「Webライターはワードプレスを使えないといけないの?」
「Webライターがワードプレスを使えるようになるメリットは?」
「Webライターがワードプレスを学習する方法は?」
上記のようにお考えではありませんか。
Webライティングの案件を調べていると、ワードプレスという単語を目にすることが多いでしょう。
しかし、いまいちワードプレスがなぜ必要なのか理解できないと、学習することも難しいものです。
実際、あなたが現在ご覧になっている当記事も私がワードプレスを編集して執筆しています。
ワードプレスが使えると案件の幅が広がり、単価も高くなっていきますよ。
当記事の内容は下記です。
- Webライターがワードプレス(WordPress)を使えるようにするべき理由
- そもそもワードプレス(WordPress)とは?
- Webライターがワードプレス(WordPress)を学習するメリット
- Webライターがワードプレス(WordPress)を学習する方法4選
ワードプレスについてお困りでしたら、ぜひ最後までご覧ください。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
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です。
Webライターがワードプレス(WordPress)を使えるようにするべき理由
結論から言うと、Webライターにとってワードプレスの知識・技術は必須です。
なぜそういえるのか、理由を述べていきましょう。
下記3つの理由が挙げられます。
- 納品方法でワードプレス直書きのケースが多いから
- ワードプレスが使えることは単価交渉の材料になり得るから
- 文章を書ける”だけ”のWebライターは多いから
納品方法でワードプレス直書きのケースが多いから
まず、案件の募集文を見るとわかることではありますが、納品方法でワードプレスを指定される場合が非常に多いのが理由です。
例えば下記のような募集がクラウドワークスに出ていました。
納品形式を「ワードプレスにアップ」と指定されている以上、ワードプレスのスキルがないと上記の案件には応募できません。
スキルがないことによる機会損失の可能性があるあわけです。
また、ワードプレスでは、画像挿入や文字装飾といった執筆以外の業務も請け負う必要がありますので、ライティングだけだと思って応募すると業務が多くて大変といったことも起こり得ます。
正しい知識がないと、内容を勘違いしてしまうこともあるということ。
ちなみに、Webライターの納品方法は主に下記があります。
- Wordファイル
- テキストファイル
- Googleドキュメント
- ワードプレス入稿
- 他のCMS(自社システム)
ワードプレス以外のシステムを利用している企業もありますが、基本的にはワードプレスと使い方は大きく変わらないので、ワードプレスが使えればほとんどの案件に対応できます。
一方、ワードプレスが使えない時点で、かなり案件の幅が狭まることも事実です。
せっかく書きたい案件があったのに「納品形式がワードプレス(あるいは自社システム)だからできない……」となるのは非常にもったいないと思います。
機会損失を回避するためにもワードプレスは使えるようになっておくべきなのです。
ワードプレスが使えることは単価交渉の材料になり得るから
また、ワードプレスが使えることは単価交渉の材料になり得るからというのも理由の1つ。
たとえば、記事制作の流れは下記です。
()内は作業者を意味しています。
- 記事執筆(ライター)
- ワードプレス入稿(クライアント)
- 画像挿入(クライアント)
- 文字装飾(クライアント)
- 各種リンク挿入(クライアント)
- 確認(クライアント)
- 公開(クライアント)
上記の流れでクライアントの作業は記事執筆以降全てが該当し、煩雑ですよね。
そこで、Webライター自身から「ワードプレス入稿まで全て行いますよ!」と提案されたらどうでしょうか。
もし、Webライターが全てしてくれるなら下記のような内訳になります。
- 記事執筆(ライター)
- ワードプレス入稿(ライター)
- 画像挿入(ライター)
- 文字装飾(ライター)
- 各種リンク挿入(ライター)
- 確認(クライアント)
- 公開(クライアント)
めっちゃくちゃクライアントの作業量が減りましたよね。
つまり、Webライターがワードプレス入稿を提案するだけで、クライアントの負担が一気に減るということ。
ようは楽ができるわけです。
楽ができるということは、その分のリソースを他の業務に割けるので、より効率的な業務が実現します。
クライアントにとって得しかないわけですね。
そしてクライアントが得をするなら、Webライターに支払う報酬も増えるといった流れ。
まとめると「ワードプレス入稿までできます!」と提案することは「単価をあげてください」と同義です。
しかも、ただ単価を上げるだけでなく、クライアントにもメリットがあることなので、快く応じてくれる場合が多いのが実情。
文字単価・記事単価が上がれば高単価Webライターの仲間入りです。
収入も安定してくるので、ぜひワードプレスまで使えるようになっておいてください。
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文章を書ける”だけ”のWebライターは多いから
そして、Webライターの厳しい現実として、スキルのないWebライターは今後、淘汰されていきます。
過去下記のようなページを執筆したこともあります。
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上記では「心配無用」と書いていますがそれはスキルがあるWebライターに限った話。
ワードプレスが使えず、案件も取れないといったWebライターに未来はありません。
文章を書ける”だけ”のWebライターはすでに飽和しています。
現在はどう差別化するかの時代なので、ワードプレスは最低限使えるようにしておきましょう。
そもそもワードプレス(WordPress)とは?
