「Webライターの仕事の流れってどんな感じ?」
「これからWebライターになってみたいけど、よくわからない」
「Webライターの進め方が知りたい」
上記のようにお考えではありませんか。
Webライターは簡単に始められるといいますが、実際やったことない人からすると難しそうにみえますよね。
なんとなく気後れしてしまう気持ちもわかります。
しかし、結論からいうと、Webライターの仕事の流れはかなりシンプル。
当記事では、現役Webライターの私が、仕事の流れを徹底的に解説していきます。
当記事の内容は次の通り。
- Webライターの仕事の流れ
- 【基礎】Webライターになるための3ステップ
- Webライターを始める際、最低限準備しておくべきもの
などです。
これからWebライターをしてみたいけど、流れがよくわからないとお困りの場合はぜひ参考にしてください。
最後までご覧いただければ、きっと悩みがなくなることでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターの仕事の流れを現役月収40万円ライターが解説!
Webライターの仕事の流れを解説していきます。
- 準備
- 執筆
- 納品〜検収
の3工程に分けてまとめました。
準備
まずは準備から。
「クラウドソーシングサイトに登録ができた」という前提で説明していきます。
具体的には次の4ステップで仕事を獲得してください。
- クラウドソーシングサイトで案件を探す
- 気になる案件に応募
- 書類選考を突破したらテストライティング
- テストに合格したら、本採用
クラウドソーシングサイトで案件を探す
案件を探すところから始めましょう。
クラウドワークスを例に取ると、
- キーワード検索
- 条件で絞り込む
といった2種類の方法で検索ができます。
例えば
- スポーツ系の記事を書きたい→「スポーツ ライティング」などでキーワード検索
- 文字単価1.0円以上の案件が欲しい→条件「文字単価1.0円〜」で絞り込み
といった具合。
もちろん、キーワードで検索した内容を、条件でさらに絞り込むのもアリです。
はじめの頃は、
ポイント
- 趣味や資格がある案件
- 文字単価0.5円〜1.0円
を狙っていきましょう。
気になる案件に応募
気になる案件があったら、実際に応募してみましょう。
応募の際、基本はクライアントが提示しているフォーマットに従って自己PRを行います。
ただ、自由記述の場合もあるので、その際は自分で自己PRを考える必要があるのです。
自己PRについてまとめたページもあります。
あわせてご覧ください。
-
【困る】Webライターの自己PR・提案文・営業はどうしたらいい?現役ライターが解説
「Webライターの自己PRって何を書けばいいの?」 「Webライターの提案文の書き方がわからない」 「自己PRや提案文で書くことがないときはどうしたらいい?」 上記のようにお困りではありませんか。 & ...
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結論だけまとめると、
- 挨拶をしっかり書く
- 経歴を簡潔に書く
- スキルを具体的に書く
- 実績を明確に書く
- 使えるツールを明らかにする
- 興味・関心をアピールする
- 対応可能な時間帯・稼働可能時間を明確にする
- 単価・報酬に関する内容を具体的に書く
上記をしっかり押さえておけばかなり印象の良い提案・自己PR文になるでしょう。
書類選考を突破したらテストライティング
提案文・自己PRが通ったら、テストを受けることになります。
※稀にテストがないクライアントもいますが、ほとんどはテストありです。
テストライティングの内容はクライアントによって異なりますが
- 1,000〜1,500文字程度で数百円の報酬
- 1,500文字〜10,000文字程度で千円〜数千円の報酬
上記のようなイメージを持っておいてください。
テストライティングは本相場より安い傾向にありますが、それでも書く以上はそれなりの対価が必要です。
くれぐれも
注意ポイント
- 3,000文字で報酬50円
- 10,000文字で報酬数百円
などの案件は受けない方がいいでしょう。
場合によってはテスト記事を回収だけしてサイトに公開する悪質クライアントもいます。
テストでもしっかり報酬を払ってくれるクライアントを探しましょう。
テストに合格したら、本採用
テストに合格したら本採用です。
この時点でクラウドワークスならクライアントからスカウト案件の案内が来るでしょう。
テストと異なり、まとまった数の記事を発注される場合もあります。
それくらい落ちるものなので、まずは数をこなしましょう。
執筆
本採用までされたら次はいよいよ執筆です。
基本的な流れになるので、場合によっては適用されない場合もあります。
ご注意ください!
