「Webライターは儲からないって本当?」
「Webライターで儲からない人の特徴って?」
「儲からないWebライターがするべきことは?」
とお考えではありませんか。
結論として、Webライターをはじめたての人は儲かりません。
儲かるためには、それなりのトレーニングと継続が必要です。
当記事では次の内容を解説していきます。
- Webライターは儲からないは嘘!…といいたいけど半分本当!実態を解説
- Webライターで儲からない人の特徴
- Webライターで儲からない状況から抜け出すたった5つのステップ
Webライターを始めようと考えている、またはWebライターとして活動しているけどいまいち儲からない場合は、ぜひ参考にしてください。
当記事をご覧になれば、なぜ儲からないのかが明確になるでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターは儲からないは嘘!…といいたいけど半分本当!実態を解説
現役Webライターとして生計を立てている身としては「Webライターは儲かる!」と言いたいところです。
しかし、実際には儲けられない方が多いのも実情。
結論として、Webライターは儲けられるとも言えますし、儲からないとも言えるのです。
なぜそう言えるのか、本章では解説していきます。
本章の内容は次の通り。
- フリーランスWebライターの年収の調査結果を紹介
- Webライターで儲かる人と儲からない人がいる
フリーランスWebライターの年収の調査結果を紹介
まずはフリーランスWebライターがどれくらいの年収なのかを紹介します。
とはいえ、Webライター単体を対象にした大規模な統計調査があるわけではありません。
そこで、フリーランス白書のデータを参考に紹介していきます。
下記データをご覧ください。
フリーランスWebライターを含む文筆系のデータとしては
- 年収200万円未満:32.0%
- 年収200万円〜400万円未満:26.9%
- 年収400万円〜600万円未満:21.5%
- 年収600万円以上:19.6%
といった結果です。
上記からわかるように、Webライターで年収200万円に満たない方が一番多いことがわかります。
そのため、儲からないという評判になっているということです。
Webライターで儲かる人と儲からない人がいる
一方、Webライターで年収400万円以上稼ぐ方は41.1%です。
年収400万円は、20代の平均年収くらいなので、Webライターの4割近くの方が20代の平均年収以上は稼げているというのも事実。
つまり、儲かる人と儲からない人に二分されているのです。
儲かる人はWebライターで月収100万円を突破する場合もあります。
儲からない人は月収数万円がやっとといったこともあり、とにかく格差が広がっている傾向にあるのです。
上記がWebライターは儲かる!と一概に言えない理由というわけ。
そのため「儲からない仕事だ!」と諦める必要はありませんよ。
Webライターで儲からない人の特徴
では、どういった人は儲からないのか、特徴について現役ライターの視点からまとめました。
下記の方は残念ながら儲かりません。
- スキルがない
- 実績がない
- 専門分野がない
- 営業力・提案力がない
スキルがない
スキルはWebライターに限らず、フリーランスに必須の項目です。
Webライターに求められるスキルは主に下記の2点が該当します。
- 文章力
- SEO
文章力
文章力は
- 正しい文章を書く能力
- 人の心を動かす文章を書く能力
- わかりやすい文章を書く能力
などに分類されますが、基本的にWebライターは上記の全てを持っていないといけません。
企業の記事執筆を請け負う以上、正しい日本語を使うのは大前提です。
売り上げを高めるためには、セールスの知識・スキルが必須。
また、Web記事を読む人は基本的に時間がありません。
そういった方々にも読んでもらえるような工夫が必要です。
SEO
SEOとは、検索エンジン最適化の略称です。
SEOとWebライターの関係は下記ページをご覧ください。
-
【難解?】Webライター必須項目「SEO対策」とは?Webライティングのコツを解説
「Webライターに必要って言われるSEOとは?」 「WebライターがSEOを学ぶ意味は?」 「WebライターがするべきSEOのテクニックって何があるの?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 &n ...
