「Webライターが1日に書くべき文字数は?」
「Webライターが1日に書く文字数を増やす方法は?」
「Webライターが文字数を増やす以外にやるべきことは?」
上記のようにお考えではありませんか。
結論として「10,000文字/日」程度書けるようになるのが脱初心者のボーダーラインです。
とはいえ、単価と案件内容次第では文字数は上下するもの。
当記事では、文字数についての内容を中心に下記をお話ししていきます。
- Webライターが1日に書く必要がある文字数は?
- Webライターが1日に書く文字数を増やすテクニック
- Webライターが1日に書く文字数を増やす以外にした方がいいこと5選
文字数でお悩みの場合はぜひ最後までご覧ください。
当記事の内容を知っておけば、無理に文字数を稼ぐ必要はなくなりますよ。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターが1日に書く必要がある文字数は?10,000文字/日がボーダーライン!
Webライターが1日に書く文字数はどれくらい?という疑問にまずはお答えしましょう。
本章では下記を解説します。
- 初心者〜中級者のボーダーラインは10,000文字/日
- 書くべき文字数は必要な収入によって決まる
- 1.0円/文字×10,000文字/日×25日=25万円で生計を立てられるライン
- 案件とスキル次第で20,000〜50,000文字書く人も!
初心者〜中級者のボーダーラインは10,000文字/日
初心者〜中級者のボーダーラインは10,000文字を1日に書けるかどうかです。
一般的にWebライターは「記事を書く」と一言で言っても、
- リサーチ
- 構成作成
- 記事執筆
- 修正対応
などの手順があり、ずっと文章を書いているわけではありません。
そのため、タイピングだけなら1日何万文字も書ける!と思っていても、いざ執筆するとなると思ったように進まないことが多いのです。
そういった意味合いから、初心者はまず10,000文字程度を1日に書けるようにすることが大事ということ。
書くべき文字数は必要な収入によって決まる
とはいえ、必要文字数は、必要な収入によって左右されます。
たとえば、月10万円程度欲しいなら
- 文字単価0.5円
- 月20万文字執筆
→1日8,000文字執筆(月5日休み)
- 文字単価1.0円
- 月10万文字執筆
→1日4,000文字執筆(月5日休み)
といったイメージです。
10万円欲しいなら、単価0.5円の低〜中単価案件でも達成可能と言えるでしょう。
一方、20万円以上の報酬を得たい場合は文字単価1.0円はないと執筆が難しいといった具合。
1.0円/文字×10,000文字/日×25日=25万円で生計を立てられるライン
で、なぜ10,000文字が必要なのかというと、一般的に脱初心者のラインとされている文字単価が1.0円程度だから。
文字単価1.0円で10,000文字/日を25日/月稼働すると、
1.0円/文字×10,000文字/日×25日/月=250,000円/月
月収25万円となり、生計を立てられるラインの収入です。
もちろん、使用しているサイトがクラウドソーシングサイトなら、手数料が20%ほど取られるため、受け取れる報酬は20万円。
その他税金などもろもろの支払いをするともっと収入はすくなくなります。
とはいえ、月収20万円程度あれば生活することは可能なので、脱サラを目指している方の目標としてはちょうどいいのではないでしょうか。
案件とスキル次第で20,000〜50,000文字書く人も!
もちろん、執筆文字数は案件とスキル次第で変わってきます。
単純に簡単な文章を大量に執筆するスタイルの方なら、1日50,000文字書く方もいます。
一方、超高単価案件(文字単価10円)で1日3,000文字しか書かないといった方もいらっしゃるのが実情。
Webライターの働き方は案件によりけりなところがありますが、今回提示した1日10,000文字はあくまで一般的なラインだということは知っておいてください。
スキルと案件が噛み合わされば、10,000文字以下でも圧倒的に稼げますし、それ以上書かないといけないケースもありますからね。
個人的な意見ではありますが、文字数と単価のバランスを取って「時給」を高める概念が重要だと思っているところです。
- 文字単価が高くても執筆に時間がかかる
- 文字単価が低くても1時間に大量に書ける
上記では、後者の方が時給が高くなる傾向にあります。
自分の効率が良いのか悪いのかをよく理解して案件を選びましょう!
