「Webライターは何で学習すればいいの?」
「Webライターは何を学習すれば良いの?」
「Webライターってブログやった方がいいの?」
とお考えではありませんか。
確かにWebライターと一言で言っても、何から学習すればいいか分かりにくいものですよね。
闇雲に本を読むのも違う気がするし、効率の良い方法はないものか……と考えることもあるでしょう。
結論を先に言うと「添削がある学習方法」がおすすめです。
その理由についても述べていくので、ぜひ参考にしてみてください!
当記事の内容は次の通りです。
- Webライターの学習法・スキルアップ法
- Webライターが学習するべきスキル
- 補足:Webライターが学習するならブログ運営も重要
これからWebライターを始めたい、またはWebライターとしてスキルアップしたいとお考えなら、ぜひ最後までご覧ください!
Webライターの学習法・スキルアップ法を現役月収40万円ライターが解説
Webライターの学習方法・スキルアップ方法を解説していきましょう。
具体的には下記の4つの学習方法があります。
- スクールで基礎から応用まで添削付きで一気に学ぶ
- オンラインの動画講座で知識をつける
- 書籍で独学する
- 案件を取って、クライアントからのフィードバックをもらう
1つずつ説明していきましょう。
スクールで基礎から応用まで添削付きで一気に学ぶ
まず、最もおすすめなのがスクールです。
何が良いのかというと、
ポイント
- 体系的にまとめられた教材
- いつでも質問できる環境
- カリキュラムが明確
といったことが挙げられます。
しかし、一番重要なのは添削の有無です。
知識は正直本を読めば身に付きますが、スキルは本を読んでもほとんど身につきません。
どういうことかというと、知識は使えるようになって初めてスキルになります。
知ってはいるけど使えない状況に独学だと陥りやすいんですよね。
そうならないためには、しっかり添削を受けて「ここはダメ」「これは良い」とすでに実績がある人に確認・修正してもらうのが重要ということ。
添削の有無でめちゃくちゃスキルアップに差がでます。
3ヶ月で月収20万円を目指すなど、迅速に成果を出したいのであれば、スクールがおすすめ。
おすすめスクールについてまとめたページがありますので、興味があれば下記をご覧ください。
-
【無意味?】Webライター通信講座の添削って必要?おすすめWebライティングスクール9選
「Webライターの講座で添削って必要?」 「Webライター講座の選び方は?」 「添削ありのWebライター講座でどれがおすすめ?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 添削を実施してい ...
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オンラインの動画講座で知識をつける
オンライン動画講座で知識をつけるのも有効です。
ただし、前述した通りスキルを磨くのには不向きなので注意してください。
あくまで知識を身につけるのが目的です。
有効な方法としては、
ポイント
動画講座を視聴する→実際の案件で試してみる→クライアントからのフィードバックをもらう
という流れです。
あくまでスキルを磨く場は実践であることを覚えておいてください。
ちなみに、おすすめの動画講座はUdemyです。
さまざまなWebライター・ブロガー向けの講座があります。
値段は5,000円〜30,000円程度が相場です。
サクッと知識をアップデートしたいときにはおすすめですよ!
書籍で独学する
書籍を使って独学をする方法です。
この方法は誰もが通る道だとは思いますし、まずはやってみるべきでしょう。
書籍としては下記の2冊はどんな人でも目を通しておくべきだと思います。
上記の2冊はそれぞれ
- 新しい文章力の教室→基礎的な文章力
- 沈黙のWebライティング→SEOライティング
のエッセンスがあるものだから。
しっかり読み込むことで、Webライターの基礎が固まります。
ただし、読んだからすぐに実践できるとは限りません。
繰り返しですが、スキルの定着には添削が必要不可欠です。
書籍を読むのはおすすめですが、書籍だけで完結することはできません。
必ず、書籍を読んだ上で
ポイント
- スクールに通う
- 実際の案件でフィードバックをもらう
のどちらかで添削を受けましょう。
そうすれば、2冊の知識があなたのスキルに変わるでしょう。
案件を取って、クライアントからのフィードバックをもらう
最終的に落ち着くのがクライアントからのフィードバックをもらうといった手段です。
クライアントにも色々ありますが、大手の企業が相手なら、クライアントはSEOライティングのプロでしょう。
実際にコンテンツ制作で利益を出している人々なので、学ぶことは非常に多いはず。
クライアントに記事を提出した後リテイク(修正依頼)が返ってきたとき、
- 修正かよ……だる……
- 新しい知識が増える!ラッキー!
上記の2パターンがあるでしょう。
前者の考え方ではまず成長できません。
修正依頼に対して杜撰な対応をしていると、スキルが伸びないばかりかクライアントからの信頼も得られないため、継続依頼も難しいでしょう。
一方で、後者の考え方はメキメキ技術が伸びていくでしょう。
さらに丁寧にクライアントに対応できるので、信頼関係も構築されます。
すると高単価案件・継続案件を振ってもらいやすくなるので、収益も増えていくといった流れに。
つまり、添削に対して前向きな姿勢を持つことが大切ということです。
注意ポイント
ただし、支離滅裂な指示を出すレベルの低いクライアントの場合は注意が必要。
早めに契約を終了することをおすすめします。
Webライターが学習するべきスキルとは?
