「Webライターのボランティア案件って何?」
「Webライターのボランティア案件って受けても大丈夫?」
「初心者Webライターはボランティア案件しか受けられない?」
上記のようにお考えではありませんか。
結論、Webライターはボランティア案件を受けてはいけません。
実績にもお金にもならないからです。
当記事では、ボランティア案件について次の内容で解説しました。
- そもそもWebライターのボランティア案件って何?
- Webライターがボランティア案件を受けてはいけない理由5選
- 初心者Webライターはボランティアor低単価案件しか受けられない?
- 初心者Webライターが中単価(0.5円〜0.9円/文字)案件を受ける裏技7選
ボランティア案件を受けてみようかとお考えの場合は、一旦落ち着いて当記事をご覧ください。
結論の理由から先に知りたい場合は、こちらからジャンプしてください。
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です。
そもそもWebライターのボランティア案件って何?
そもそもWebライターのボランティア案件って何?という疑問にまずはお答えしていきましょう。
本章の内容は下記です。
- 無償で記事を書かせる案件
- 文字単価0.1円以下の超低単価案件もある
無償で記事を書かせる案件
ボランティア案件とは「無償で記事を書かせる案件」のこと。
疑問
無償で記事を書く意味はそもそもなくない?
とお思いでしょう。
しかし、ボランティア案件を依頼するクライアントは、巧妙な手段を使って募集をかけています。
たとえば、
注意ポイント
- スキルが身につきます!
- 実績が身につきます!
- 名前が売れます!
といった謳い文句で募集をかけていることが多いのです。
初心者Webライターはとにかく案件が取れないので、スキルや実績、有名になることに飢えています。
そういった心理を逆手にとって安く記事を入手しようとする悪質クライアントがボランティア案件を発注しているというわけ。
Webライターの入門は簡単だけど、稼ぐのは難しいといったページもあります。
あわせてご覧ください。
-
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文字単価0.1円以下の超低単価案件もある
また、無償といわずとも、文字単価0.1円以下の超低単価案件も存在します。
メモ
文字単価とは?:1文字◯円で仕事を受ける仕組み。
一般的な文字単価の相場は、
初心者
|
超低単価 | 〜0.1円 |
低単価 | 0.2円〜0.4円 | |
中単価 | 0.5円〜0.9円 | |
中級者 | 高単価 | 1.0円〜3.0円 |
上級者 | 超高単価 | 3.0円〜 |
上記の表の通りです。
一般的に、文字単価は上記の表の中単価以上でないとまともな時給になりません。
低単価以下ではどれだけ記事を捌いても、時給500円に到達しないでしょう。
中でも文字単価0.1円以下は、地獄。
10,000文字書いても、1,000円以下の報酬です。
1時間1,000文字が初心者の限界でしょうから、時給100円の世界。
時給100円ではアルバイトをした方がマシです。
注意ポイント
そのため、どれだけ初心者だとしても超低単価案件やボランティア案件を受けるのは注意が必要ということです。
Webライターがボランティア案件を受けてはいけない理由5選
ボランティア案件(あるいは超低単価案件)を受けてはいけない理由について説明していきます。
下記5つの理由があるため、ボランティア案件は受けないようにしましょう。
- 理由①:お金を稼げないから
- 理由②:精神的にも身体的にも疲労するから
- 理由③:ライターを安く買い叩くことが目的だから
- 理由④:スキルを教えます!と謳っていてもまともなことは教えてもらえないから
- 理由⑤:ライターの実績にほとんどならないから
理由①:お金を稼げないから
まずはお金を稼げないという理由です。
そもそもボランティア案件はお金が発生しない契約なので、当然。
1円も稼げない案件は、たとえ初心者でも受けてはいけません。
ポイント
お金が発生しないということは責任が発生しないことと同義です。
報酬をもらう代わりに、責任を持って仕事をまっとうするのが正しい仕事への取り組み方。
Webライターといえど、しっかり責任を持つためにも報酬が発生しない案件を受けるのはやめましょう。
理由②:精神的にも身体的にも疲労するから
ボランティア案件はお金が発生しません。
そのため、モチベーションが続かないデメリットがあります。
注意ポイント
モチベーションが続かない仕事は精神的にも、身体的にも疲労するものです。
いくら働いてもお金にならない状況はかなりしんどいでしょう。
単価が低くてもお金がいくらか入ってくる案件なら我慢できるものなので、少なくともボランティア案件は受けないに越したことはありません。
疲労することがわかっていましたからね……
