「Webライターの報酬相場ってどれくらい?」
「どれくらいの単価になれば普通?」
「Webライターとして報酬を増やすためにはどうしたらいい?」
上記のようにお考えではありませんか。
Webライターの報酬といっても初心者ライターとベテランライターでは圧倒的に報酬が変わってきます。
そのため、一概に◯◯円が報酬です!とは言えないのが実情。
そこで、当記事では各報酬相場を場合分けし、一目で自分の位置がわかるようにしました。
ぜひご自身の立ち位置を知って、次に何をすれば良いか考えてみてください!
当記事の内容は次の通りです。
- Webライターの報酬相場
- Webライターが報酬を増やすための方法5選
- Webライターが報酬を増やすときに気をつけるべきこと
Webライターとしてどれくらいの報酬を得れば普通なのか、わからない場合はぜひ参考にしてください。
当記事を最後までご覧になれば、きっと迷いがなくなるでしょう。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
Webライターの報酬相場を現役ライターがぶっちゃけます!
Webライターの報酬相場を現役ライターの私が感じた肌感覚でぶっちゃけていきます。
そもそも、Webライターの報酬には3つの形式があり、下記の通りです。
- 文字単価:初心者〜上級者で単価が変わる
- 記事単価:記事内容で単価が変わる
- 時間単価:業務内容で単価が変わる
それぞれの特徴と単価の概算をまとめました。
ぜひ、参考にしてください。
文字単価:1文字◯円で受注する形式
まずは文字単価から解説をしていきます。
文字単価は文字通り、1文字◯円で受注する形式です。
一般的にWebライターが自分の市場価値を測るときに活用する数値。
たとえば、
- 文字単価0.7円→初心者
- 文字単価1.5円→中級者
- 文字単価5.0円→上級者
といった判断が大まかにできます。
クライアントも、基本の文字単価を確認してWebライターに依頼するものなので、文字単価は自分の価値を測るものと覚えておきましょう。
で、文字単価の報酬相場は下記の通りです。
- 初心者:0.5円〜1.0円
- 中級者:1.0円〜3.0円
- 上級者:3.0円〜
初心者:0.5円〜1.0円
まず初心者は1.0円未満と覚えておいてください。
脱初心者を目指すなら、1.0円以上の案件を受注できたらOKといったイメージ。
注意ポイント
ただし、初心者だからといって、文字単価0.5円未満の案件は受けない方がいいでしょう。
理由としては、ライターを安く買い叩く悪質案件の可能性が高いから。
Webライターがひどい!といわれる原因が大抵、低単価の悪質案件なので、いくら初心者でも文字単価が低すぎる案件には手を出さないようにしましょう。
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ちなみに、文字単価1.0円を越えられれば、副業で月5万円程度の収入を得ることは容易です。
まずは文字単価1.0円を目指してスキルアップしましょう!