続きを見る
簡単に説明すると、自分が書いた記事が検索上位に表示されるようにするための施策のこと。
下記画像の上の方に表示されれば成功です。
SEOについてのテクニックや常識は常にアップデートされていきます。
そのため、常に新しい情報を仕入れる必要性があるので、日々勉強が必要なのです。
実績がない
スキルがあっても実績がないと、クライアントは信用してくれません。
たとえば、Webライティングのスキルが本当にあったとしても、実績として記事を提示できなければ、クライアントはあなたを採用しないでしょう。
つまり、スキルを証明するために実績は必要不可欠なものというわけです。
実績としては下記が該当します。
- 個人ブログ
- 執筆記事の実績
- SEOの実績
- リアルでの実績
個人ブログ
まずは個人ブログが実績として有効です。
Webライターとして1記事も書いたことがない人は、そもそも実績がないため仕事が取れないというジレンマに陥ります。
その際、自身のメディア(個人ブログ)で記事を執筆する方法をとりましょう。
個人のブログなら何を書いてもOK。
スキルを十二分に発揮した記事を実績として提示すれば、スキルをアピールできます。
注意ポイント
ただし、個人ブログを実績として認めないクライアントもいますので、応募時は注意してくださいね。
個人ブログについては下記ページをご覧ください。
-
【やらなきゃ損】Webライターはどんなブログ内容を書くべき?現役ライターが解説
「Webライターがブログをするならどんな内容がいいんだろう?」 「Webライターがブログをするメリット・デメリットは?」 「Webライターがブログを始めるには何をしたらいい?」 上記のようにお考えでは ...
続きを見る
執筆記事の実績
最もオーソドックスな実績は実際に書いた記事です。
記事を提示すれば「こんな記事を書いてくれるんだ」ということが一発で伝わるので、おすすめ。
基本的なWebライターは提案時に過去の執筆実績を提示しています。
これまで執筆実績を提示したことがない方は、執筆実績を提示するだけでも採用確率が変わってくるでしょう。
注意ポイント
ただし、注意点として、なんでも執筆実績にしていいわけではありません。
必ず過去仕事をしたクライアントから許可を取るようにしてください。
著作権を譲渡している以上、勝手に掲載すると訴えられる可能性がありますよ。
SEOの実績
さらにWebライターとして飛躍したいなら、SEOの実績も掲載しましょう。
SEOの実績の例としては、
キーワード:〇〇
検索ボリューム:10〜100
で検索順位1位を獲得しました。
(証拠のスクリーンショット)
上記から、SEOのスキルがあると自負しています。
といったイメージです。
クライアントのほとんどはSEOのスキルを持っているWebライターを求めています。
そのため、SEOの実績をアピールすることは非常に有効です。
注意ポイント
ただし、SEOのスキルは執筆メディアのドメインパワーに影響を受けることがあります。
そのため、複数メディア(できれば中小も含める)での成果を羅列した方がいいでしょう。
リアルでの実績
リアルでの実績も大切。
リアルでの実績とは、
- 〇〇大学を卒業
- 〇〇の資格を取得済み
- 実際に〇〇を3年間体験済み
などです。
Webライターはパソコン一台でできる仕事だと思われがちですが、情報を収集する必要があります。
そして情報の正しさや信頼性は経験からしか生まれません。
たとえば、医療系の記事を書くとき、
- その辺のおじさん
- 有名な医師
が同じ内容を書いていた場合、後者の方が信用されるでしょう。
つまり、リアルであなたがどういった人物なのか?が重要視されるということです。
Webライターとして稼ぎたいなら、リアルを充実させるように意識してみてください。
専門分野がない
専門分野がない人も稼げません。
ここまでお話しした、
- ライティング
- SEO
は意外とどのライターも身につけている能力です。
そのため、差別化が必要なのです。
そして差別化において、専門分野が一番大切。
専門分野とは
専門分野とは、他のライターが書けない・知らないことをかけるような分野のこと。
たとえば、金融や不動産、医療、健康、法律など、高度な知識と経験がないと書けないジャンルは高単価になりがちです。
そういった高単価ジャンルの記事を書くためにはその道の専門家になる必要がありますよね。
Webライターとして稼ぐ以上、なんらかのジャンルの専門家(スペシャリスト)になる必要があるというわけです。
ポイント
ただし、無理に高単価ジャンルを攻める必要はありませんよ。
アニメや音楽など、自分が他の人に負けないジャンルであればOKです。
-
【暴露!】音楽Webライターになる方法を解説!おすすめ書籍やスクールも紹介!
