「WebライターとWebデザイナーの違いは?」
「WebライターとWebデザイナーどっちがおすすめ?」
「WebライターとWebデザイナーになるにはどうしたらいい?」
上記のようにお考えではありませんか。
ネットで副業、あるいは事業を始めようとすると、WebライターとWebデザイナーという言葉をよく目にしますよね。
しかし、実際ライターとデザイナーの違いってなんなの?と疑問に思うのも仕方ないことです。
あわせて、どちらがおすすめなのかについてもお話します!
当記事の内容は下記です。
- WebライターとWebデザイナーの違い
- WebライターとWebデザイナーどっちがおすすめ?
- WebライターとWebデザイナーどっちがおすすめ?
- Webライター・Webデザイナーに必要なスキル
- Webライター・Webデザイナーになるための方法
これからWeb系の副業をしたい、事業をしたいとお考えの場合は、ぜひ最後までご覧ください。
当記事の内容をしっかりおさえれば、Webライター・デザイナー両方についての知識が深まるでしょう。
WebライターとWebデザイナーの違いとは?
WebライターとWebデザイナーの違いを解説していきましょう。
結論を先にいってしまうと、
- Webライター:コンテンツ(記事)制作
- Webデザイナー:レイアウト・デザイン制作
といった違いがあります。
ただ、上記の情報だけではそれぞれの理解がいまいちできないと思いますので、まずは
- Webライターとは?
- Webデザイナーとは?
について説明していきます。
そもそもWebライターとは?
Webライターは、Webサイトのコンテンツ(記事)を制作する仕事です。
文章を書くのがメイン業務というわけ。
ただし、Web”ライター”といえど、文章だけが業務ではありません。
記事執筆以外に下記のような業務が含まれます。
- 画像選定
- 図解作成
- 文字装飾
- ワードプレス入稿
- 取材
- リライト(既存の記事の書き直し)
文章を書くより、コンテンツを完成させるといったイメージの方が近いでしょう。
もちろん案件次第ではありますが、取材を行うWebライターも存在します。
そもそもWebデザイナーとは?
一方、Webデザイナーはその名の通り、デザイン周りを中心とした業務です。
イメージとしては、Webデザイナーが作成した枠組みにWebライターがコンテンツを入れるといった感じ。
ただ、デザインというと、絵を描く仕事と思われがちですが、”Web”デザイナーというだけあり、
- HTML
- CSS
- JavaScript
などなど……
上記のようなコーディングの知識が必要になってきます。
Webライターに比べると専門性が高く、難度も高い傾向に。
ただ、その分報酬も高いので、稼ぐには向いているでしょう。
Webライターはコンテンツ制作、Webデザイナーはデザイン(コーディングを含む)をする
上記内容をまとめると、
Webライター | コンテンツ(中身)の制作 |
Webデザイナー | デザイン(外枠)の制作 |
といった違いが両者にはあります。
違いをさらに深堀すると、
- 難度:Webライター<Webデザイナー
- 報酬:Webライター<Webデザイナー
- 参入しやすさ:Webライター>Webデザイナー
上記のようなイメージです。
もちろん、Webライターにも難しい案件はありますし、報酬もWebデザイナーより稼ぐ人は存在します。
ただ、平均を比較すると上記のようになるでしょう。
WebライターとWebデザイナーどっちがおすすめ?
さて、WebライターとWebデザイナーの違いについて理解していただいたところで「結局Webライターとデザイナーどっちがいいの?」という問いにお答えしていきましょう。
結論としては下記です。
- 今すぐ稼ぎたい人はWebライター
- 高額報酬を狙いたい人はWebデザイナー
それぞれについて解説していきますね。
参入しやすさはWebライター
まずははじめやすさの観点。
参入の容易さでいえば、Webライターに軍配があがります。
Webライターのスキルはピンキリですが、最低限の知識・スキルは即日手に入るものです。
詳細は下記ページをご覧ください。
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Webライターは簡単になれるので、お小遣いをすぐに稼ぎたいといった意図で始めるには最適でしょう。
ポイント
なんの知識もスキルもないけど、Web系の副業・事業をしたい場合はWebライターを強くおすすめします。
稼ぎやすさはWebデザイナー
一方、稼ぎやすさ、単価の高さはWebデザイナーに軍配があがります。
当然、スキルを要求される案件が多いので、報酬も高額になるということ。
実際、クラウドソーシングでは下記のような案件が発注されていました。
Webライターの案件はせいぜい1件数千円〜ですが、Webデザイナーなら5万円〜10万円はザラです。
もちろん、捌く時間を考えると案件によって効率は異なりますが、少なくともWebライターより高額報酬なのは事実。
ポイント
そのため、本格的にWeb系の事業で独立したい、脱サラしたいとお考えならWebデザイナーをおすすめします。
Webライター→Webデザイナーへのキャリアアップがおすすめ
Webライターは記事執筆だけが仕事ではありません。
業務によっては、デザイン周りをトレーニングする必要があることも。
そのため、Webライターの延長線上にWebデザイナーがいるのです。
- ノースキルからWebライターになる
- 一旦お小遣いレベルをWebライターで稼ぐ
- ある程度稼げるようになったらデザインの勉強を並行
- 十分知識・スキルがついたらWebデザイナーに転向
といった流れがおすすめ。
何もWebライターしかできない、なんてことはありませんからね。
簡単なところから始めて、難しい仕事に徐々に移行していけば、効率的に稼ぎつつキャリアアップが可能です。
補足:Webライターも工夫すればそれだけで生計を立てられる
ただし、Webライターが必ずしも稼げない仕事とは限りません。
Webデザイナーになればもっと報酬はいいのかもしれませんが、Webライターでも生計を立てることは十分可能です。
ただし、工夫が必要なのは注意してください。
闇雲に働いても月20万円が限界でしょう。
では「工夫って何をすればいいの?」といった点が気になりますよね。
結論としては、高単価案件を獲得することが重要です。
ぜひ参考にしてください。
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Webライターに必要なスキルは?