執筆の流れは下記。
- KW(キーワード)と構成を渡される
- 検索意図を考えながらリサーチ
- 指示書に従って執筆
- 場合によっては各種チェック
KW(キーワード)と構成を渡される
KW(キーワード)と記事構成を渡されることがほとんどでしょう。
ポイント
概要が決まっているので、あとは指示書に沿って文章を書くだけです。
ただ、まずは記事構成を確認して自分の知識と照らし合わせてみましょう。
大抵、知らないことがあるので、次のリサーチのステップに進みます。
検索意図を考えながらリサーチ
読者の検索意図を考えながらリサーチをしていきます。
メモ
検索意図とは?:読者(検索ユーザー)が解決したいと考えている悩みや問題
検索意図の理解が記事執筆において一番重要です。
場合によっては構成の指示書に検索意図やニーズが書いてある場合も。
上記の場合はそのまま参考にリサーチを進めましょう。
まずは知識が必要なので、徹底的にリサーチしていくことが大事。
注意ポイント
ちなみに「調べながら書く」のは危険なので注意してください。
調べながら書くとついつい、参考文献・サイトのコピーになりがちだからです。
指示書に従って執筆
リサーチが終わったら、あとは指示書に従って記事を執筆していきます。
おすすめなのは
- 本文
- 導入
- まとめ
の順で執筆すること。
導入とまとめは本文の内容でかなり左右されますので、本文を書ききってから追記した方が効率的です。
本文を書くときは、指示書のルールに従って書いてくださいね。
指示に従って記事を書けば、修正依頼を最小限に抑えられます。
修正依頼を抑えることは作業効率を上げることに等しいので、時給が上がります。
ちなみにWebライターの時給についてまとめた記事は下記です。
-
【高時給】Webライターで月40万稼ぐ方法は?Webライティングの収入ってどれくらい?
「Webライターで月収40万円って可能なの?」 「Webライターで月収40万円になりたい」 「高時給Webライターになるためにはどうしたらいい?」 上記のようにお考えではありませんか。 ...
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場合によっては各種チェック
記事執筆が終わったら、各種チェックをしていきます。
- 誤字脱字チェック
- 文章のリズム感チェック
- コピペ率チェック
上記をすることが多いでしょう。
まずは誤字脱字チェック。
誤字脱字が多いWebライターは低スキルと思われてしまいます。
何度も読み返して、ミスを無くしましょう。
おすすめは
ポイント
- 音読
- スマホで確認
- 印刷してみる
などのチェックが効率的です。
お試しあれ。
また、文章のリズム感も大切。
文末(語尾)が連続していたり、一文が長すぎるとリズムが悪くなります。
リズム感も読み直しをすれば改善されますので、上記の手段を使ってみてください。
最後にコピペ率チェック。
コピペ率とは、既存のページの文章と一致している単語の数を測るもので、CCDが有名です。
クライアントによっては「〇〇%を切らないと納品を認めない」といった場合も。
ポイント
なるべくコピペ率が低くなるように対応しましょう。
納品〜研修
チェックまで終わったら納品です。
下記の手順で取引が完了します。
- クラウドソーシングサイトにてクライアントに納品報告
- 修正が必要なら修正対応
- クライアントが満足したら納品完了
- クライアントが検収して報酬確定
- 【重要】最後に互いの評価をして完全に取引終了
クラウドソーシングサイトにてクライアントに納品報告
まずはクラウドソーシングサイトにてクライアントに納品報告をします。
このとき、納品ボタンを押すよりも、クライアントにメッセージを送信して「納品します」と伝える場合が多いので注意してください。
注意ポイント
基本的に最初の納品がそのまま通ることはありません。
(条件交渉が必要ないタスクなら話は別ですが……)
大抵、修正依頼が返ってくるので、覚悟しておきましょう。
修正が必要なら修正対応
修正が必要だとクライアントが判断した場合は、修正依頼が届きます。
指示に従って記事を修正していきましょう。
このとき、修正を丁寧にできるWebライターは重宝されます。
逆に修正依頼に対して適当な対応をしているとすぐに契約を切られるのでご注意ください。
ポイント
また、修正依頼は自分のスキルを高めるチャンスでもあります。
嫌な気持ちに多少はなるでしょうが、新しい知識や味方を教えてくれる貴重な機会と思って挑みましょう。
クライアントが満足したら納品完了
クライアントが記事に納得したら納品完了です。
修正依頼は少なくて1回、数回リテイクをもらう場合もあります。
ただし、あまりにも理不尽な修正依頼を出してくる場合は注意してください。
- 指示が曖昧
- 毎回違う指示
- 担当者がコロコロ変わり指示が変わる
上記のような場合はスキルアップどころか時間を無駄にしてしまいます。
クライアントが検収して報酬確定
クライアントが検収を行います。
ポイント
検収が完了した時点で、クラウドソーシングサイトで報酬確定といった流れです。
文章にすると長いかもしれませんが、やってみると意外とあっさり行くものですよ。
基本的に検収が終われば取引は完了ですが、次のステップまで行うように意識してみてくださいね。
【重要】最後に互いの評価をして完全に取引終了
最後に互いの評価をしましょう。
クラウドソーシングサイトでは信頼が最重要。
十分な実績と評価がある方は優遇される傾向にあります。
そのため、良い評価を貯めるようにしましょう。
注意ポイント
ちなみに、取引をする際、平均評価が4.0を下回るクライアントとは取引を控えましょう。