Webライターが1日に書く文字数を増やすテクニック
主に下記3つの方法が有効です。
- タッチタイピング(ブラインドタッチ)を習得する
- 執筆分野の知識を豊富にする
- 修正依頼が少なくなるような工夫をする
タッチタイピング(ブラインドタッチ)を習得する
まずはタッチタイピングを習得しましょう。
タイピング速度よりも次項で紹介する知識などの方が重要ですが、タイピングも速いに越したことはありません。
タイピング速度を速くするために必須なスキルがタッチタイピング(ブラインドタッチ)です。
メモ
タッチタイピングとは?:キーボードを見ずタイピングすること
タッチタイピングができるようになれば、Webライターとしての作業効率が上がります。
確実に身につけましょう。
ちなみに、タッチタイピングを身につけるための方法としては、
- 方法①:地道に案件をこなす
- 方法②:タイピングゲームで遊ぶ
などが挙げられます。
方法①:地道に案件をこなす
なによりも実践が一番重要です。
案件をこなし、1日何千文字と書き続けると、だんだんタッチタイピングも身についてくるでしょう。
ただ、重要なのは速さより正確さです。
タッチタイピングができるようになったとはいえ、まだまだミスが多く、打ち直すことが多いので、スキルアップの余地があると感じています。
- タッチタイピングができるようになる
- ミスを少なくする
- 高速タイピングをする
といった順で、スキルアップしていきましょう。
方法②:タイピングゲームで遊ぶ
次はタイピングゲームで遊ぶという方法です。
案件消化に比べれば優先度は低いのですが、時間があるときにタイピングスピードを測ることは有効。
タイピングゲームで有名なのは「寿司打」です。
タイピングのスピード・正確性を測れるので、自分が苦手な部分や基礎的な能力を知ることができます。
もちろん、苦手な部分を業務で繰り返し意識して練習すれば、タイピングスピードも速くなることでしょう。
寿司打は下記ボタンから遊べます。
お時間のあるときにどうぞ。
執筆分野の知識を豊富にする
次は知識です。
実はWebライターの執筆速度に一番影響するのは、タイピングスピードではなく知識。
知識があると、
- リサーチの時間が減る
- ファクトチェック(事実確認)が容易になる
といったメリットがあります。
その結果、タイピングが遅くても、調べる時間が短くなることで、結果的に執筆速度が速くなるということ。
タイピングスピードを速くすることは重要ですが、まずは知識を身につけることを意識しましょう。
知識の身につけ方は下記の3種類がおすすめです。
- 方法①:専門書を10冊読む
- 方法②:専門家に取材する
- 方法③:専門家に監修してもらう
方法①:専門書を10冊読む
まずは本を読みましょう。
おすすめは専門書を10冊程度読むことです。
1冊、2冊でも問題ありませんが、筆者の意見や主張が偏っている場合があるので、やや危険。
いくつか本を読んで、
- 共通する内容:業界の常識
- 専門書ごとに異なる内容:筆者の価値観
といったように切り分けることが大切です。
常識を知ることと、さまざまな考えがあることが理解できれば、より正確かつ面白い、役に立つ記事を書くことができるようになります。
方法②:専門家に取材する
専門家に取材するのも重要です。
本は確かに知識の宝庫ですが、一方的に情報を得るだけなので「わかったつもり」になってしまうケースが多々あります。
そこで、専門家に取材すると、生きた知識に変わってくるものです。
ポイント
実務をしている人しか知り得ない情報(経験・体験)が知識の幅を広げてくれますし、理解を助けてくれます。
法律系の記事を書くときは一度でいいので弁護士に話を聞くことをおすすめしますし、金融系ならFP、不動産なら宅建士など、資格を持っている人に話を聞いてみましょう。
本を読むだけに比べて知識の理解度が一気に深まりますよ。
方法③:専門家に監修してもらう
記事を速く書く方法とは少し異なりますが、専門家に監修までお願いできればそれに越したことはありません。
監修がつくと、
- 信頼性が増す
- 権威性が増す
- 正確性が増す
- 不要なリサーチが減る
といったメリットがあります。
なにより、記事の信頼性が増すのがSEOで有効です。
現在(2021年8月時点)では、記事の専門性・権威性・信頼性(E-A-T)が重要。
Googleは専門家が発信している情報を優遇するような方針になっているのです。
その際、名も無いライターが書いた記事ではなく、専門家が監修しているとなれば、一気に評価が良くなるというもの。
取材のついでに「可能でしたら、記事監修もお願いできないでしょうか?」と相談してみましょう!
