「Webライターで月収40万円って可能なの?」
「Webライターで月収40万円になりたい」
「高時給Webライターになるためにはどうしたらいい?」
上記のようにお考えではありませんか。
月収40万円、すなわち年収480万円は、下記のデータで見てもかなり稼いでいる方ですよね。
少なくとも20代で到達すれば、同世代平均よりはるかに稼いでいることになります。
しかし、どうすればWebライターで月収40万円稼げるのかは不明なことが多いでしょう。
当記事の内容は下記です。
- 月40万円稼ぐWebライターの執筆文字数は?
- 月40万稼ぐWebライターになるための条件は?文字単価1.5円あれば十分!
- 月40万稼ぐWebライターになるための具体的4ステップ
- 月40万以上を稼ぐ筆者からのアドバイス3選!
これからWebライターとして月収40万円を目指すなら、ぜひ当記事を参考にしてください。
きっと、月収40万円の足掛かりが掴めるはずです。
月40万円稼ぐWebライターの執筆文字数は?
まずは、月収40万円を達成するためにどれくらいの文字数を執筆すればいいのか、目安をお話ししておきましょう。
結論からいうと下記です。
- 文字単価1.0円だと月40万文字
- 文字単価2.0円だと月20万文字
- 文字単価4.0円だと月10万文字
注意ポイント
しかし、上記はあくまで”売上が40万円”です。
クラウドソーシングを利用している場合は、手数料が20%取られるので、上記よりも執筆する必要があるので注意してください!
それぞれの条件について解説していきましょう。
文字単価1.0円だと月40万文字
文字単価1.0円は、脱初心者の関門と言われています。
しかし、1.0円/文字を達成しても、月40万円はかなり遠い計算です。
というのも、月40万文字の執筆が条件だから。
1日13,000文字以上です。
しかも休日を考慮していません。
慣れたWebライターでも、1時間1,500〜2,000文字が限界でしょうから、
ポイント
13,000文字/日÷1,500文字/時間=8.7時間
上記の労働が必要です。
毎日、休みなく約9時間の労働はかなり厳しいでしょう。
しかも調査・構成作成・修正対応などさまざまな執筆以外の業務もあるわけですから、1.0円/文字で月収40万円は現実的ではありません。
文字単価2.0円だと月20万文字
打って変わって、脱中級者の2.0円ではどうでしょうか。
月計算だと20万文字です。
1日、6700文字程度の計算。
1,500文字/時間で執筆できるWebライターなら、
ポイント
6700文字÷1,500文字/時間=4.5時間
上記のような労働時間でOKです。
調査・構成作成・修正対応などの他の業務を踏まえても、約5時間の執筆なら現実味が出てきましたよね。
文字単価4.0円だと月10万文字
ちなみに、文字単価4.0円、完全な上級Webライターになると、月10万文字計算です。
1日3,300文字程度。
ポイント
3,300文字÷1,500文字/時間=2.2時間
4.0円/文字の単価まで来ると2時間ちょっとの労働で月収40万円達成が可能です。
とはいえ、文字単価4.0円の記事は専門性がかなり高く、執筆に時間を要することが多いので、上記効率が必ずしも当てはまるわけではありません。
速く執筆できて、単価もそこそこ、月収40万円程度なら文字単価2.0円くらいがベストでしょう。
月40万稼ぐWebライターになるための条件は?文字単価1.5円あれば十分!
さて、では実際にWebライターとして月収40万円になるための要素は何か?
結論として、文字単価は1.5円程度でも十分チャンスはあります。
なぜそういえるのか、下記について説明していきましょう。
- 文字単価2.0円以上が理想だが、文字単価1.5円でも40万はいける
- 大事なのは時給の概念:時給2,000円以上がキープできれば40万は達成可能
- 時給2,000円はどれくらいの効率で作業すればいける?
文字単価2.0円以上が理想だが、文字単価1.5円でも40万はいける
先ほども説明した通り文字単価2.0円あれば、比較的楽に月収40万円達成できます。
しかし、刻むなら1.5円でも可能です。
私の経験も含めて解説をしていきます。
私が月収40万円を達成したときの内訳は下記。
ポイント
- 文字単価1.5円
- 1日9,000文字執筆
- 休日なし
でした。
休日なしはかなり無理をしているのですが、可能性はあるということです。
しかし、ここでお伝えしたいのは「文字単価が全てではない」点。
次項で詳細に解説していきます。
大事なのは時給の概念:時給2,000円以上がキープできれば40万は達成可能
大事なのは時給の概念です。
文字単価は確かにライターの能力を測る1つの指標ですが、万能ではありません。
たとえば
文字単価4.0円で1時間に500文字執筆=2,000円/時間
文字単価1.5円で1時間に2,000文字執筆=3,000円/時間
と、1時間あたりに執筆可能な文字数によっては効率が変わってきます。
文字単価が1.5円程度でも、1時間に執筆できる文字数が多ければ、文字単価4.0円よりも稼げるのです。
そのため、重要なのは”時給”の概念。
1時間にどれだけ稼げるか?を意識することが非常に重要です。
そして結論として、時給2,000円程度あれば、月収40万円は達成可能。
ポイント
400,000円/月÷2,000円/時間=200時間/月
200時間/月÷30日=6.7時間/日
といった計算で、時給2,000円なら7時間以下の労働で月収40万円達成可能というわけ。
一般的なサラリーマンが8時間労働と考えると同等の労働で済むのです。
つまり、Webライターが目指すべきは高単価案件……ではあるのですが、高時給案件の方が重要。
時給2,000円はどれくらいの効率で作業すればいける?