さて、ワードプレスの重要性がわかったところで、そもそもワードプレスってなんなの?という疑問にもお答えしましょう。
当章では下記の内容をお話ししていきます。
- ワードプレスはCMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種
- ワードプレスは世界シェアが大きい
- ワードプレスを利用するクライアントはかなり多数
CMS(コンテンツマネジメントシステム)の一種
ワードプレスはCMSの一種です。
メモ
CMSとは?:特別な知識がなくてもWebコンテンツの追加・編集ができる仕組み
ようは、プログラムの知識がなくてもWebページを編集するためのものという認識で問題ありません。
HTMLなどはご存知かと思いますが、Webページは知識がないと何をしているのか正直わかりにくいんですよね。
ただ、ワードプレスを使うと、直感的な操作でページを編集できます。
Wordのような編集画面なので、非常に扱いやすいでしょう。
ちなみに当サイトKWスクールの編集画面は下記です。
Wordとほとんど一緒でスタイルなどボタン1つで編集できるので非常に便利ですよ。
ワードプレスは世界シェアが大きい
またワードプレスは世界シェアが非常に大きく、全世界のWebサイトの約40%がワードプレスと言われています。
世界シェアが多いということは、必然的に使う人が多いということ。
英語が喋れれば、世界中の人と会話ができるように、ワードプレスが使えれば、多くの案件を捌くことができるというわけ。
日本に限った話でも、ワードプレスユーザーは個人から企業まで幅広く存在します。
Webライターは企業相手に記事を納品する仕事なので、ワードプレスの知識・スキルは必須と言えるでしょう。
ワードプレスを利用するクライアントはかなり多数
また、ワードプレスを利用するクライアントは多数です。
よっぽどの大手企業は独自のCMSを用意している場合がありますが、中小・小規模な企業ならワードプレスがほとんど。
そのため、納品がWordやGoogleドキュメントでも、その後ワードプレスに入稿するケースが多いのです。
そういったとき「ワードプレスまで扱えますよ」とWebライター側から提案があると、非常にクライアントとしても助かるということ。
もはやワードプレスはWordやGoogleドキュメントのような執筆システムと同等で、Webライターに必要なスキルと言えるでしょう。
もちろん、ワードプレスに入稿しない案件は安い案件になりがちなので、今後は避けた方がいいかもしれませんね。
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Webライターがワードプレス(WordPress)を学習するメリット
Webライターがワードプレスを学習するメリットは下記の3つです。
- 仕事の幅が広がる
- 単価を上げることができる
- 他のWebライターと差別化できる
仕事の幅が広がる
仕事の幅が広がることは理由でもお話しした通りです。
ワードプレス入稿が条件の案件は非常に多いので、ワードプレスが使えないというだけで機会損失を多数してしまうでしょう。
逆に言えば、ワードプレスを自在に扱える人は案件の幅が広く、自分のやりたい仕事・稼げる仕事を選べます。
よりWebライターとして飛躍したい、自分の望む内容の仕事がしたい場合は、ワードプレスが必須です。
さらにワードプレスを扱えるようにしておくと、他のCMSもすぐに使えるようになります。
CMSが違っても基本的にやることは一緒ですからね。
そのため、まずシェアの大きいワードプレスを身につけて、他の企業の案件も受注できるようにしておくのが吉でしょう。
単価を上げられる
単価を上げられるのもメリット。
理由でも説明しましたが、ワードプレスが使えるというアピール材料で、そのまま単価交渉につなげられます。
単価はWebライターにとって最重要な要素。
たとえば、月間20万文字執筆したとして、
文字単価1.0円
1.0円/文字×200,000文字/月=200,000円/月
文字単価0.5円
0.5円/文字×200,000文字/月=100,000円/月
といったように、単価が半分になれば、収入も半分になります。
逆を言えば、単価を0.1円でも上げられれば同じ仕事でも稼げる額は高くなるということ。
なるべく高単価の仕事を受注するのがポイントなので、少しでも単価交渉を有利にできるワードプレスの技術は絶対に押さえておきましょう。
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他のWebライターと差別化できる
他のライターと差別化できるのもメリット。
スキルのあるWebライターはまだまだ大丈夫ですが、低スキルWebライターは飽和しつつあります。
その結果、文字単価0.5円未満の朝廷単価案件で苦しんでいるWebライターが多いのが実情。
その超低単価Webライターの多くはワードプレスの使い方を知らないことが多いのです。
とにかく、誰でもできる案件を追い求め、自分にもできそう……という動機で低単価案件に応募するということ。
とにかく低単艦案件では消耗してしまいます。
ワードプレスをはじめとした差別化を図り、迅速に高単価案件に舵を切りましょう。
