「Webライターをやってみたって人が近くにいない……」
「Webライターをやってみて稼げるか不安」
「Webライターのメリット・デメリットを知りたい」
上記のようにお考えではありませんか。
確かに身近にWebライターをしている人ってあんまりいませんよね。
実際にWebライターをやってみた人の話をきければイメージが湧くのに……と思うところでしょう。
結論を言ってしまうと、Webライターは意外と稼げる職業です。
当記事の内容は下記。
- 「Webライターは稼げない」は嘘!
- 私がWebライターをやってみた経験を暴露
- 実際にやってみたからわかるWebライターのメリット・デメリット
などなど……
これからWebライターになることを検討している場合は、当記事の内容をぜひ参考にしてください。
きっと不安なイメージが払拭されることでしょう。
「Webライターは稼げない」は嘘!やってみた結果、同世代の平均以上に稼げたから
結論として「Webライターは稼げない」という評判は嘘です。
もちろん、
- 始めたて
- ノースキル
上記の人ががっつり稼ぐのは難しいでしょう。
しかし、ちゃんとスキルを磨いて、実績を積めばサラリーマン並の収入を得ることは難しくありません。
当項目では、実際の年収のデータや私の現状を比較しながら、Webライターは稼げる仕事であることを説明していきます。
20代後半の平均年収は403万円
まず、私を基準にお話をしていきます。
では前提として、20代後半の人がどれくらいの年収になっているのかを説明します。
結論として、20代後半男性の平均年収は403万円(※)という結果です。
※出典:国税庁「民間給与実態統計調査(令和元年分)」
すなわち、
- 403万円以上稼いでいたら、平均的な収入を超えている
- 403万円未満なら、稼げない
とざっくり判断ができます。
私(20代後半男性)のWebライター年収は約500万円
で、実際の私の年収の状況ですが、月収(売り上げですが、便宜上と月収と表記します)が40〜60万円ほどあります。
そのため、単純計算で年収480万〜720万円に落ち着くということ。
先ほどの20代後半の平均年収と比較しても結構高いのではないでしょうか。
ただし、そうはいっても「あんたが特別なんじゃないの?」と疑問に思いますよね。
確かに、どのWebライターも年収約500万円になれるわけではありません。
しかし、そこそこ稼いでいるWebライターは多いのが実情です。
次はデータで示しながらお話をしていきましょう。
年収400万円以上のWebライターは比較的多い
年収400万円が20代後半男性の平均年収なら、Webライターはどうなっているのでしょうか。
残念ながらWebライターに限った大規模調査が現在まだないため、正確な値を出すことはできません。
しかし、Webライターを含む文筆系フリーランスの年収に関してはデータがあります。
下記をご覧ください。
少し見づらいですが、年収400万円以上の割合は41.1%でした。
つまりWebライターを含むフリーランスは、5人に2人程度、年収400万円を超えられるということ。
上記の値が少ないと捉えるか、多いと捉えるかは個人の感性によるところです。
しかし、一定以上のスキルと実績があり、上位40%に入れば年収400万円以上得られるならそこまで厳しくはないと私は思います。
私がWebライターをやってみた経験を暴露
さて、収入面の話をして、Webライターは意外と稼げると説明しました。
しかし、実際にやってみた人だからわかる苦しみとかは?と思われるでしょう。
実際、何もかもうまくいくわけではありませんので、それなりに苦しいこともありました。
そこで私がWebライターをやってみた結果感じたことを、暴露していきたいと思います。
主に下記についてお話ししていきましょう。
- Webライターになりたては本当に難しい
- 悪質案件・悪質クライアントも多い
- スキルがつくと一気に案件・収入が増える
- 独学で丸1年Webライターに取り組んだら、月収20万円を突破した
Webライターになりたては本当に難しい
まずはなりたての頃について、Webライターは最初が一番しんどい時期です。
Webライターの提案(営業)のセオリーは
ポイント
- ライター歴◯年でキャリアがあります
- 〇〇といったスキルがあります
- 実績として〇〇があります
御社にメリットのあるコンテンツ制作を徹底しますので、ぜひ雇ってください
といったもの。
ようはキャリア・スキル・実績を提示して、クライアントにメリットがあることを証明するしかないのです。
一方、初心者はキャリアもスキルも、実績もありません。
そのため、何件応募しても不採用になるのです。
厳しい状態から抜け出すには、
- 1件でも実績を獲得する
- 個人ブログでスキルをアピールする
などの対処法がありますが、なかなか大変です。
Webライター初心者で稼げなかった人たちがネットに「Webライターは稼げない」と書き込むことで、よりWebライターのイメージが悪くなるということ。
ちゃんと取り組んだことのない人ほど声が大きいのは世の常ですよね。
悪質案件・悪質クライアントも多い
また、案件が取れないのに加えて、悪質な案件が多いのもしんどいところです。
悪質案件とは、
- 単価が低すぎる(0.5円未満)
- 何度も理不尽な修正を依頼してくる
- ECサイトのレビュー(規約違反)
などなど
特に最後の案件は稼げないばかりか、場合によっては規約違反でアカウント停止・削除になる可能性があります。