で、具体的に時給2,000円はどれくらいの効率で作業すればいけるのか、というと下記です。
- 文字単価1.0円の場合:2,000文字/時間
- 文字単価1.5円の場合:1,333文字/時間
- 文字単価2.0円の場合:1,000文字/時間
先ほど慣れたWebライターでも1,500文字〜2,000文字程度が限界と説明しました。
上記を鑑みると、文字単価1.0円だとギリギリ、1.5円あるとなんとかなるといった計算です。
正直、2,000文字/時間を維持し続けるのは現実的ではないので、1.5円/文字くらいから現実的になるといったイメージ。
月40万稼ぐWebライターになるための具体的4ステップ
それでは、月収40万円稼ぐWebライターになるための具体的4ステップについて解説していきます。
下記4ステップで月収40万円になれます。
- 文字単価1.0円以上の案件を獲得する
- 文字単価2.0円以上の案件を獲得する(直接なら1.5円でも可)
- 執筆効率を上げて時給2,000円以上を目指す
- 複数社と取引して月40万円分の案件を確保する(リスク管理も兼ねて)
ステップ①:文字単価1.0円以上の案件を獲得する
まずは、最低ラインの文字単価1.0円の案件を獲得しましょう。
1.0円以下の初心者Webライターのスキル・実績ではどうやっても月収40万円は無理です。
下記ページをご覧になって、1.0円の文字単価を越えるところから挑戦してみてください。
-
【難しい?】WebライターがWebライティングで月5万稼ぐ最短ルートを解説!
「Webライターが月5万円稼ぐのって難しい?」 「Webライターが月5万円稼ぐのはどうしたらいい?」 「Webライターが月5万円稼げないのは何が原因?」 上記のようにお考えではありませんか。 &nbs ...
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ステップ②:文字単価2.0円以上の案件を獲得する(直接なら1.5円でも可)
1.0円は突破できた!という方はもう少し単価を上げましょう。
具体的には
- クラウドソーシング:2.0円/文字以上
- 直接契約:1.5円/文字以上
上記が条件です。
高単価案件の取り方は下記ページで解説しています。
合わせてご覧ください。
-
【凡人でも】Webライターが高単価案件を受注する11の秘訣!
「Webライターとして高単価案件を受注するにはどうしたらいいの?」 「Webライターの報酬相場や月収ってどれくらい?」 「Webライターとして稼げるようになるにはどれくらいかかる?」 上記のようにお考 ...
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ステップ③:執筆効率を上げて時給2,000円以上を目指す
さて、文字単価が2.0円(直接なら1.5円)以上になったら、時給を計算してみてください。
1日の労働で生産したお金を労働時間で割ると時給がわかります。
ポイント
18,000円(1日の報酬)÷7.5時間(労働時間)=2,400円/時間
となり、時給は2,400円でした。
時給2,000円を超えているならステップ④に、超えていないなら下記の項目を注意してみてください。
- タイピングスピード
- 専門知識
- 修正対応
タイピングが遅すぎて、時給が低い場合はタイピングを練習しましょう。
とはいえ、一般的な方はあまり関係ないと思います。
Webライター案件をこなしていれば一定の速度にはなれますしね。
そのため、
- 専門知識
- 修正対応
上記2点が重要です。
もし、リサーチに時間がかかっている場合は知識不足です。
専門書を読んだり、資格取得をしたりといった方法で知識をつけましょう。
一方、修正対応に追われて時給が下がる場合はフィードバックメモを作って対応してください。
メモ
フィードバックメモとは?:フィードバックされた点をまとめたメモ。
クライアントごとに作成し、納品前に必ず確認すると、修正が減る
ステップ④:複数社と取引して月40万円分の案件を確保する(リスク管理も兼ねて)
さて、時給2,000円を突破したら、あとは月40万円分の案件を確保するだけです。
このとき、一社に依存するのは避けた方がいいでしょう。
というのも、案件は突然終了するものだからです。
どれだけ業績がいい会社でも倒産することはあります。
そのため、取引は複数社(最低3社)としておきましょう。
私の取引の内訳は
- A社:月間20〜30万円
- B社:月間5〜10万円
- C社:月間5〜10万円
- D社:月間5〜10万円
といった具合で分散させています。
どこが倒れても大丈夫なようにしておくとリスク管理もできますよ。
3〜4社と取引して、各10万円くらいの予算で仕事するのがおすすめです。
(中には7〜8社と取引する方もいるらしいです……)
以上が月収40万円達成の手順でした!