次はWebライターに必要なスキルを解説していきます。
下記項目は押さえておきましょう。
- 文章力
- SEOのスキル
- 専門分野の知識
文章力
まずは文章力です。
Webライターにおける文章力とは「読者にストレスを与えず、情報を適切に伝える能力」だと私は定義しています。
決して巧みな比喩表現などではありません。
中学生が理解できる文章が基本です。
(もちろん例外もあります)
助詞(てにをは)や主語、述語といった文法について正確に文章を書けるかどうかが重要です。
文章力を勉強するなら、『新しい文章力の教室』という書籍がおすすめ。
下記ボタンからチェックしてみてください。
SEOのスキル
次はSEOのスキルです。
メモ
SEOとは?:Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称。
自身のWebコンテンツを検索結果の上位に表示する施策。
SEOのスキルがないとクライアントの指示が理解できない場合があるため、Webライターは最低限の知識をつけておきましょう。
SEOの基本的な概念を理解するのに役立つ書籍は下記です。
専門分野の知識
Webライティング(文章力・SEO)を磨いたら、最終的に専門分野の知識をつけましょう。
専門分野として稼ぎやすいのは下記ジャンルです。
- 金融
- 健康
- 医療
- 法律
- 不動産
- 転職
などなど
どれも高度な知識が必要で難しいジャンルですが、だからこそ高単価案件なのです。
Webライターで稼ぎたい、生計を立てたい場合は上記ジャンルのどれかの知識をつけましょう。
とはいえ、上記のジャンル以外でも稼ぐことは可能です。
結局は専門家になれば、他のWebライターと差別化できるということ。
下記に専門Webライターについてのページをまとめました。
ぜひ参考にしてください。
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また、トータルで必要なスキルが学べるスクールについては下記ページで説明しています。
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Webデザイナーに必要なスキルは?
次はWebデザイナーに必要なスキルです。
下記を押さえておきましょう。
- HTMLやCSSなどのスキル
- PhotoshopやIllustratorなどのスキル
- デザインの感性
HTMLやCSSなどのスキル
まずはHTMLやCSSなどのマークアップ言語の知識をつけましょう。
メモ
マークアップ言語とは?:文章を構造化するための言語
ようは、
- タイトルはここ
- ここからは本文
- 重要な箇所
など、文章に意味合いを持たせ、コンピューターに認識させるためのものです。
デザインというとイラストのイメージですが、Webデザインでは主にマークアップ言語を使ってデザインをしていきます。
そのため、専門知識が必要になってくるということ。
HTMLなどの学習は独学でも可能ですが、可能ならスクールを利用することをおすすめします。
PhotoshopやIllustratorなどのスキル
次に重要なのはPhotoshopやIllustratorなど、画像編集・イラストのソフトウェアを使うスキルです。
やはり「デザインといえば」といったスキルも必要。
イラストを描く、画像を編集する……その後、Webに落とし込むときにマークアップ言語を使うといった流れです。
PhotoshopもIllustratorも独学は可能ですが、やはり効率は良くありません。
できればPhotoshopやIllustratorもスクールで学びましょう。
デザインの感性
そして、Webデザイナーは感性も重要です。
細かい部分に気が回るか、美しいデザインを生み出せるかはセンスによるところが大きいので、感性の有無も必要な要素。
ただし、デザインは勉強である程度のレベルまではいけるので、気後れする必要はありませんよ。
Webデザインを学ぶなら、下記の書籍がおすすめです。
1冊ですべて身につくHTML & CSSとWebデザイン入門講座
Webライター・Webデザイナーになる方法とは?
