になってしまい、就職活動をまともにできなかったというのもあります。
なかなか完治が難しい状態だったのもあり、この病気と付き合いながらできる仕事を探したとき、完全在宅・リモートで働けるWebライターを選択しました。
労働時間を自由に組んだり、体調に合わせてスケジュールを変更できたりと、柔軟な働き方ができるのはWebライターの強みですね。
そして、文章を書くのも、調査して知識がつくのも、もちろん努力が報酬に直結することも楽しく思っています。
Webライターは仕事の幅が広いですし、やりがいもあるので、満足しています。
ゆくゆくは事業の幅を広げていきたいとは考えていますが、まずはWebライターとして、もっと優秀になりたいと今は考えています。
Webライターで稼げたことによって感じるメリットや生活の変化を教えてください!
Webライターとして活動していく上で一番のメリットは時間と場所の自由が手に入ったことでしょうか。
好きな時に休めて、好きな場所で働けるという生活スタイルは満足度が非常に高いものです。
実際、私は友人との約束があれば、その日の仕事は早めに切り上げて対応します。もちろん、どこかで埋め合わせは必要ですよ。
また、自宅での仕事が飽きてきたこともあり、最近はコワーキングスペースを契約したり、カフェで仕事をしたりしています。
場合によっては、旅行先で仕事をするワーケーションも可能なので、今に合った働き方といえますね。
収入が努力に直結する点が魅力ですね。
たくさん文章を書けばその分報酬が増えるというシンプルな仕組みなので、モチベーションが上がります。
少しでも暇な時間があれば、パソコンを開いてタイピングしてしまうのは、あまりいいことではないかもしれませんが(笑)
生活する分には何とかなるようになりましたので、一旦は満足しています。
ただ、贅沢ができるのかと言われるとまだまだですし、スキル・キャリアを磨いて、もっと上にいきたいとは常に考えていますよ。
メリットでお話したように、時間・場所の自由が手に入りましたし、あとは収入もそこまで多くはないながらも、安定してきたこともあり、精神的に充実するようになりました。
好きなとき、好きな場所で自分の頑張った分だけお金が入ってくるという生活は、サラリーマンなら得られなかったものだと思います。
大学院の頃は、朝から晩まで教授にこき使われてましたので、それに比べればすごく健全な生活になりました。(笑)
そうですね。全て自己管理なので難しいところもありますが、自由度で言えば最高な職業だと思います!
確かに、コロナ禍で失業した人がいたり、倒産した企業があったりする中、今まで通りかそれ以上にお仕事をいただける仕事だと思います。
コロナ禍で満員電車に揺られる危険性のない仕事としても魅力かもしれませんね。
そうですね!リモートが推進されるようになってから、案件の数も増えたように思います。
これからWebライターは稼ぎどきといえますね。
【時間は?】Webライターで稼げるまで、どのくらいの期間がかかりましたか?
お小遣いレベル(月数万円)には数ヶ月くらいで到達できました。
生計を立てられるレベル(月収20万円くらい)には……1年くらいかかりましたね。
決して稼ぐスピードが早い方ではないと思っています。
私の知り合いのライターは、専門の資格があったというのもありますが、数ヶ月〜半年で月収20万円を超えていましたからね。
いえ。独学で行いました。
専門書を読んで、案件に取りくむ……といった流れを繰り返してスキルを磨いたという流れです。
はい。確実にスクールに通うべきでした。
独学が悪いことではないんですが、効率はよくありませんでしたからね。
メンターがいれば、問題もすぐ解決できるので、収入もスピーディーに増えたはずだった……と今になって思います。
Webライターは難しくありませんでしたか??
今考えれば難しくありませんでしたね。
当時は何をしたらいいのかわからずがむしゃらに案件をこなしていました。
しかし、やるべきことはシンプルで、文章の勉強・SEOの勉強・専門分野の勉強の3つで十分だったんですよ。
それに気づいたのが、初めて半年くらいで、そのあとは適切に勉強していったおかげか順調に成果が出るようになりました。
そういうことです。
最初の「何をしたらいいかわからない」状態がしんどいだけで、どう進めばいいかわかればそこまでWebライターは難しい仕事ではないと思いますよ。
スクールやメンター(指導者)を得て、進むべき指針を持つことが重要です。
間違っていることを指摘してくれる人、正しいことを伸ばしてくれる人がいると効率よく成果が出るようになります。
私の場合、独学でしたので、取引先のクライアントがメンターの役割を果たしてくれました。
記事を丁寧に添削してくれたり、アドバイスをしてくれたりと、当時のクライアントには心から感謝しています。
まずは案件の数をこなすことですね。
多数の案件を消化していれば、いつか信頼できるクライアントに出会えると思います。
ただし、地雷案件の見極めが必要です。
ちなみに地雷案件とは、単価が低すぎたり、内容がブラックすぎたりする案件のことです。
多数の案件を消化するのは大切ですが、地雷案件は時間と労力の無駄なので、関わらない方がいいですね。
クライアントの評価をまずは確認しましょう。
5段階評価で4を切っている場合は注意が必要です。
また、提案文の丁寧さも指標になります。
地雷案件は提案文が適当なことが多いので、詳細が書かれていない・内容が矛盾している場合は注意してください!
Webライターで成果を出すために一番大事だと思うことは?
とにかく勉強し続けること、あとは指示に対して素直になることでしょうか。
Webライターは新しい情報を扱う必要があるので、日々新鮮な知識をつけていく必要があります。
また、スキルアップのためには、素直にクライアントの指示を噛み砕いて、取り込むことが大切。
素直に勉強し続ける姿勢が最重要です。
あとは自己管理ですかね。
自分で労働時間を決められる仕事柄、サボりがちな人はとことんサボってしまいます。
こればっかりは本人が頑張るしかないところなので、Webライターを志すなら、自分を律することを意識してみてください。
そうですね。
営業や提案をして案件を取る、案件をこなすといった作業を全て1人でしなければならないのがフリーランスWebライターです。
業務の難度は高くない……と思いますが、覚悟は必要ですよ!
これからの意気込みをどうぞ!
はい!現在は月収40万円程度ですが、まだまだ収入を増やしたいと考えています。
現在は基本的なライティングスキルがあればできる仕事ばかりを消化していますが、これからはプログラミングなどの知識が必要な案件やファイナンシャルプランナーなど資格が必要な案件にも挑戦したいところです。
単価をあげるためにも、ライティングをしながら勉強・資格取得をして、より仕事の幅を広げたいと考えています。
また、私のライティングの知識や技術をシェアして、新しくライターを始める人のサポートができたらいいなとも思います!