そのほかの案件もどれだけ頑張ってもなかなか稼げない状態になってしまうでしょう。
悪質案件・クライアントを見極める方法としては、評価と実績を確認することが有効です。
悪質な案件・クライアントの場合、何かしらのヒントがあります。
評価が4.0を下回っている場合や、否定的な評価コメントが多い場合は注意しましょう。
スキルがつくと一気に案件・収入が増える
ただ、悪いことばかりではありません。
Webライターはスキルが身に付くまで厳しいのですが、ある一定のラインを超えると一気に収入が増えます。
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スキルは一度身につくとなくなるものではありません。
実績も同様です。
そのため、徐々に案件が取れるようになっていき、ある地点から仕事を選べる立場になるでしょう。
そうなると単価を自分でコントロールでき、効率的に稼げるようになります。
独学で丸1年Webライターに取り組んだら、月収20万円を突破した
そして私は完全に独学でWebライターを進めていましたが、月収20万円を突破したのは始めて1年後です。
多くのWebライターが半年で月収20万円などといっている間に亀のようなあゆみでした。
https://twitter.com/sorayuka2/status/1102179761386733569
しかし、大事なのは納得のいく成果が出るかどうかです。
私自身、20万円稼げた時点で「専業でいけるな」と確信しました。
実際、その半年〜1年後には月収40万円を突破しているわけですからね。
手応えがあったわけです。
補足:スクールに通っていたらもっと早かったと思われる
ちなみになんですが、今振り返って思うのはスクールを受けていたら成果がもっと早く出ただろうなということです。
私がWebライターを始めた頃はあまりスクールが存在せず、教材も適した物がすくなかった印象。
一方、現在はスクールも無数にありますし、教材も良いものが多いのが実情です。
独学で学ぶのももちろん良いことはたくさんあります。
しかし、効率を重視するなら、スクールは絶対検討してください。
おすすめスクールについては下記ページを参考にどうぞ。
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最近のスクールはライティングスキルだけでなく、営業・提案のスキルも磨いてくれるので、効率が良いです。
実際にやってみたからわかるWebライターのメリット
ここからは実際にやってみたからわかる、私が感じたWebライターのメリットをお話ししていきます。
下記項目が主に挙げられます。
- 時間の自由がある
- 身体の拘束がない
- 収入がスキルと努力次第でどんどん増える
時間の自由がある
時間の自由があるのは最大のメリットです。
Webライターは納期を守ればいつ働いても大丈夫。
そのため、休日を取るのも自由ですし、起きる時間も自由です。
- 朝きついから、昼から作業する
- 夜飲み会だから早朝〜夕方に作業する
- 旅行に行きたいから、3日分仕事を前倒しする
といった時間の使い方ができます。
非常に自由度が高いため、Webライターは主婦の方にもおすすめしています。
育児や家事の隙間に作業すれば、お小遣い程度はすぐに稼げるでしょう。
身体の拘束がない
また身体の拘束がない、つまり場所の自由があるのもメリット。
オフィスに行く必要がないので、どこでも働けます。
私は場所を変えることで気分をリセットするという方法で作業をしているので、
- 朝はカフェで作業
- 昼はコワーキングスペースで作業
- 夜は自宅で作業
といった具合で使い分けています。
さらに、旅行先でも仕事ができるのは嬉しいポイントです。
ワーケーションという流行りのスタイルにすぐ順応できるのがWebライターの素晴らしい点といえるでしょう。
収入がスキルと努力次第でどんどん増える
収入がスキルと努力次第で増えるのも魅力です。
サラリーマンはパフォーマンスを出しても利益はそこまで変わりません。
一方、Webライターは1文字◯円の業界なので、努力=収入の上昇です。
もちろん、体を壊すまで働いてはいけませんが、労働時間と収入が直結するのは嬉しいポイント。
また、スキルを磨けば単価もどんどん上がっていきます。
収入に上限がないわけではありませんが、年収1,000万円程度は達成している人が多いので現実的でしょう。
https://twitter.com/eruwriting/status/1400283863826538501
実際にやってみたからわかるWebライターのデメリット
一方、デメリットもあります。
下記には注意してください。
- 収入を安定させるのが難しい
- 実績がない頃は提案がほぼ通らない
- 社会的信用は皆無に等しい
収入を安定させるのが難しい
まずは収入の安定です。
最初の頃の提案が通らない時期は1件獲得するのも必死です。
そうなると、固定収入を得るのは難しいのが実情。
Webライターが固定収入を得るためにするべきことは、継続案件の獲得です。
そのためには、クライアントとの信頼関係が重要なので、1件1件の仕事を丁寧にこなしていくことが大切。
近道はないので、コツコツ書いていくことが唯一の方法ですよ。
実績がない頃は提案がほぼ通らない
先ほども説明しましたが、実績がない頃は提案がほぼ通りません。
ただ、それもスキルを磨いてテストライティングに漕ぎ着けられたらなんとかなるものです。