理由③:ライターを安く買い叩くことが目的だから
そもそもボランティア案件をクライアントが発注する理由はほとんどの場合でただ1つです。
「ライターを安く買い叩くこと」
上記に尽きます。
ボランティアで完全無償なので、安くどころか無料で雇うつもりですね……
クライアントと対等な取引はボランティア案件ではできません。
- 報酬を払って、高品質な記事を適切な方法で手に入れたい
- 報酬を払わず、高品質な記事をずるい方法で手に入れたい
上記2名のクライアントがいた場合、あなたはどちらと取引したいと考えますか。
もちろん前者ですよね。
Webライターは初心者〜上級者などに関わらずプロです。
プロ意識を持って、ずるい悪質なクライアントに協力することのないように気をつけてくださいね。
理由④:スキルを教えます!と謳っていてもまともなことは教えてもらえないから
また、ボランティア案件では多くの場合で「スキルを教えます!」と謳うことが多いのが実情。
しかし、結論からいうとボランティア案件は大したスキルを教えてくれることはありません。
そもそも、ボランティア案件でライターをかき集めるクライアントはお金がないことがほとんど。
注意ポイント
「お金がない=Web記事でお金を稼ぐノウハウがない」
上記のような理由から、安く買い叩くクライアントから学ぶことはほとんどありません。
資金があり、Webライターに適切な報酬を支払うクライアントは逆にノウハウをきちんと教えてくれます。
そのため「ボランティアですが、スキルを教えます!」という案件には近付かない方がいいということ。
理由⑤:ライターの実績にほとんどならないから
また、ボランティア案件で執筆した記事は実績にほとんどなりません。
実績になるのは、
- 記名記事(Webライターの名前が載る)
- 匿名記事でも実績公開が許可される記事
の2種類だけです。
ボランティア案件のほとんどは記名記事になりません。
そして、匿名記事でボランティア案件の場合は多くの場合、実績公開が許可されないのです。
企業に著作権を譲渡する契約を結ぶことが多く、Webライターの実績公開はクライアントの一存で決まります。
Webライターに適切に報酬を支払うクライアントなら、親身に対応してくれることが多いのです。
注意ポイント
しかし、報酬を支払わないようなクライアントはお察しの通り、実績の公開も拒否することがほとんど。
上記の理由から、Webライターは初心者だったとしても、ボランティア案件を受けてはいけないということです。
初心者Webライターはボランティアor低単価案件しか受けられない?
しかし、そうはいっても初心者Webライターはボランティア案件しか受けられないんじゃないの?と思われるでしょう。
結論、そんなことはありません。
そもそもWebライターのボランティア案件・超低単価案件と中単価案件以上にはあまり違いがないのです。
本章では、Webライターのボランティア案件を受ける必要はないことについて解説します。
内容は下記です。
- 初心者歓迎・未経験者優遇などの文句は罠
- 実績が全くなくスキルがない場合でもボランティア案件を受ける必要はない
- 低単価案件から中単価案件の案件に求められることは多くないから初心者でも大丈夫
初心者歓迎・未経験者優遇などの文句は罠
まずはじめに、初心者歓迎・未経験者優遇などの文句は罠です。
多くのクライアント向けの商材に「初心者歓迎・未経験者優遇と書いておけば、安くライターを雇える」といったことが書かれています。
Webライターの立場からしたらかなり腹立たしい内容ですが、事実です。
注意ポイント
上記のようなマニュアルが出回っている以上、初心者歓迎案件には注意が必要。
多くの場合、初心者歓迎・未経験者優遇案件は超低単価かボランティアの可能性が高いといえるでしょう。
これから案件に応募する際は、上記の文言がないかどうかをチェックする癖をつけることをおすすめします。
実績が全くなくスキルがない場合でもボランティア案件を受ける必要はない
実績が全くなくスキルがない場合でもボランティア案件を受ける必要はありません。
そもそも、ボランティア案件を受けてはいけない理由については説明した通りです。
ボランティア案件を受けようと考える方の多くは
- 実績がない
- スキルがない
といった理由から、誰でも雇ってもらえるであろうボランティア案件を受けがち。
しかし、逆に考えてみれば”誰でも雇ってもらえる”案件が実績になるでしょうか。
結論として誰でも受かる案件は実績になりません。
工夫をして、倍率の高い案件を1件でも突破した方が実績として使えるものです。
そのため、ボランティア案件を受けることは控えましょう。
低単価案件から中単価案件の案件に求められることは多くないから初心者でも大丈夫
そして意外と知られていない事実ですが、超低単価案件・ボランティア案件と、中単価案件(〜0.9円/文字)で求められることはほとんど変わりません。
上記案件で求められることは
