「Webライターに必要なスキルって何?」
「Webライターがスキルを磨くにはどうしたらいい?」
「Webライターが稼ぐためには?」
上記のようにお考えではありませんか。
Webライターは誰でもなれますが、誰でも稼げるわけではありません。
スキルを持った人しか稼げないのが事実。
そこで、当記事ではWebライターに必要なスキルを現役ライターが徹底解説していきます。
今回のお話の内容は下記。
- Webライターの必要スキル
- Webライターとして飛躍するためのあったらより良いスキル
- Webライターの必要スキルの磨き方
Webライターになってみたいけど、どんなスキルが必要なのかわからない場合は、ぜひ最後までご覧ください。
当記事をご覧になれば、もうスキルについて悩むことはないでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターの必要スキルを月収40万円現役ライターが解説
結論として、Webライターの必要スキルは下記です。
- 読解力
- 文章力
- SEOのスキル
- 調査能力
- 執筆環境を扱える能力
- WordPressなどCMSを扱える能力
- コミュニケーション能力
- 自己管理能力
それぞれ必須スキルなので、ぜひ押さえておいてください。
読解力
まずは読解力です。
というのも、読む力がないとWebライターは仕事にならないから。
Webライターの適正に関するページでもお話ししていますが、読解力がない人は基本的にWebライターに向いていません。
-
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簡単に説明すると、Webライターは書くことと同等以上に文章を読むことが必要なのです。
その理由は
- クライアントの指示を読む
- マニュアルを読む
- 参考書を読む
- 競合他社の記事を読む
- 情報を調べるために文献・サイトを読む
など、さまざまな文章を読むシーンがあるから。
文章を読めない人は、クライアントの指示をまともに聞けないので、修正依頼だらけになってしまいます。
まずWebライターになるためには、読解力を磨くことが重要です。
文章力
文章力もWebライターの基本スキルです。
とはいえ、Webライターに求められる文章力はそこまで高くありません。
「中学生が理解できるような文章を書け」というのが、Webライター業界の通説です。
メモ
なぜ中学生なの?:義務教育が中学生までだから。
基本的に中学生が理解できるなら、大人は理解できる……はずです。
文章力で押さえておくべきポイントとしては、下記。
- 主語と述語の一致
- 文末の連続を避ける
- 語句の省略をしない
- 指示語を使わない
などなど‥‥…
文章力を磨くためには、1冊だけでも参考書を読んでおくことをおすすめします。
おすすめは『新しい文章力の教室』です。
SEOのスキル
次はSEOのスキルです。
メモ
SEOとは?:検索エンジン最適化のことで、自分の記事・コンテンツを検索結果の上位に表示するための施策。
SEOのスキルがあると、書いた記事が多くの人の目に触れるため、クライアントの売り上げがUPします。
上記の理由から、SEOライティングができるWebライターは重宝されるのです。
SEOの概念を簡単に説明すると
ポイント
読者(検索ユーザー)を満足させる検索結果を作る
こと。
そのため、Webライターがするべきことは、読者満足を第一に考えるということです。
テクニックとしては、
- キーワードや共起語を散りばめる
- 適切な記事構成にする
- 読みやすいページにする
などがありますが、全ては読者満足に収束します。
WebライターにとってのSEOの詳細は下記ページをご覧ください。
-
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調査能力
Webライターは調査する能力も必要です。
基本的にWebライターはネット・書籍・取材で情報を獲得します。
その際、徹底的に情報を調べることが重要。
他の記事より
- わかりやすく
- 詳細に
- 差別化して
記事を書く必要があります。
詳細さとわかりやすさには知識が、差別化に関しては権威性や体験談などが必要です。
知識が元々あるジャンルは例外ですが、基本は調べて記事を書くので、調査能力が高いWebライターは重宝されます。
執筆環境を扱える能力
WordやGoogleドキュメントなど執筆環境を扱える能力は必須。
文章を書く上で納品形式が決まっていることが多く、
- ワードが使えない
- Googleドキュメントが使えない
といった状態で、機会損失をするのは非常にもったいないことです。
最低限、WordとGoogleドキュメントの使い方は知っておくべきでしょう。
とはいえ、WordとGoogleドキュメントの使用感はほぼ同じなので、片方が使えたらあとはそこまで気にする必要はありません。
WordPressなどCMSを扱える能力
案件によってはWordPressなどのCMSを使用する場合があります。
メモ
CMSとは?:コンテンツマネジメントシステムのこと。特別な知識がなくてもWebページの編集ができるシステム。
WordPressのシェアがやはり大きいので、最低限WordPressは使えるようにしておくべきでしょう。
下記ページでWebライターとWordPressの関係を解説しています。
あわせてご覧ください。
-
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コミュニケーション能力
フリーランスのWebライターは仕事を取ってくるところから始めないといけません。