スキルが全てなので、スクールに通うのはやはり重要な要素だと思います。
おすすめスクールは、当メディアが主催する『KWスクール』です。
社会的信用は皆無に等しい
社会的信用がほとんどない業種なのは注意してください。
正直、サラリーマンや公務員に比べて、各種ローンが組みにくかったり、クレジットカードが作れなかったりといったデメリットがあります。
もし脱サラでWebライターを目指すなら、ローンやクレジットカードの件は済ませておくことをおすすめします。
とはいえ、現在ではフリーランス用の保険なども充実してきているので、社会的信用がない……とまでは言えなくなってきているので、このままポジションが確立されればと思います。
Webライターとして高単価案件を獲得する11の秘訣
スキルと実績がないとWebライターは稼げないと説明しました。
ではどうすればいいのか、といったところにお答えします。
私自身が実践している「高単価案件を獲得する11の秘訣」をご紹介します。
- 基礎的な文章力を身につける
- SEOの知識を身につける
- 専門分野の知識を身につける
- クライアントの信頼を獲得する
- 適切に単価交渉を行う
- 案件の見極めを大切にする
- 添削の機会があれば素直に従う
- 実績を積み上げる
- プロフィールを日々更新する
- クラウドソーシングの評価を良くする
- ブログやSNSなどのメディアを育てて、直接契約に持っていく
各項目の詳細は下記ページをご覧ください。
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【凡人でも】Webライターが高単価案件を受注する11の秘訣!
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Webライターが知識を得るために読むべき参考書8選
また、知識を深めたいとお考えの場合は、参考書に目を通すのがおすすめです。
実際に私が読んで役立つと思った参考書は下記。
- 新しい文章力の教室
- 言葉ダイエット
- 沈黙のWebライティング
- 10年つかえるSEOの基本
- 人を操る禁断の文章術
- 一瞬で人の心を操る「売れる」セールスライティング
- 記者ハンドブック 第13版 新聞用字用語集
- 影響力の武器
おすすめ参考書の中でも
- 新しい文章力の教室
- 沈黙のWebライティング
上記2冊はWebライターなら絶対目を通しておいてください。
基本的な概念が凝縮されているので、上記の参考書の内容で知らないことがあると、大事な取引で失敗するかもしれません!
おすすめした参考書の詳細は下記のページをご覧ください。
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【無駄?】Webライターおすすめ参考書・本8選!現役Webライターが勉強本を厳選
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Webライターがスキルを極めるためにおすすめのスクール9選
最後に技術を磨くのに最適なスクールについて解説しておきます。
Webライティングのスキルを磨くにはスクールが最も効率的です。
なぜなら、添削があるから。
知識として”知っている”から、”使える”レベルに持っていくために添削が必須です。
すでにスキルがある人から教えてもらうことで、知識が腑に落ちて身についていきます。
スクールごとに特徴があるので、下記スクールからご自身にあったものを選択してくださいね。
- KWスクール
- Writing Hacks
- udemy
- ストアカ
- 日本おうちワーク協会 Webライターdeおうちワーク講座
- 副業の学校
- ライターカレッジ
- コトバ大
- しんがり
スクールの選び方等は、下記ページをご覧ください。
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【無意味?】Webライター通信講座の添削って必要?おすすめWebライティングスクール9選
「Webライターの講座で添削って必要?」 「Webライター講座の選び方は?」 「添削ありのWebライター講座でどれがおすすめ?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 添削を実施してい ...
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まとめ:Webライターを実際にやってみたら、サラリーマン並には稼げた
結論として、私はWebライターを実際にやってみたら、サラリーマン並に稼ぐことができました。
また、データとしても上位40%は、20代後半の平均年収を超えている計算です。
つまり、全Webライターの上位40%を目指すことが大切ということ。
そのためには
- 実績
- スキル
- 営業力
が重要です。
また、私がWebライターをやってみた結果、感じたメリット・デメリットは下記。
メリット
- 時間の自由がある
- 身体の拘束がない
- 収入がスキルと努力次第でどんどん増える
デメリット
- 収入を安定させるのが難しい
- 実績がない頃は提案がほぼ通らない
- 社会的信用は皆無に等しい
ぜひ高単価案件を獲得して、上位40%のWebライターを目指しましょう!
-
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