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中級者:1.0円〜3.0円
中級者は文字単価1.0円〜3.0円程度に収まると考えられます。
とはいえ、文字単価2.0円程度でも、効率よく案件を捌けば、月40〜60万程度の収入を出すことは可能です。
一般的な方なら中級者レベルをまず目指すべきでしょう。
文字単価1.0円〜3.0円からは、基本的な文章力に加えて、SEOの知見と専門分野の知識が必要になってきます。
SEOって何?と思われている方に簡単に説明すると、
メモ
SEOとは?:Googleなどの検索エンジンで検索した結果の上位に自身のページを表示するための施策
です。
ようは、書いた記事を多くの人に読んでもらうための対策。
具体的には下図の矢印の上の方にページを持ってくるためのあらゆる対策・施策を意味します。
WebライターにとってのSEOについての詳細は下記ページをご覧ください。
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上級者:3.0円〜
文字単価3.0円以上になるとSEOは常識として、専門性が問われるようになります。
たとえば
- 金融
- 不動産
- 医療
- 健康
- 美容
- 法律
などのスペシャリストでないと、到達できません。
一番簡単に専門性をアピールできる方法は資格です。
医師や薬剤師、弁護士などの難関資格があれば、一気に周りのWebライターと差別化し、上級者に躍り出ることが可能。
ただ、資格がない場合もありますよね。
そういった場合は、地道に案件をこなしつつ勉強を行い、専門性を高めていく意識が重要です。
記事単価:1記事◯◯円で受注する形式
次は記事単価です。
記事単価とは、1記事執筆したら◯◯円といった報酬形態。
文字単価はライターに案件の相場を提示するものですが、記事単価で契約することの方が多いように私は感じています。
記事単価は執筆する内容に応じて報酬相場が変わってきます。
主に下記のようなイメージ。
- モニター記事:数百円
- ネットまとめ記事:数百円〜3,000円
- SEO記事:3,000円〜数万円
- 取材記事:3万円〜10万円
- 専門記事:1万円〜10万円
モニター記事:数百円
モニター記事は商品やサービスの
- 感想
- レビュー
- 評価
する案件です。
大体1,000文字以下で、報酬は数百円程度。
クラウドソーシングサイトでは「タスク」という形で募集されていることが多いものです。
正直、稼ぐのには効率が良くありませんが、実績作りにはもってこいです。
というのも、案件がサクサク終了するので、見栄えとして実績が数として溜まっていくから。
モニター記事を執筆して、
- とにかく文章に慣れる
- 文章を書いて報酬を受け取る経験をする
上記が大切な経験です。
ネットまとめ記事:数百円〜3,000円
次が、多くの初心者Webライターのメインの業務「ネットまとめ記事」です。
複数のWebサイトの情報をまとめて、再構築するといった案件。
報酬相場は数百円〜3,000円程度です。
リサーチが楽で、予備知識もほとんど必要ないため、文字単価〜1.0円で募集されていることが多いのが特徴。
初心者Webライターはモニター記事でまともに稼ぐことは難しいので、なるべく早くまとめ記事に移行しましょう。
ネットまとめ記事の注意点はコピペ率。
メモ
コピペ率とは?:既存の記事との単語などの一致率のこと。高い数値が出ると納品ができない。
複数サイトを見て執筆するため、まとめ記事は基本的にコピペ率が高くなりがちです。
クライアントによっては納品を断られる場合があるので、
ポイント
- 類語を使う
- 言い換えを行う
といった対策を取る必要があります。
SEO記事:3,000円〜数万円
中級者以上のメイン業務がSEO記事です。
検索結果の上位に表示するための施策を散りばめた記事を執筆します。
報酬相場は1記事3,000円〜数万円です。
報酬がピンキリなのは
- クライアントに予算があるかどうか
- 記事ジャンルの難度が高いかどうか
- 文字数が多いかどうか
などの要素が複数あるため、一概に相場を断定できないのが理由。
取材記事:3万円〜10万円
取材記事はその名の通り、インタビュー・取材をして記事に起こす案件。
報酬相場は1記事3万円〜10万円と高額です。
インタビュー記事のサンプルとしては下記のページをご覧ください。
-
講師の村上さんにインタビューを行いました。月40万稼がれている秘訣とは?
こんにちは! KWスクールのななです。なな 今回は、Webライティングで月収40万円を稼ぐ、フリーランスWebライターの村上さんにインタビューしました。 村上さんは九州の地方に在住でありながら、Web ...
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取材記事は、SEO記事などとは異なり、取材相手が存在します。
そのため、特殊な技術やマナーが存在するため、難度が高めです。
難しい分、報酬も高めに設定されているということ。
取材記事が書けるWebライターは少ないので、興味があればぜひ取材の方法から勉強してみてください。
専門記事:1万円〜10万円
専門記事と呼ばれる、いわゆる有資格者などのコラムは記事単価が高額です。
だいたい1万円〜10万円程度の相場になるでしょう。
文字単価に換算すると5.0円〜がザラです。
「医療系の記事や、法律など生活に深く関わるジャンルの記事は厳しく評価します!」とGoogleが宣言している以上、専門家の執筆した記事に価値が宿ります。
時間単価:いわゆる時給制
3つ目は時間単価です。
いわゆる時給制のこと。
とはいえ、Webライターは1記事や1文字単位で報酬を得ることがほとんどです。
基本はWebライターに時間単価制が適応されることはありません。
ではどういう場合に時間単価が適用されるのか?
