「Webライターで音楽の仕事をするのって実際どうなの?」
「どうやったら音楽Webライターになれる?」
「音楽Webライターって稼げるの?」
上記のようにお考えではないでしょうか。
昨今、テレワーク・リモートワークが流行している中、注目されている仕事がWebライターです。
その中でも、音楽に特化した記事を執筆するのが、音楽Webライター。
音楽Webライターについて、なってみたいと思いつつも「難しいのかな?」「稼げるのかな?」と不安になることもあるでしょう。
当記事の内容は下記です。
- そもそも音楽Webライターとは?
- 未経験から音楽Webライターになる最短ルート
- 音楽Webライターの案件例
これから音楽Webライターになってみたい、興味がある場合はぜひ最後までご覧ください!
そもそも音楽Webライターとは?年収や仕事内容は?
音楽Webライターになる方法を解説する前に、音楽Webライターとはどういった仕事なのかを解説していきましょう。
(先に音楽Webライターになる方法を知りたい場合はこちらからご覧ください)
ざっくりとした内容として、この章では下記について解説していきます。
- 音楽Webライターとは?
- 音楽Webライターの年収
- 音楽Webライターの仕事内容
それぞれ詳細を説明していきましょう。
音楽Webライターとは?
まずは音楽Webライターとはどういった仕事なのかを説明します。
音楽Webライターは、音楽ジャンルの記事を執筆するWebライターです。
メモ
Webライターとは?:Webページのコンテンツ(記事)を執筆する人。
音楽Webライターとして働く人はフリーランス・個人事業主が多いのですが、中には正社員として、あるいはパートやアルバイトの形をとっている人もいます。
有名な音楽Webライターになると、アーティストに直接取材をしたり、ライブレポを書いたりといった活動をしている方も多く、音楽好きの人からすると憧れの職業と言えるでしょう。
音楽Webライターの年収は200万円〜600万円が大半
気になる音楽Webライターの年収は200万円〜600万円程度が半数を占めます。
というのも、音楽ジャンルに限らず、フリーランスの文筆系(Webライターを含む)の年収が下記画像のようになっているからです。
年収200万円〜600万円の合計が48.4%で、大半のフリーランスWebライターの年収もそれくらいと推測可能です。
ただ、音楽系のジャンルは記事単価・文字単価が比較的安価なため、年収も低めになることが考えられます。
一概に音楽Webライターになったからといって年収200万円〜600万円になれるとは限りません。
参考
ちなみに、高単価ジャンルの案件は下記です。
- 金融
- 医療
- 健康
- 美容
- 不動産
- ネット回線
など
音楽Webライターの仕事内容
音楽Webライターがどういった仕事をしているのか、主に下記の内容が挙げられます。
- 楽曲やアーティストの批評記事の執筆
- ライブレポートの執筆
- イベントやライブの情報まとめ記事の執筆
それぞれ詳細を確認していきましょう。
楽曲やアーティストの批評記事の執筆
楽曲やアーティストの批評記事の執筆が音楽Webライターのメイン業務です。
新譜が出たら、いち早くレビューや解説を行い、読者に楽曲の魅力を伝えていきます。
もちろん、新人アーティストの紹介なども業務の一貫。
さらに新人や新譜だけでなく、ベテランアーティストや名作の魅力を改めてまとめるといった記事も需要があるため、執筆する機会が多いでしょう。
音楽の知識やスキル、センスが問われる業務なので、人によっては難しいと感じるかもしれませんが、音楽が好き・趣味といった人に音楽Webライターはおすすめといえます。
ライブレポートの執筆
また、ライブレポートの執筆も業務の1つ。
メモ
ライブレポート(ライブレポ)とは?:ライブのセットリストや歌唱・演奏を振り返る記事
ライブを楽しみながら、メモをとっていき後から記事に起こすといった内容の仕事です。
音楽が趣味の人にはライブはたまらない時間でしょう。
そんなライブの空間や雰囲気を読者に伝えることがライブレポの目的です。
臨場感のある文章が求められるので、通常の批評記事とは異なった能力が必要。
ライブレポで重要なスキル
- 五感を刺激する文章力
- 読者の気持ちに寄り添う能力
- 楽曲だけでなく、アーティストの背景を理解する知識
などなど……
ライブレポを依頼されるのは、ある程度クライアントから信頼された音楽Webライターなため、最初は存在だけ知っておけばOK。
徐々にキャリアを積んでいけば最初は小規模なアマチュアバンドのライブレポなどの仕事が舞い込むこともあるでしょう。
イベントやライブの情報まとめ記事の執筆
3つ目は音楽そのものに関係するというよりは、情報をまとめるような仕事です。
音楽にイベントやライブはつきもの。
イベントやライブの告知や、出演アーティストの情報をまとめたり、紹介したりといった案件も音楽Webライターの仕事です。
まとめ記事なので、通常のWebライターに近い記事でしょう。
告知などは人目に触れることが大切なので、SEOを意識した記事執筆が重要です。
メモ
SEOとは?:Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称。
自身のコンテンツをGoogleなどの検索エンジンの検索結果の上位に表示するための施策を意味する。
ようは、自分の書いた記事が多くの人に読まれるように、色々工夫することがSEO。
Webライターになる上でSEOのスキルは避けては通れないものです。
きちんと学んでおきましょう。
未経験から音楽Webライターになる最短ルートを現役ライターが解説!