次は何を学習すればいいのか?といったところを解説していきましょう。
簡単に分けると下記の3つは押さえておいてください。
- Webライティングのスキル(文章力+SEO)
- 専門分野の知識
- 営業・交渉能力
Webライティングのスキル(文章力+SEO)
まずはWebライティングのスキルです。
Webライティングは、大まかに文章力とSEOのスキルに分解できます。
文章力
文章力は、中学生が理解できるような分かりやすい表現で読者に情報を伝えることが最重要です。
難しい比喩表現や漢字、語彙は必要ありません。
メモ
なぜ中学生なの?:日本では中学生までが義務教育だから。
中学生が理解できる文章なら、理論上は誰でも理解できるはず。
分かりやすい文章を書くためには、次のような事柄を押さえておくと良いでしょう。
- 1文を短くする
- 主語と述語の関係をはっきりさせる
- 助詞の使い方に注意する
などなど……
基本的な文章力については、本を読んで知識をつけるでも構いません。
まずは基礎知識をつけて、分かりやすい文章が書けるというラインまでレベルアップしましょう。
SEOのスキル
次はSEOのスキルについてです。
メモ
SEOとは?:Search Engine Optimization(検索エンジン最適化)の略称。
自身のコンテンツを検索上位に表示させるための施策
SEOを意識した記事執筆はSEOライティングとも呼ばれます。
SEOライティングができるWebライター次のような順で潤います。
- 書いた記事が上位表示される
- クライアントの売り上げがアップする
- Webライターの評価が上がる
- 継続案件・高単価案件につながる
現在、ほとんどのWebメディアがSEOでの集客をしている以上、SEOのスキルは必須事項と言えるでしょう。
知識はUdemyなどの講座でも学べますので、まずは知識をしっかりつけてみてください。
お金を払うのが厳しいといった場合は、やや理解が難しいかもしれませんが、下記のページは非常に役立ちます。
SEOのスキルを磨きたいならぜひ押さえておいてください。
専門分野の知識
Webライティングと同様で必要なのが、専門分野の知識です。
Webライティングができるだけではせいぜい文字単価1.0円が限界。
それ以上の高単価案件が欲しいなら、専門分野を磨きましょう。
メモ
なぜ専門分野がないと1.0円の単価を超えられないの?:
→基本的な文章力とSEOの基本は誰でも身につけられるから。
差別化をして高単価案件を獲得するためには、他人に負けない知識や情熱が必要。
専門分野というと難しく聞こえるかもしれませんが、下記の例の中から興味があるもの、情熱があるものを選べばOK。
- アニメ
- 音楽
- 映画
- ガジェット
- 光回線・Wi-Fi
- クレジットカード
- 法律
- 美容
- 健康
- 旅行
- ペット
などなど……
実際にジャンルに特化したWebライターは高額報酬を得やすい傾向にあります。
詳細は下記のページをご覧ください。
-
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できれば資格や免許があるとなお良いでしょう。
現在のGoogleの方針としてE-A-Tを重視するからです。
メモ
E-A-Tとは?:Expertise(専門性)、Authoritativeness(権威性)、Trustworthiness(信頼性)。
専門性が高く、権威があり、信頼できるページ・サイトを評価するといったGoogleの方針。
-
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営業・交渉能力
3つ目に重要なのが営業力・交渉能力です。
Webライターのほとんどはフリーランス・個人事業主でしょう。
そのため、自分自身で仕事を取ってくる必要があります。
いくらWebライターの実力があったとしても、営業がからっきしなら、高単価案件は獲得できないでしょう。
営業力を鍛えておくのも重要ということ。
営業するときのポイントは下記です。
ポイント
- 自分を採用したときに相手にメリットがあることを提示する
- メリットの根拠を”徹底的”に提示する
- 自分はコストパフォーマンスの良いWebライターであることをアピールする
- なんならライティング以外の業務まで請け負えることをアピールする
営業がうまくなれば、スキルを最大限に活かした案件を獲得できるので、最大効率で稼げるようになりますよ。
補足:Webライターが学習するならブログ運営も重要
当記事の最後にWebライターが学習するなら、ブログ運営も重要ですよ……といったお話しもしておきます。
一見、大変そうに見えますが、ブログ運営は非常に学びが多く、スキルアップ・単価アップに直結することがお多いのです。
なぜWebライターがブログ運営をした方がいいのか、その理由をまとめました。
- 理由①:ブログはコンテンツ制作の全てが学べるから
- 理由②:外注まですればクライアントの視点も学べるから
- 理由③:ポートフォリオとしても利用可能だから
- 理由④:うまくいけば広告収入も入ってくるから
理由①:ブログはコンテンツ制作の全てが学べるから
ブログはWebコンテンツ制作の全てを学ぶことができます。