Webライターがワードプレス(WordPress)を学習する方法4選
最後にWebライターがワードプレスを学習する方法4選をご紹介しましょう。
基本は下記のページに書いてある内容と同一ですが、ワードプレスに限った話を今回はしていきます。
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主に次の4つの選択肢が存在します。
- 書籍で勉強する
- スクール勉強する
- ブログで独学する
- 実際の案件を受けながら学習する
書籍で勉強する
まずは書籍で勉強するという方法。
本は知識の源です。
何事も知識がないと話が進まないので、まずは書籍を読むことをおすすめします。
おすすめ書籍は下記。
- いちばんやさしいWordPressの教本
- 本当によくわかるWordPressの教科書
上記の2冊のどちらか一冊を購入し、目を通すだけでも格段に理解度が変わってきます。
特に、ワードプレスの取り扱いからサイト構築まで学習しておけば、
ポイント
ワードプレスで一からサイトを立ち上げ、コンテンツまで全て制作します
といった提案も可能。
サイト構築からコンテンツの全てを請け負えると、それだけで数十万円〜100万円単位のプロジェクトになるので、ぜひワードプレスの知識は持っておきましょう。
ちなみに、今回紹介した2冊は下記のボタンから詳細を確認できますよ。
スクール勉強する
次はスクールで勉強するといった方法です。
ワードプレスの勉強をスクールでするとなると、Webライターに必要な情報以上を学べるので、中にはオーバースペックというか、十分すぎる内容だと言う人もいます。
しかし、先述した通り、ワードプレスの理解度が高いほど案件の幅が広がるため、できればワードプレスのテーマを作成できるくらいの知識はつけておいてください。
もちろん、テーマを作成できる程度の知識・スキルがあれば、Webライターとしての能力としては十分です。
HTMLとCSSの基本を学ぶので、スクールに通うのも1つの選択肢でしょう。
おすすめスクールは下記です。
- テックアカデミー
- 侍エンジニアマンツーマンレッスン
- CodeCamp
などなど……
スクールは料金が高いので、Webライターが勉強するには少しハードルが高いでしょう。
とはいえ、身につけたスキルは一生ものなので、経済的・時間的に余裕があればぜひ受講してみてください。
各スクールの詳細は下記ページからご覧になれます。
ブログで独学する
また、独学も1つ重要です。
そして何よりおすすめな独学がブログ。
理由としては、
- ポートフォリオになるから
- 各種スキルが学べるから
- クライアント目線になれるから
- 広告収入が入るから
といったことが挙げられます。
今回のワードプレスの取り回しという観点だけでいえば、ブログを運営する際にワードプレスを利用することで、一通りのことはできるようになるでしょう。
自分でサイト構築からコンテンツ執筆〜公開までできればWebライターとして十分です。
そのほかのメリットとしては、ブログ経由で案件を紹介してもらえるといったことも挙げられます。
あらゆるメリットがあるので、ブログを運営するのは非常におすすめですよ!
ちなみに、ワードプレスでブログを始めるなら、下記のページ(外部サイト)が参考になりますよ。
WordPressを使ったブログの始め方、収益アップとSEOも合わせて解説
実際の案件を受けながら学習する
実際の案件を受けながら学習する方法も一般的です。
誰でも最初は初心者なので、わからないことばかり。
しかし、1件でも案件をこなせば、ワードプレスの不明点はほとんど解決します。
その際、わからないことは書籍で勉強するかクライアントに相談しましょう。
初歩的なことでもしっかり問い合わせれば、誠意が伝わりむしろ好印象ですよ。
まとめ:Webライターならワードプレス(WordPress)を使えるようにしないと厳しい
結論として、Webライターならワードプレスが使えないと厳しいのが実情です。
その理由としては下記。
- 納品方法でワードプレス直書きのケースが多いから
- ワードプレスが使えることは単価交渉の材料になり得るから
- 文章を書ける”だけ”のWebライターは多いから
ただ、ワードプレスが使えると次のようなメリットがあるので、ぜひスキルを磨いておきましょう。
- 仕事の幅が広がる
- 単価を上げることができる
- 他のWebライターと差別化できる
そしてスキルを磨くなら下記の方法がおすすめです。
ポイント
- 書籍で勉強する
- スクール勉強する
- ブログで独学する
- 実際の案件を受けながら学習する
ぜひスキルを磨いて高単価Webライターを目指しましょう。
その他、Webライターのスキルの磨き方は下記ページを参考にしてください。
-
【最速】Webライティングの基礎学習法・勉強法を現役月収40万ライターが解説
「Webライターは何で学習すればいいの?」 「Webライターは何を学習すれば良いの?」 「Webライターってブログやった方がいいの?」 とお考えではありませんか。 確かにWebライターと ...
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