次はいよいよ本題の未経験が音楽Webライターになる最短ルートの話です。
- スクール・講座に通う(難しければ書籍で勉強)
- スキルがついたら、クラウドソーシングで案件を受注してみる
- クラウドソーシングの案件消化に慣れたら、直接メディアに営業をかける
- 直接契約を獲得できたら、より単価を上げるように工夫していく
順を追って説明していきましょう。
スクール・講座に通う(難しければ書籍で勉強)
まずは知識とスキルを最低限身につけることが必要です。
理由としては、Webライターとしてのマナーがないと、どんな案件を受けることもできないから。
勉強をする方法は下記の2つ。
- スクール・講座に通う
- 書籍を読む
個人的におすすめなのはスクールに通うことです。
(おすすめスクールについてはこちらからどうぞ)
人から教えてもらうのが一番効率がいいため。
記事を書いて、添削を受けて……を繰り返すことで、迅速にスキルアップできますよ。
ただ、スクールのデメリットは価格が高いこと。
参考として、Webライター講座をしている『Writing Hacks』の価格を紹介すると、下記画像のような感じです。
約7万円を高いと感じるか、安いと感じるかは人それぞれですが、中には痛い出費になる人がいるのは事実でしょう。
そんなときに、安価でスキルを磨ける方法が書籍です。
書籍なら数千円で一通りの知識をつけられます。
(おすすめ書籍についてはこちらからどうぞ)
デメリットは添削をしてもらえないこと。
知識だけを持っていても活用ができなければ意味がありません。
知識を吸収→実践→添削を繰り返すことが重要なので、書籍での独学はおすすめできないのが個人的な意見です。
可能なら、スクールを利用することをおすすめします!
スキルがついたら、クラウドソーシングサイトで案件を受注してみる
最低限のスキルがついたら、クラウドソーシングサイトで案件を実際に受注してみましょう。
メモ
クラウドソーシングサイトとは?:インターネットを介して仕事の受発注を行うサービス。
企業(個人)とフリーランスワーカーのマッチングアプリのようなもの。
クラウドソーシングがなぜおすすめなのかというと、初心者に優しい仕組みになっているから。
クラウドソーシングが初心者に優しい理由
- 仮払いシステムがあり、報酬の支払いが確実
- 初心者・未経験者でも案件を取りやすい
- 実績が公開されるので、早い段階で脱初心者をアピールできる
上記の理由から、フリーランスWebライターになった最初はクラウドソーシングをおすすめしています。
ただし、手数料が高いのがネック。
大手のクラウドワークスでは下記のように手数料が設定されています。
20%は、10万円の売り上げを出しても8万円しか手取りでもらえないということ。
そこから、各種税金が引かれるため、実際に使えるお金はもっと減ります。
つまり、クラウドソーシングは初心者が実績を積む分にはおすすめですが、長居は危険ということ。
実績がある程度できてきたら、なるべく直接契約に移行しましょう。
注意ポイント
ただし、クラウドソーシングで出会ったクライアントと直接契約するのは規約違反なので注意!