ライターは構成・タイトルが決まっている段階から書き始めることが多いですよね。
しかし、ブログでは
ポイント
- サイト設計
- ペルソナ設定
- キーワード選定
- 記事構成作成
- 執筆
- データ解析
- リライト
といった事柄全てをする必要があります。
単にWebライターだけをしていた人では見えなかったものが見えてくるんですよね。
「どうしてクライアントはこういった指示を出すのか?」が理解できるようになるので、効率的にフィードバックを飲み込めるようになります。
また、構成作成やキーワード選定までできるようになると、
- 構成作家
- 添削者
- 編集者
といったWebライターの上流工程に進むこともでき、単価が上がっていくでしょう。
理由②:外注まですればクライアントの視点も学べるから
ブログの執筆効率を上げたいとき、外注を検討してみましょう。
今度はあなたがWebライターを雇う番です。
クラウドワークスなどのクラウドソーシングサイトを利用すれば、簡単にWebライターを雇えます。
そういった契約の裏側まで知れるのもメリットの1つ。
そして、実際に指示を出したり、データを解析したりすると、見えてなかったものが見えてくることもあるでしょう。
クライアントの気持ちがわかれば、より効率よく記事も書けるものです。
ちなみに、Webライターを外注するときの費用相場については下記のページをご覧ください。
-
【格安?】Webライターの費用相場は?適切に依頼するためのポイント7選も解説!
「Webライターに記事を依頼したいけど費用相場がわからない」 「できるだけ安く、品質の良い記事が欲しい」 上記のようにお考えではないでしょうか。 昨今、Webサイトでの集客が激化している ...
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理由③:ポートフォリオとしても利用可能だから
ポートフォリオとしても利用可能なので、ブログは利用しましょう。
メモ
ポートフォリオとは?:実績集。
自分が書けるジャンルや文章の雰囲気をクライアントに提示する際に使うメディアのこと。
ポートフォリオは、クライアントに提示を求められることが極めて多い要素です。
実績をわかりやすくまとめたサイトがあるだけで、クライアントからの採用確率は格段に上がります。
ブログ運営をしているWebライター
ブログでSEO対策をしていて、KW「〇〇」で検索一位を取りました!
といえれば、それだけで好印象をクライアントに与えられます。
また、Webライターの契約の多くが著作権の譲渡と実績公開の禁止をしているので、他のメディアでの執筆実績を見せられない場合も。
しかし、自分のブログなら何をしても自由なので、どの記事でもクライアントに見せることが可能です。
つまり、ブログは取り回しが最高に便利なポートフォリオというわけ。
理由④:うまくいけば広告収入も入ってくるから
そしてさらにブログにはメリットがあります。
それは収益化が可能という点。
ブログには広告をつけることができ、商品やサービスが売れるとその分の広告費が振り込まれます。
ポートフォリオや練習のために作ったブログからお金が発生するってめちゃくちゃ嬉しくないでしょうか。
もちろん、収益化を見据えたブログにするには
- ジャンル選定
- サイト設計
- キーワード選定
- 記事執筆
- データ解析
- リライト
などの業務に力を入れていく必要があります。
しかし、それらのスキルは全てWebライターとして活用できるものばかりなので、腐るスキルではありません。
収益化を本気で目指したブログなら、完成度も高くなるでしょうから、ポートフォリオとしての品質も高くなるでしょう。
お金の面でもブログはおすすめということです。
まとめ:Webライターは日々学習!スキルアップして高単価案件獲得しよう!
結論をおさらいすると、Webライターとして学習するには下記の方法があります。
- スクールで基礎から応用まで添削付きで一気に学ぶ
→添削があるのでおすすめ - オンラインの動画講座で知識をつける
→知識をつけるにはおすすめ - 書籍で独学する
→全員するべき - 案件を取って、クライアントからのフィードバックをもらう
→全員積極的にするべき
おすすめはやはりスクールに通ってスキルを磨き、そのまま案件を取ってクライアントからフィードバックをもらうといった流れでしょうか。
動画講座・書籍は知識をつける分には良いのですが、スキルを磨くには少し力不足です。
また、せっかくWebライターをするなら絶対にブログは運営しましょう。
理由は次の通りです。
- 理由①:ブログはコンテンツ制作の全てが学べるから
- 理由②:外注まですればクライアントの視点も学べるから
- 理由③:ポートフォリオとしても利用可能だから
- 理由④:うまくいけば広告収入も入ってくるから
スキルを適切に学んで、高単価Webライターを目指しましょう。
-
【凡人でも】Webライターが高単価案件を受注する11の秘訣!
「Webライターとして高単価案件を受注するにはどうしたらいいの?」 「Webライターの報酬相場や月収ってどれくらい?」 「Webライターとして稼げるようになるにはどれくらいかかる?」 上記のようにお考 ...
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