「Webライターで音楽の仕事をするのって実際どうなの?」 「どうやったら音楽Webライターになれる?」 「音楽Webライターって稼げるの?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 昨今 ...
続きを見る
-
【無茶?】アニメ系Webライターってどんな仕事?趣味でお小遣いを稼ごう!
「アニメ系Webライターってどんな仕事?」 「アニメ系Webライターって稼げるの?」 「アニメ系Webライターになるにはどうしたらいい?」 上記のようにお考えではありませんか。 結論とし ...
続きを見る
他のライターと差別化ができないと儲からない
上記の専門分野を獲得しないと、差別化ができません。
クライアントは多数の応募者からライターを選びます。
その際、似たり寄ったりのWebライターが複数いた場合は全員を不採用にして、突出した人だけを採用するケースもあるのです。
自分が似たり寄ったりのWebライターだと自覚がある場合は、専門分野を深堀していきましょう。
営業力・提案力がない
営業力・提案力がないのも致命的です。
Webライターはフリーランスなので、仕事を自分で取ってくる必要があるのですが、仕事が取れなければスキルは無駄になってしまいます。
下記項目に当てはまる人は営業力・提案力がないと考えていただいて大丈夫です。
- ポートフォリオがない
- セールスライティングができていない
- ビジネスマナーがない
ポートフォリオがない
まずはポートフォリオです。
提案時に実績が必要なことを説明しました。
その際、実績集(ポートフォリオ)がないと、クライアントは何を判断材料にすればいいかわかりません。
わからない=不採用です。
わかりやすいポートフォリオを作って、適切なアピールをしましょう。
-
【必見】現役Webライターのポートフォリオ例を5つ紹介!作成方法も徹底解説!
「Webライターのポートフォリオ例を見てみたい」 「Webライターとしてポートフォリオを作りたい」 「Webライターのポートフォリオを作るコツや注意点は?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 & ...
続きを見る
セールスライティングができていない
また、自分を商品に見立てたセールスライティングができない人も、設けられません。
自分の魅力を伝え、欠点を補う内容で正確に伝えるといった内容が必要です。
提案文を適当に書く人が多いのですが、たった数百文字にセールスのスキルを散りばめることが重要。
わかりやすく整理し、相手(クライアント)の心を揺さぶるような文章を書くことが大切です。
ポイント
何も意識せず提案文を書いていた場合は、ぜひ自分を商品として相手に営業する意識で書いてみてください。
意識を変えるだけでもかなり改善されますよ。
ビジネスマナーがない
ビジネスマナーがないは論外です。
たとえば、私がクライアントとして仕事を発注していた頃、
仕事をください。記事を書きます。
とだけメッセージを送ってきたライターさんがいました。
上記はマナーもなにもなく、本当に驚きましたし、すぐに不採用の判断をしました。
マナーがない人相手に仕事を発注しようと思うクライアントはまずいないでしょう。
そのため、最低限のビジネスマナーは押さえておいてくださいね。
Webライターで儲からない状況から抜け出すたった5つのステップ
Webライターで儲からないと困っている方向けに、状況を打破する5つのステップを現役ライターの私が用意しました。
一歩ずつ進むことで、ガッツリ稼げるライターになるでしょう。
下記ステップを踏んでみてください。
- 各種スキルを磨く
- 実績を可視化する
- 専門分野を深める
- 提案を効率よく行う
- 自己管理をする
各種スキルを磨く
まずはなんといってもスキルです。
スキルがなければ稼げません。
おすすめはスクールに通って添削を受けることです。
というのも、参考書ではスキルは磨かれないから。
ポイント
知識があっても、使い方がわからないと意味がないんですよね。
そのため、まずはスクールに通って添削を受けましょう。
おすすめスクールについての記事は下記です。
-
【無意味?】Webライター通信講座の添削って必要?おすすめWebライティングスクール9選
「Webライターの講座で添削って必要?」 「Webライター講座の選び方は?」 「添削ありのWebライター講座でどれがおすすめ?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 添削を実施してい ...