結論として、
- リライト
- 添削
- ディレクション
などの上流工程に関して適用されることが多いのです。
理由としては、上記の工程は、文字単価などでは判断が難しいから。
結果的に時間単価で判断せざるを得ないということです。
リライト:1,000円〜3,000円
リライトを担当する方は時給が1,000円〜程度が基本です。
高い方なら3,000円程度まで上がる場合も。
リライトとは、記事を書き直すという意味で、検索結果の上位に表示できていない記事やクリック率が低い記事を修正する業務が該当します。
SEOの高いレベルの知識が必要になるため、Webライターとして中級者以上の方が担当することがほとんど。
添削やディレクション:2,000円〜5,000円
次は添削やディレクションです。
時給は2,000円〜5,000円程度。
効率を考えるとWebライターより稼げる場合が多いでしょう。
Webライターで時給5,000円はなかなか出ない数値ですからね。
その分、ディレクションと添削は他のライターへ指示出しをする仕事なので、責任も大きいもの。
かなりのスキルを要求され、上級Webライター以上の方が引き受けるべき案件でしょう。
Webライターが報酬を増やすための方法5選
Webライターの報酬相場を説明してきましたが、ここからは報酬を増やすための方法をご紹介いたします。
下記5項目を押さえておいてください。
- 基本スキルを磨く
- 実績を可視化する
- 高単価案件に切り替える
- 丁寧に業務をこなす
- 別の業務(構成作成・添削・編集など)をできることをアピールする
基本スキルを磨く
まずは基本スキル
- 文章力
- SEO
- 専門知識
を磨きましょう。
スキルがないと、どうしても案件を取ることは難しいからです。
スキルを磨く方法はスクールに通うのが一番効率的。
理由としては、添削が存在するので知識をスキルに昇華できるから。
「知っている」から「使いこなせる」にスクールは導いてくれます。
おすすめスクールは下記
- KWスクール
- Writing Hacks
- udemy
- ストアカ
- 日本おうちワーク協会 Webライターdeおうちワーク講座
- 副業の学校
- ライターカレッジ
- コトバ大
- しんがり
各スクールの詳細は下記ページからご覧になれます。
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実績を可視化する
実績を可視化するようにしましょう。
というのも、いくらスキルがあってもスキルを証明する実績がないと、クライアントに理解されないからです。
実績の可視化は
- 個人ブログを作る
- ポートフォリオを作る
の二択です。
とはいえ、ポートフォリオを個人ブログにすることも可能なので、とにかくブログを持つことをおすすめします。
詳細は下記ページをご覧ください。
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高単価案件に切り替える
単価を上げることも重要です。
どれだけ効率を上げても文字単価0.5円では報酬の限界がありますからね。
まずは文字単価1.0円を目指しましょう。
1.0円の単価があれば、構成作成済みの記事執筆は問題がありません。
文字単価1.0円以上の案件の取り方、ステップアップについては下記ページをご覧ください。
-
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「Webライターが月5万円稼ぐのって難しい?」 「Webライターが月5万円稼ぐのはどうしたらいい?」 「Webライターが月5万円稼げないのは何が原因?」 上記のようにお考えではありませんか。 &nbs ...
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次は文字単価2.0円以上を目指して、スキルを磨くという流れがおすすめです。
高単価案件の取り方は下記を参考にしてみてください。
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丁寧に業務をこなす
丁寧に業務をこなすことも大切。
クラアントから信頼されることがなによりも重要です。
というのも、クライアントなくしてWebライターは稼ぐことができないから。
効率を上げることも重要ですが、丁寧に作業を行い、コツコツ信頼を積み上げることも重視してください。
丁寧に対応していたのが功を奏しました!