あくまで自分から企業に直接営業をかけていくようにしよう。
クラウドソーシングの案件消化に慣れたら、直接メディアに営業をかける
クラウドソーシングで問題なく、記事執筆できるようになったら、音楽系のメディアに直接営業をかけていきましょう。
実際に音楽Webライターを募集しているメディアは数多くあります。
募集をしているサイトに、クラウドソーシングの実績を添えてエントリーすれば、採用確率も高くなるでしょう。
直接契約を獲得できたら、より単価を上げるように工夫していく
直接契約はゴールではありません。
そこから単価を上げていかなければ、大きく稼ぐことはできないからです。
ある程度働いたら、単価交渉を行っていきましょう。
メモ
単価交渉とは?:文字・記事単価を上げてもらうよう、クライアントに依頼、交渉すること。
ただし、いきなり交渉をするとクライアントからの印象が悪いので、最低でも下記条件を満たしてから交渉をしてください。
- 半年以上の継続案件
- リテイク回数が1回・2回で済む
- 納期遅れをしていない
交渉がうまくいけば、同じ内容でもより稼げるので、効率的になりますよ。
補足:ついでに自分の音楽ブログを作るとより良い
クラウドソーシングや直接契約で案件を獲得することをおすすめしていますが、自分の音楽ブログを持つのも重要。
自分のブログがあれば、ライティングスキルのアピールもできますし、知識や情熱を相手に伝えることが可能です。
使い方としては、
- 実績集(ポートフォリオ)としての利用
- 広告収益を得る
といった2つの利用方法があるので、音楽Webライターを目指すなら、自分でブログを運営することをおすすめします。
実際に、音楽Webライター向けにブログの開設方法などを説明しているページが下記にありますので、ぜひ参考にしてみてください。
音楽ライターになるには?方法や求人募集をまとめてみた(アルバイト含む)
音楽Webライター案件はどんなものがある?クラウドソーシングの求人情報を紹介
さて、音楽Webライターについての解説をしてきました。
ここからは、より具体的な案件例を紹介していきます。
クラウドソーシングで発注されている案件から紹介しましょう。
紹介するのは下記2つの大手クラウドソーシングサイト。
- クラウドワークス
- ランサーズ
クラウドワークス
クラウドワークスでは下記案件が募集されていました。
音楽に限った案件ではありませんが、記事内容によっては音楽Webライターとしてのキャリアアップにつながるでしょう。
ただし、文字単価が0.1円以下に設定されているため、挑戦するならあくまで「実績を積むため」と割り切ってください。
こちらの案件で大きく稼ぐことは難しいでしょう。
ランサーズ
ランサーズでは下記案件が募集されていました。
2021年5月現在では募集終了していますが、音楽レビューサイトの記事執筆案件です。
こちらは音楽Webライターとしてドンピシャの仕事でしょう。
単価はあまり高くありませんが、初心者でも十分チャンスのある案件です。
こういった案件から、キャリアを積んで大手メディアの音楽Webライターを目指してください。
音楽Webライター案件はどんなものがある?メディアの求人情報を紹介
次はクラウドソーシングではなく、メディアの求人情報を紹介します。
下記のメディアが音楽Webライターを募集していました。
- ミュージックログ
- 東京演奏会企画
ミュージックログ
ミュージックログでは、未経験可の募集です。
報酬体系は下記。
- 楽曲レビュー:300円(700文字以上)
- ライブレポート記事:300円(1,000文字以上)
- 音楽人の取材記事:3,000円(1,000文字以上)
応募方法は、下記ボタンのページからメールを送るといったものです。
興味があればぜひ検討してみてください。
東京演奏会企画
東京演奏会企画の音楽Webライター募集です。
報酬体系は下記。
- 一般ライター:1記事700円(800文字以上)
- 上級ライター:1記事900円(800文字以上)
一般ライターから上級ライターへの昇進は東京演奏会企画が判断するとのこと。
下記ボタンのエントリーフォームから応募が可能です。
音楽Webライターになるために読んだ方が良い本
音楽Webライターになるために最低限読んでおいた方が良い書籍を下記にまとめました。
- 新しい文章力の教室
- 沈黙のWebライティング
新しい文章力の教室
基本的な文章力を身につけるために、おすすめの書籍は『新しい文章力の教室』です。
ナタリーの方が執筆されている書籍なので、Webメディアで記事を書く際の参考になるでしょう。
下記から詳細を確認してみてください。
沈黙のWebライティング
漫画形式でSEOやコンテンツ作成の基礎が学べる一冊。
ブログ運営をするのにも役立つので、音楽Webライター・音楽ブロガーにはおすすめです。
下記から詳細を確認してみてください。
音楽Webライターになるための最短ルート『KWスクール』もある
さて、それでは音楽Webライターになるための最短ルート『KWスクール』をご紹介しましょう。
スクールが最もおすすめという話をしてきました。
その際、当メディアが主催しているスクール『KWスクール』をおすすめしたいところです。
スクールで学ぶことで下記のメリットがあります。
- 体系的に知識をつけられる
- 添削があり、効率的にライティングスキルが上がる
- 案件の取り方も教えてもらえるため、早く成果が出る
KWスクールの詳細は下記からご覧ください。
まとめ:音楽Webライターになって趣味で稼ごう!
音楽Webライターは、音楽に特化したWebライターです。
音楽Webライターになるには、下記ステップを踏みましょう。
- スクール・講座に通う(難しければ書籍で勉強)
- スキルがついたら、クラウドソーシングで案件を受注してみる
- クラウドソーシングの案件消化に慣れたら、直接メディアに営業をかける
- 直接契約を獲得できたら、より単価を上げるように工夫していく
上記の流れでスキルを磨き、案件を獲得すれば、早い段階で高単価ライターになれますよ。
高単価Webライターの詳細ななり方は下記をご覧ください。
音楽Webライターになるためにはスクールがおすすめです。