クライアントと綿密なコミュニケーションを取る必要があります。
また、各種取材や調査をするときに、
- 電話で問い合わせる
- 直接会って話す
- zoomなどリモート会話をする
といったシーンが多いのが実情。
Webライターは1人でできる仕事!といわれていますが、意外にもコミュニケーション能力が必要なのです。
コミュニケーションを疎かにすると、
- 仕事が取れない
- クライアントと認識がズレる
- 取材相手を怒らせる
などといった問題に発展します。
自己管理能力
自己管理能力も重要です。
Webライターはいつ働くか、いつ休むかを自分で判断する必要があるから。
確かにWebライターは
- 時間の自由
- 場所の自由
が存在し、自在に働き方を変更できます。
しかし、自由度が高すぎると、サボってしまう人がいるのも事実。
ただ、コントロールできれば、これ以上ない働き方なので、ぜひ自分にあったセルフコントロール術を編み出してみてください。
ちなみに、私は仕事場を頻繁に切り替えることでリフレッシュしています。
余談ですが、私の1日の生活リズムは下記のような感じ。
7:00 | 起床 |
8:30 | カフェに到着&記事執筆 (3時間労働) |
11:30 | 昼食&休憩 |
13:00 | コワーキングスペースに移動&記事執筆 (3時間労働) |
16:00 | クライアントとのやりとり |
17:00 | 帰宅&他のライターさんの添削業務or記事執筆 (2時間労働) |
19:00 | 夕食&入浴&休憩 |
21:00 | 翌日の執筆記事の調査 |
22:00 | 自由時間 |
24:00 | 就寝 |
1日2〜3回は場所を変えているのがわかるでしょう。
おすすめです。
Webライターとして飛躍するためのあったらより良いスキル
必須スキルについては説明しましたが、ここからはあると嬉しいスキルについて解説していきます。
具体的には下記が重要。
- メディア運営に関するスキル全般
- 取材のスキル
- 撮影スキル
- 画像編集のスキル
- 専門分野の知識
- セルフブランディング力
メディア運営に関するスキル全般
まずはメディア(サイト・SNSなど)の運営スキルです。
特にWebサイト運営のスキルがあると、非常に有利。
理由としては、Webライターへの指示を100%理解できるようになるから。
たとえば、
クライアントの指示
ここに内部リンクを貼ってください
といった指示があったとします。
知識がないWebライターだと
知識がないWebライターの心の声
ふーん。内部リンク貼ったら何の意味があるんだろう?てか内部リンクって何?
と思ってしまいます。
一方、メディア運営のスキル・知識があるWebライターは
知識があるWebライターの心の声
なるほど!ここで導線を作ることで商標ページへの誘導をするのか!また、回遊率を上げてページ評価を上げたいってことか!
と、クライアントの指示の意図まで完璧に理解可能です。
クライアントと意思疎通ができれば、修正依頼も少なくなりますので、クライアントにとっても優良なWebライターだと思われるでしょう。
もちろん、作業の手間が減るので、Webライターとして時給が上がります。
勉強には自分のブログを持つことが一番おすすめ。
下記ページをご覧ください。
-
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取材のスキル
次は取材スキルです。
実は取材ができるライター(インタビューライター)は数が少ないのが現状。
取材と聞くと難しそうに思えるからですね。
取材記事のイメージは下記。
-
講師の村上さんにインタビューを行いました。月40万稼がれている秘訣とは?
こんにちは! KWスクールのななです。なな 今回は、Webライティングで月収40万円を稼ぐ、フリーランスWebライターの村上さんにインタビューしました。 村上さんは九州の地方に在住でありながら、Web ...
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取材記事は文字単価が3.0円〜とかなので、非常に稼げます。
この機会に取材の技術を磨きましょう!
撮影スキル
撮影のスキルもあるとより良いです。
記事にはアイキャッチやイメージ画像が必要ですが、フリー素材では似たり寄ったりになってしまいがち。
そんなとき、自作の画像や写真があれば、クライアントからの評価がかなりよくなります。
とはいえ、そこまで高級なカメラは必要ありません。
- iPhoneの最新機種
- GALAXYの最新機種
上記のようなスマートフォンのカメラもかなり優秀なので、投資として購入するのもありでしょう。
ちなみに、下記は私がiPhone12で撮影した写真です。
上記の写真はプロ感はありません。いたって普通。
しかし、Web記事では綺麗な画像より、伝わる画像が重要です。
上記はMacBook Airの大きさを表現したくて、モバイルバッテリーと並べて写真を撮りました。
内容が伝わればそれでOK。
画像編集のスキル
Canvaなどの無料サービス、Illustrator・Photoshopなどの有料ソフトのどちらでも構いませんが、画像編集ができるとWebライターとしては◎。
アイキャッチなどにテキストを挿入すると効果的だといわれているので、画像編集は積極的に行いましょう。
そこまで難しい編集は必要ありません。
せいぜい、
- 画像の色味を調節
- テキスト挿入
- 図解作成
くらいができればOK。
私は
ポイント
Canvaとパワーポイントで図解を作成
Macの純正写真アプリで簡単な画像編集
無料のモザイクアプリなどで画像処理
をしていますよ!