Webライター・デザイナーになる方法は簡単3ステップです。
基本は
- 基礎の勉強
- クラウドソーシングサイトに登録
- 案件獲得
です。
WebライターとWebデザイナーで異なる部分は勉強の部分のみ。
今回はWebライターを例にとって、解説をしていきましょう。
Webライティングの勉強をする
まずはWebライティングの勉強からです。
中には案件を取ることから始めてくださいと説明する方もいます。
しかし、最低限の勉強をしておくのがマナーでしょう。
クライアントからすれば、仕事を依頼するときに、右も左もわからない素人に応募されると無駄な労力を取られてしまうからです。
スキルを磨くというより、文章の基本を知っておく・Webライティングのマナーを知っておくくらいの準備はしておきましょう。
とはいっても、Webライティングの基礎を学ぶには、次に紹介する2冊の本を読んでおけば最低限は学べます。
新しい文章力の教室は、ナタリーというメディアの方が執筆された、文章を書く上での基礎中の基礎を例文付きでまとめた書籍です。
沈黙のWebライティングはWebライティングに特化した内容の書籍です。
文章の書き方は基本として、SEOの概念やサイト設計などライターとして知っておくと役に立つ知識がたくさん学べます。
SEOについての最新情報などはフォローできませんが、より新しい情報や知識は案件をこなしながら学べばOKです。
クラウドソーシングサイトに登録する
2冊の書籍を読んだら、いよいよクラウドソーシングサイトに登録しましょう。
クラウドソーシングサイトでおすすめなのは下記です。
クラウドワークスとランサーズは案件数が非常に多く、仕事を選びやすいといったメリットがあります。
両者の違いをまとめると下記画像のような内容です。
クラウドワークスは案件数が豊富・ランサーズはサポート充実度が高いといった違いはあるものの、どちらも大手のクラウドソーシングサイトである事に変わりません。
両方に登録して、気に入った案件がある方をメインに利用するといった使い方でもOKでしょう。
より、クラウドワークスとランサーズの違いについて知りたい場合は下記ブログのページ(外部サイト)をご覧ください。
【2021年】クラウドワークスとランサーズどっちに登録すべき?数字と評判で徹底比較!
サグーワークスはWebライティング案件に特化したクラウドソーシングサイトです。
独自のライターランク制度を設けており、プラチナライターになれば文字単価1.0円以上の高単価案件を獲得できます。
案件に応募し、仕事を獲得する
クラウドソーシングサイトに登録が完了したら、次は案件に応募していきましょう。
このとき、危険な案件もあるので注意してください。
具体的には次のような案件には初心者・未経験者は応募してはいけません。
- 文字単価が0.5円以下の案件
→ライターを安く買い叩く案件だから- 初心者・未経験者歓迎を必要以上にアピールする案件
→普通は初心者を取りたくないはず。ブラック案件の可能性大。- ブログ持っている方限定などの案件
→継続案件にならないから。- ECサイトなどのレビューを書く案件
→ECサイト・クラウドソーシングサイト両方の規約違反。
上記のような案件を受けると消耗するばかりか、場合によっては規約違反でアカウント停止・削除になる可能性がありますので、気をつけてください。
案件をある程度選びながら、気になった案件があれば積極的に応募していきましょう。
完全初心者・未経験者の応募時の提案文のサンプルは下記です。
提案文サンプル
はじめまして。Webライターの〇〇と申します。
この度は、××に関する記事執筆とのことで、ぜひ記事を書かせていただきたく応募いたしました。
私は〜〜大学の〜〜学部を卒業しており、〜〜の知識は人一倍あると自負しています。
そのため、今回の××に関しては正確かつ信頼性のある記事を執筆可能です。
稼働可能時間は1日4時間で、4000文字/日まで執筆できます。
まとめてのコンテンツ作成も承れます。
お忙しいところ恐縮ですが、ご検討をお願いいたします。
今回は大卒で知識があるジャンルのていで提案文を作成していますが、そうもいかないことが多いでしょう。
その場合は、興味・関心をアピールするのも有効です。
例えば、
- 〜〜には人一倍興味があります。
- 〜〜への情熱は誰にも負けません。
などと記載することで差別化できます。
また、上記に加えて「根拠として〜」と興味や情熱を証明する内容を付け加えられるとベスト。
たとえば、アニメレビューの案件なら「アニメを◯時間連続で見るくらい好きです!」「アニメのレビューブログを運営しています」などと説明しましょう。
そうすれば興味や情熱をしっかり相手に伝えられますよ。
まとめ:Webライターはコンテンツ制作でWebデザイナーはデザイン周りがメインの業務
結論をおさらいすると、
- Webライターはコンテンツ制作がメイン
- Webデザイナーはデザイン周りがメイン
といった違いがありました。
また、どちらがおすすめか?については下記が筆者の回答です。
- 今すぐ稼ぎたい人はWebライター
- 高額報酬を狙いたい人はWebデザイナー
もちろん、説明した通り、Webライター→Webデザイナーのキャリアアップもおすすめですし、あえてWebライターを極めるのもアリです。
あなたのやりたいことを明確にして、Webライターを志すのか、Webデザイナーを選ぶのか、ぜひ考えてみてください。
また、Webライター・Webデザイナーに共通して言える「高単価案件を得る秘訣11選」は下記からご覧になれます。
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