続きを見る
ただし、どうしてもスクールに通うお金がない場合もあるでしょう。
その場合は、実戦で学ぶ方法をとってください。
クライアントからのフィードバック(修正依頼)に対応しながら、スキルを磨くというもの。
効率はあまりよくありませんが、お金がかからないのでおすすめです。
実績を可視化する
次は実績の可視化です。
スキルを磨いたら、スキルを証明する実績を作りましょう。
- 個人ブログを作る
- SEOで上位を取る
- 資格を取る
などが有効です。
個人的にはブログでSEO上位を取るのが一石二鳥なのでおすすめ。
SEOの基礎から学ばないといけませんし、各種ツール(アナリティクスやサーチコンソール)も覚えないといけないので、勉強になりますよ!
ポートフォリオ・ブログについては下記をご覧ください。
-
【やらなきゃ損】Webライターはどんなブログ内容を書くべき?現役ライターが解説
「Webライターがブログをするならどんな内容がいいんだろう?」 「Webライターがブログをするメリット・デメリットは?」 「Webライターがブログを始めるには何をしたらいい?」 上記のようにお考えでは ...
続きを見る
-
【受注倍増】Webライターのポートフォリオの作り方!採用率アップの秘訣3選!
「Webライターのポートフォリオの作り方がわからない」 「Webライターのポートフォリオは何を書けばいいの?」 「受注率が上がるポートフォリオってどんな感じ?」 上記のようにお考えではありませんか。 ...
続きを見る
専門分野を深める
専門分野を深めましょう。
まずは専門書10冊を読み込んでください。
10冊読むと、全体に共通する項目と、本によって異なる項目が見えてきます。
- 共通する項目:業界の常識
- 異なる項目:筆者の考え・主観
といったことになります。
Webライターは客観と主観を切り分けて記事を書くことが重要です。
そのためまずは常識と主観を切り分けるためにも、10冊の本を読むことが大切ということ。
ポイント
最初は赤字になりますが、勉強した知識は無駄にならないので、ぜひ投資してみてください。
提案を効率よく行う
上記のステップが完了すれば、中身はもうOKです。
あとは自分のPRをしましょう。
まずは提案文を丁寧かつ効率的に書くことが重要です。
提案文・PRの書き方は下記ページを参考にしてください。
-
【困る】Webライターの自己PR・提案文・営業はどうしたらいい?現役ライターが解説
「Webライターの自己PRって何を書けばいいの?」 「Webライターの提案文の書き方がわからない」 「自己PRや提案文で書くことがないときはどうしたらいい?」 上記のようにお困りではありませんか。 & ...
続きを見る
自己管理をする
最後は案件を獲得できたあとのことです。
自己管理をしっかりしましょう。
Webライターは納期さえ守ればいつ働いてもOK。
そのため、サボりがちになるんですよね。
私は職場を変えることで、気分をリフレッシュしてコントロールしています。
私の1日は下記ページをご覧ください。
-
WEBライターの1日ってどんな風?月収40万円ライターの生活リズムを大公開!
村上こんにちは!フリーランスWebライターの村上です。 今回はWebライターの1日について私の生活リズムをご紹介します! 「Webライターの1日ってどんな感じ?」 「Webライターとして働くメリットは ...
続きを見る
自分用のセルフコントロール法を編み出して、モチベーションを維持しましょう!
まとめ:Webライターは実力さえあれば儲かる!
Webライターは儲からない!と言われても反論はできません。
というのも、下記に当てはまる人は稼げないからです。
- スキルがない
- 実績がない
- 専門分野がない
- 営業力・提案力がない
しかし、次の手順を踏めば、儲からない状況を打破できるでしょう。
- 各種スキルを磨く
- 実績を可視化する
- 専門分野を深める
- 提案を効率よく行う
- 自己管理をする
より効率化していけば、月収数万円から数十万円まで伸ばすことが可能です。
下記ページで詳細を解説していますので、あわせてご覧ください。
-
【高時給】Webライターで月40万稼ぐ方法は?Webライティングの収入ってどれくらい?
「Webライターで月収40万円って可能なの?」 「Webライターで月収40万円になりたい」 「高時給Webライターになるためにはどうしたらいい?」 上記のようにお考えではありませんか。 ...
続きを見る