修正依頼が少なくなるような工夫をする
修正依頼が少なくなるような工夫も重要です。
いくら記事を速く書いたとしても、修正依頼を受けていては結局対応しているうちに時間が過ぎてしまいます。
できれば、一発で記事が通るような努力をしていくべきでしょう。
修正依頼を減らす工夫は下記。
- 方法①:クライアントごとにメモを作成する
- 方法②:フィードバックの共通項を意識して執筆する
- 方法③:とにかく同じクライアントとの取引を継続する
方法①:クライアントごとにメモを作成する
まずおすすめするのは、クライアントごとにメモを作成するということ。
実際に私が実践して、修正依頼が減った方法なので、有効性は実証済みです。
どういうことかというと、クライアントが
- A社
- B社
- C社
とあったとしましょう。
その場合は
- A社フィードバックメモ
- B社フィードバックメモ
- C社フィードバックメモ
といった具合で、各クライアントごとにメモを作成するということ。
というのも、クライアントのフィードバックはそれぞれ内容がバラバラです。
A社では〇〇といっていたことが正しくても、B社では××にしてください、と言われることはザラ。
そのため、クライアントごとに記事の書き方を変えることが重要というわけです。
その際、ルールを整理するためにもメモを作っていくことが大切。
記事を納品する前にメモを見返して、セルフチェックすれば、修正依頼がかなり減るでしょう。
方法②:フィードバックの共通項を意識して執筆する
ただ、フィードバックはクライアントごとにバラバラですが、中には共通する項目もあります。
いくつかのフィードバックで共通する項目は
- 文章力の正解
- SEOの常識
といった事柄なので、絶対に押さえておきましょう。
そういった意味合いでは、各クライアントごとのメモに共通する内容をさらに抜粋した「共通メモ」も作っておくといいでしょう。
新しいクライアントに営業をかけるときは「共通メモ」をみて、執筆すると、失敗が少なくなりますよ。
方法③:とにかく同じクライアントとの取引を継続する
とはいえ、クライアントメモを作っていく労力は結構大変です。
そこで重要なのは、同じクライアントと取引を継続すること。
付き合いが長くなれば、クライアントの好き嫌いが理解できるようになりますし、自分でもメモの内容を覚えられるので、確認作業をショートカットできるようになります。
お互い、無駄な時間を過ごさないで済むので、win-winというわけ。
なるべく同一のクライアントと取引を意識するようにしてみてください。
Webライターが1日に書く文字数を増やす以外にした方がいいこと3選
ここまでWebライターの文字数にフォーカスした内容をお話ししてきましたが、実は文字数以外にも重要な要素があります。
下記項目は文字数を増やす以外に意識した方がいいことです。
- 文字単価を上げる
- 取り組みやすい案件を獲得する
- 効率を上げて時給を高める
文字単価を上げる
文字単価を上げることは文字数を増やすことより優先することです。
1文字0.5円で10,000文字書いても5,000円。
一方、1文字1.0円で10,000文字書いたら10,000円です。
同じ10,000文字でも倍の差が出てくるので、単価は非常に重要。
文字単価が1.0円未満の方はまずは単価を上げる努力をしましょう。
高単価案件の獲得方法は下記ページでまとめています。
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取り組みやすい案件を獲得する
ただ、単価が上がっても難しい案件だと逆に効率が落ちる場合があります。
ポイント
取り組みやすい(知識・スキルがある)ジャンルだと、サクサク記事がかけて、結果効率が良いことも。
単価と取り組みやすさのバランスを考えて、案件を選んでみましょう。
ただ、最初から取り組みやすい案件ばかり探しても難しいことがあります。
理由としては、誰でも書ける案件には応募が殺到するから。
まずは知識の少ないジャンルに挑戦して、本を読んで知識をつけて、そこからスキルを伸ばしていくといった流れがおすすめです。
効率を上げて時給を高める
最終的には時給の概念が重要です。
たとえ、文字単価が5.0円でも3,000文字書くのに10時間以上かかっていては、時給は1,500円です。
一方、文字単価1.0円で3,000文字を1時間で書ければ時給は3,000円。
単価が安い方が時給が高いことはザラにあります。
案件選びで、単価はもちろん重要ですが、捌きやすさと相談して、自分が最大効率で稼げる案件を選択することが重要というわけ。
まとめ:Webライターは1日10,000文字を目標にトレーニングしよう!
Webライターの1日の文字数のボーダーラインは10,000文字程度です。
というのも、脱初心者の文字単価1.0円で、生計を立てられるギリギリのラインだから。
10,000文字は書けるようにしておきましょう。
もちろん、人によっては20,000〜50,000文字を書く人もいますよ!
文字数を増やすコツは下記。
ポイント
- タッチタイピング(ブラインドタッチ)を習得する
- 執筆分野の知識を豊富にする
- 修正依頼が少なくなるような工夫をする
ただし、文字数を増やすことに執心すると、かえって効率が落ちる場合もあります。
下記に注意して、効率を上げる意識も持ちましょう。
- 文字単価を上げる
- 取り組みやすい案件を獲得する
- 効率を上げて時給を高める
また、スキルを磨くことも重要です。
スキルを磨くための最短ルート「スクール」「参考書」については下記ページからご覧ください。
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