別の業務(構成作成・添削・編集など)をできることをアピールする
Webライターとして報酬を増やすこととはややズレるかもしれませんが、他の業務にも挑戦してみてください。
- 構成
- 添削
- 編集
などは、それぞれWebライターの上流工程です。
上流工程を経験するメリットは下記。
メリット
- 単純に報酬が増える
- 視野が広がる
- 記事質が良くなる
Webライターが報酬を増やすときに気をつけるべきこと
最後にWebライターが報酬を増やすときに気をつけるべきことを解説しましょう。
下記に注意してください。
- 単価より時給の概念が重要
- スケジュールの管理をきっちりする
- クライアント満足・読者満足を疎かにしない
単価より時給の概念が重要
まずは時給の概念について。
高単価案件こそ正義!と思われているかもですが、私は文字単価10円の案件を断って、文字単価1.5円の案件を受けたこともあります。
その理由はそれぞれの時給が
- 文字単価10円の案件:1,500円/時間
- 文字単価1.5円の案件:2,400円/時間
だったからです。
文字単価でははるかに前者の方が稼げそうですが、実際に作業をしてみると効率がわかり、結果断ることになりました。
単価が高い方が稼ぎやすいのは事実ですが、ストレスなく捌ける案件が一番稼げるのも真実。
単価に踊らされるのではなく、時給換算したときに稼げる案件選びを意識してみてください。
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スケジュールの管理をきっちりする
スケジュール管理もきっちりしましょう。
最初の頃にあるあるなのが、労働時間を増やせば収入が増えると言う考え方。
気持ちはわからなくもないのですが、労働時間を増やすのは推奨できません。
やはり適度な休憩や休日がないとパフォーマンスは落ちてしまうからです。
実際、私も1日12時間ほど執筆していた頃もありますが、体が持たなかったのですぐに辞めました。
それ以来、1日8時間未満の執筆に変更したのです。
私の1日の生活リズムは下記。
7:00 | 起床 |
8:30 | カフェに到着&記事執筆 (3時間労働) |
11:30 | 昼食&休憩 |
13:00 | コワーキングスペースに移動&記事執筆 (3時間労働) |
16:00 | クライアントとのやりとり |
17:00 | 帰宅&他のライターさんの添削業務or記事執筆 (2時間労働) |
19:00 | 夕食&入浴&休憩 |
21:00 | 翌日の執筆記事の調査 |
22:00 | 自由時間 |
24:00 | 就寝 |
クライアント満足・読者満足を疎かにしない
Webライターは書いたらお金がもらえる仕事ですが、決してクライアント満足と読者満足を疎かにしてはいけません。
理由はお金を出す人が満足しない記事を納品し続けると未来がないから。
クライアントに失望されたら案件取り消し。
読者からの信頼を失えば案件取り消し。
どれだけ調子良く記事を書いていても、案件がなければWebライターは意味がありません。
まとめ:Webライターの報酬は案件によって異なる!
以上、当記事の結論をまとめると下記
<文字単価>
- 初心者:0.5円〜1.0円
- 中級者:1.0円〜3.0円
- 上級者:3.0円〜
<記事単価>
- モニター記事:数百円
- ネットまとめ記事:数百円〜3,000円
- SEO記事:3,000円〜数万円
- 取材記事:3万円〜10万円
- 専門記事:1万円〜10万円
<時間単価>
- リライト:1,000円〜3,000円
- 添削やディレクション:2,000円〜5,000円
上記のような報酬相場です。
ご自身がどの位置にいるのか上記から判断し、次に目指すべき場所がどこかを考えてみてください。
また、報酬を増やすポイントは次の通りです。
ポイント
- 基本スキルを磨く
- 実績を可視化する
- 高単価案件に切り替える
- 丁寧に業務をこなす
- 別の業務(構成作成・添削・編集など)をできることをアピールする
ぜひそれぞれを実践して報酬を増やしてくださいね。
スキルを磨くのにおすすめのスクールまとめ記事を下記に記載しておきますので、合わせてご確認ください。
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