専門分野の知識
専門分野の知識もあったら高単価案件を目指せます。
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- アニメ
- 音楽
- 映画
- ドラマ
- スポーツ
- ペット
- ガジェット
など、趣味でも十分です。
ようは他のWebライターより詳しいことがあればそれでOK。
他人に負けない熱量があれば十分。
もし、全く興味があるジャンルがないなら、SEOを深堀することをおすすめします。
SEOライティングはどのジャンルにも通じるところなので、SEOを勉強して、文字単価1.0円の案件獲得を目指しましょう。
セルフブランディング力
セルフブランディング力も重要。
SNS(Twitter・Instagram)やブログを活用し、ポジションを確立しましょう。
というのも、これからの時代、生き残れるのは有名なWebライターだけだからです。
詳細は下記ページをご覧ください。
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簡単に説明すると、稼げるWebライター=権威性がある人という図式が現在確立されつつあり、今のうちにジャンルの権威者になっておくことが大切ということ。
そのためには、資格を取ったり、ブログやSNSで有名人になっておくことが重要なのです。
Webライターの必要スキルの磨き方
さて、必要スキルとあったら良いスキルについて説明しました。
ここからはスキルの磨き方を解説していきます。
下記方法があります。
- 参考書を読む
- スクールに通う
- クライアントからフィードバックをもらう
参考書を読む
まずは参考書です。
結論からいうと、残念ながら参考書を読んだだけではスキルは身につきません。
理由としては「知識として持っている」ことと「スキルとして使いこなせる」ことの間には大きな乖離があるから。
知っている上で使いこなすことが大切なのです。
とはいえ、まずは知識がないとスキルの磨きようがないので、参考書は何冊か読んでおくことをおすすめします。
おすすめ参考書は下記。
- 新しい文章力の教室
- 言葉ダイエット
- 沈黙のWebライティング
- 10年つかえるSEOの基本
- 人を操る禁断の文章術
- 一瞬で人の心を操る「売れる」セールスライティング
- 記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集
- 影響力の武器
特に『新しい文章力の教室』と『沈黙のWebライティング』は絶対に読みましょう。
それぞれ「文章力の基本」と「SEOの概念」が学べます。
その他の参考書を読めば知識の幅が広がり、できることも増えていくでしょう。
各参考書の詳細は下記をご覧ください。
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スクールに通う
もっとも効率良く学習でき、スキルを磨けるのはスクール・講座です。
知識を学びつつ、添削があることによりスキルを磨けます。
スクールの弱点は価格が高いこと。
数万円〜数十万円と幅広く、経済的に余裕がないと受講すらできないでしょう。
おすすめスクール・講座は下記です。
- KWスクール
- Writing Hacks
- udemy
- ストアカ
- 日本おうちワーク協会 Webライターdeおうちワーク講座
- 副業の学校
- ライターカレッジ
- コトバ大
- しんがり
それぞれに教材の良し悪し、添削の有無など特徴があり、それらをまとめたページが下記です。
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クライアントからフィードバックをもらう
最後の手段としては実戦です。
実際の案件でクライアントからフィードバックをもらうといった手法。
効率は悪くありませんが、フィードバックが何回にもなると時給がどんどん落ちていきます。
まず、スクールで学んで最低限の知識と技術を身につけてから挑戦するのがベストでしょう。
ちなみに、
注意ポイント
- 指示が支離滅裂
- 何度も修正依頼を出す
- 担当者が変わることが多い
といったクライアントは、あまり成長になりませんので、早めに契約を解除しましょう。
まとめ:Webライターはスキルが命!
以上、まとめますとWebライターの必要スキルは下記。
- 読解力
- 文章力
- SEOのスキル
- 調査能力
- 執筆環境を扱える能力
- WordPressなどCMSを扱える能力
- コミュニケーション能力
- 自己管理能力
あったらより良いスキルは次の通りです。
- メディア運営に関するスキル全般
- 取材のスキル
- 撮影スキル
- 画像編集のスキル
- 専門分野の知識
- セルフブランディング力
スクール・参考書・実戦でスキルを磨き、一流の稼げるWebライターを目指しましょう。
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