なんらかの悪質行為がある可能性が高いからです。
【基礎】Webライターになるための3ステップ
Webライターになる方法を3ステップで簡単にまとめました。
結論として、下記手順でWebライターになれます。
- 基礎学習
- クラウドソーシングサイトに登録
- 案件を探す
基礎学習
まずは基礎学習です。
Webライターは参入障壁が低く、誰でもなれるといいますが、基礎知識はないと厳しいのが実情。
そのため、
- スクールに通う
- 参考書を1〜2冊読む
のどちらかで基礎学習をしておきましょう。
個人的には体系的に知識を学びつつ、スキルも磨けるスクールがおすすめです。
おすすめスクールについては下記ページをご覧ください。
-
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どうしてもお金がない場合はスクールに無理に通う必要はありません。
参考書を読むだけでもOK。
下記におすすめ参考書をまとめていますので、あわせてご覧ください。
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クラウドソーシングサイトに登録
基礎学習ができたら、いよいよクラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングサイトを簡単に説明すると、ワーカーとクライアントを繋ぐマッチングアプリのようなもの。
個人のフリーランスライターと企業の仲介をしてくれるサービスです。
おすすめのクラウドソーシングサイトは
- クラウドワークス:案件数最大規模
- ランサーズ:対応が丁寧
- サグーワークス:Webライター特化
の3種類。
それぞれ特徴がありますので、まずはホームページを下記ボタンからご覧になってみてください。
案件を探す
登録が完了したら、案件を探していきます。
詳細な方法は後述する「仕事の流れ」で説明するので、このまま読み進めていただければ幸いです。
Webライターになるのは資格などは必要ありません。
志して、クラウドソーシングサイトに登録さえすれば、あなたはもうWebライターです。
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Webライターを始める際、最低限準備しておくべきものとは?
さて、Webライターの仕事の流れを説明したところで、次は準備物についてまとめました。
下記3つは最低限用意してください。
- パソコン
- ネット環境
- 執筆環境
また、もっと準備物の詳細が知りたい場合は下記ページをあわせてご覧ください。
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パソコン
まずはパソコンです。
Webライターはパソコンがないと話になりません。
スマホでは無理なの?と思われるかもしれませんが、結論、厳しいでしょう。
詳細は下記ページで説明しています。
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その詳細についても下記をご覧ください。
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ネット環境
次はネット環境です。
とはいえ、動画のアップロードなど重たい作業をすることはあまりないので、そこまで爆速回線である必要性はありません。
- docomoユーザーならドコモ光
- 楽天ユーザーなら楽天ひかり
といったような決め方でもOKです。
執筆環境
執筆環境とは、
- Word
- Googleドキュメント
- ワードプレス
などです。
特にワードプレスは重要です。
ワードプレスに直接入稿する案件は単価が高めなので、がっつり稼げます。
Webライターにとってのワードプレスについては下記にまとめています。
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また、ワードプレスの練習として個人ブログを運営するのもアリです。
なぜWebライターにブログがおすすめなのかは下記をチェックしてください。
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Webライターの適正判断はどうしたらいい?
ここまで読んで「難しそう……」と思うのか「簡単じゃない?」と思うかは人それぞれでしょう。
最後にWebライターの適正についてお話ししておきます。
Webライターとして適正があるのは下記に当てはまる人です。
- 文章を読むのが好きな人
- 文章を書くのが好きな人
- 自分のスキルアップを楽しめる人
- 自分の知らないことに興味を持てる人
- 徹底的に調べることが苦じゃない人
- 自分の考えを整理するのが得意な人
- 他人を思いやることができる人
- 地道な作業を継続できる人
- 誰にも負けない専門分野がある人
それぞれについて説明するとすごく長くなるので、下記ページを時間のあるときにご覧いただければと思います。
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まとめ:Webライターの仕事内容を理解して、適切に作業を進めていこう!
Webライターの仕事の流れをおさらいすると次のような感じです。
上記流れをしっかり理解して、適切な対応をしていきましょう。
また、Webライターとしてさらにレベルアップするためのヒントをまとめた記事もあります。
あわせてご覧ください。
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