具体的な案件の取り方・単価の上げ方は下記のページをご覧ください。
-
【難しい?】WebライターがWebライティングで月5万稼ぐ最短ルートを解説!
「Webライターが月5万円稼ぐのって難しい?」 「Webライターが月5万円稼ぐのはどうしたらいい?」 「Webライターが月5万円稼げないのは何が原因?」 上記のようにお考えではありませんか。 &nbs ...
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月40万以上を稼ぐ筆者からのアドバイス3選!
最後に月40万円以上を稼ぐ筆者からのアドバイスをご紹介します。
下記項目を押さえておいてください。
- 予算があるクライアントに徹底貢献する
- 単価交渉より高単価案件に切り替える意識の方が効率が良い
- 資格など権威性を示せるものは取得すべし
予算があるクライアントに徹底貢献する
まずは予算がある人(企業)と取引しましょう、といった話。
最初の実績を積む段階は個人ブロガーのお手伝いでもOKです。
ただし、月収40万円などまとまった金額を稼ぎたいなら、最低でも月10万円は支払ってくれるクライアントと取引するべきでしょう。
個人ブロガーで月10万円をライターに支払うのはかなり厳しいので、やはり企業との取引が重要です。
確かに個人と企業は下記のような違いがあります。
個人
- レギュレーションが緩い
- 専門知識があまりいらない
- 納期が緩い
企業
- レギュレーションがガッチガチ
- 専門知識がないと採用すらされない
- 納期がタイト
上記のような特徴があるため、やはり企業はある程度の能力がある方向けです。
ただ、単価1.0円以上の案件獲得ができれば、企業取引は大丈夫だというのが私の感覚。
ぜひ勇気を出して企業との取引をしてみてください!
単価交渉より高単価案件に切り替える意識の方が効率が良い
単価交渉をなんとかしようと無理している方も多く見受けられます。
しかし、結論からいうと案件を切り替えた方がいいでしょう。
というのも、予算には限りがあります。
今、抱えているWebライターの単価を2倍にしよう!とするクライアントは少ないのが現状。
1.0円の文字単価が1.2円になることはあっても、3.0円になることはほぼあり得ません。
それなら、最初から3.0円の案件に切り替えた方が効率的という話。
月収40万円には、文字単価1.5円(直接契約)が最低ラインとお話ししましたが、
- 1.0円→1.5円なら交渉の余地あり
- 0.8円→1.5円なら案件切り替えすべき
といったイメージです。
資格など権威性を示せるものは取得すべし
最後に単価を上げる必殺技をお伝えします。
資格など権威性を示せるものは絶対に取得しましょう。
現在GoogleはE-A-Tと呼ばれる要素を重要視しています。
メモ
E-A-Tとは?:専門性・権威性・信頼性のこと
そして上記の傾向は今後、より深まっていくでしょう。
すなわち、Webコンテンツを書く人が「誰か?」を重要視するということ。
クライアントもその点を最近は重視しており
- ただのWebライター
- 有資格Webライター
の2人がいたときは絶対に後者を採用します。
そのため、今のうちに資格をとっておくと、権威性が発揮でき有利に高単価案件を獲得できるというわけです。
おすすめ資格は下記、
- コスメライター→美容系案件
- ファイナンシャルプランナー→金融系案件
- 宅建士→不動産系案件
- 薬事法管理者→健康系案件
といった感じです。
まとめ:Webライターとして月収40万稼ぐには時給の概念が重要
以上、当記事の結論をまとめるとWebライターとして月収40万円稼ぐのは可能ですが、時給の概念が重要です。
時給2,000円以上は確保するようにしてください。
具体的に40万円の月収を達成するための手順は下記。
- 文字単価1.0円以上の案件を獲得する
- 文字単価2.0円以上の案件を獲得する(直接なら1.5円でも可)
- 執筆効率を上げて時給2,000円以上を目指す
- 複数社と取引して月40万円分の案件を確保する(リスク管理も兼ねて)
ぜひ、上記の手順を踏まえて、月収40万円を目指しましょう。
また僭越ながら、私からのアドバイスは次の通りです。
ポイント
- 予算があるクライアントに徹底貢献する
- 単価交渉より高単価案件に切り替える意識の方が効率が良い
- 資格など権威性を示せるものは取得すべし
またスキルアップのためにスクールに通いたい、参考書を読みたいといった場合は下記の記事をあわせてご覧ください。
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