- 基本的な文章力
- マニュアル通りに執筆する能力
- 正しい情報を集める能力
上記の3点です。
文字単価1.0円を超えてくると、上記に加えて
- SEO
- 専門分野
が必要になってきます。
ただ、低単価〜中単価案件では高度な知識と技術は必要ありません。
文字単価0.1円の案件と文字単価0.7円の案件の差はほとんどないということ。
ポイント
つまり、どうせ求められることが同じなら文字単価0.7円に応募した方がいいのです。
初心者Webライターが中単価(0.5円〜0.9円/文字)案件を受ける裏技5選
当記事の最後に初心者Webライターが中単価(0.5〜0.9円/文字)案件を受ける裏技7選をご紹介します。
下記を実践してみてください。
- 提案文・自己PRを徹底的に書く
- 資格やスキルをなんでも書く
- 熱意・興味関心をアピールする
- 個人ブログを運営する
- スクールに通って知識とスキルがあることをアピールする
提案文・自己PRを徹底的に書く
まずは提案文と自己PR文を徹底的に書くことを意識してみましょう。
詳細は下記ページにまとめています。
-
【困る】Webライターの自己PR・提案文・営業はどうしたらいい?現役ライターが解説
「Webライターの自己PRって何を書けばいいの?」 「Webライターの提案文の書き方がわからない」 「自己PRや提案文で書くことがないときはどうしたらいい?」 上記のようにお困りではありませんか。 & ...
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結論だけ述べておくと、
- 挨拶をしっかり書く
- 経歴を簡潔に書く
- スキルを具体的に書く
- 実績を明確に書く
- 使えるツールを明らかにする
- 興味・関心をアピールする
- 対応可能な時間帯・稼働可能時間を明確にする
- 単価・報酬に関する内容を具体的に書く
上記を丁寧に書けばOKです。
提案文ではライティングスキルが試されます。
周りと差別化できるクオリティの高い提案文が書ければ、受注率は倍増するでしょう。
資格やスキルをなんでも書く
資格やスキルをなんでも書きましょう。
Webライターに関係ないものでも、書けるものはどんどん書いていってください。
たとえば
- カラーコーディネーター
- 宅建士
- 運転免許
- 漢字検定
- 英語検定
- 秘書検定
- 簿記
などなど、一見Webライターには関係なさそうに見えても、クライアントが求めている場合は結構多いのです。
検定を取るための学習サイトの記事執筆などは需要がありますし、簿記は経理系の案件、秘書検定はマナー案件などに応用できます。
熱意・興味関心をアピールする
スキルがない場合でも、熱意や興味関心をアピールすることで案件が取れる場合もあります。
たとえば、
- 筋トレに興味ない経験1年Webライター
- 筋トレ大好き経験2ヶ月Webライター
上記の2名が筋トレ・フィットネス系メディアに応募した場合、おそらく後者が選ばれます。
クライアントとしても、ライティングスキルはある程度指導すれば身に付くことは知っているから。
むしろ、熱意がある人を探す方が大変なので、興味関心がある人こそ求められています。
個人ブログを運営する
個人ブログを運営するのも大事。
Webライターは実績がないと案件が取れませんが、初心者は実績がないものです。
記事を書かせてくれるメディアがない=実績がゼロという状況。
ポイント
一方、個人ブログならどんな記事を書いてもOKです。
そのため、自分の得意分野について5記事〜10記事書いておけば、それらがそのまま執筆実績になります。
得意分野なら詳細な記事が書けるでしょう。
Webライターにはポートフォリオが大事なので、ブログを運営することをおすすめします。
個人ブログとポートフォリオについては下記ページをご覧ください。
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【やらなきゃ損】Webライターはどんなブログ内容を書くべき?現役ライターが解説
「Webライターがブログをするならどんな内容がいいんだろう?」 「Webライターがブログをするメリット・デメリットは?」 「Webライターがブログを始めるには何をしたらいい?」 上記のようにお考えでは ...
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【受注倍増】Webライターのポートフォリオの作り方!採用率アップの秘訣3選!
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スクールに通って知識とスキルがあることをアピールする
最後はスクールに通って知識とスキルがあることをアピールしましょう。
個人ブログの方が優先度は高いのですが、スクールで学んでいることをアピールすれば受注率が高くなります。
「〇〇でWebライティングを学んでいます!」と主張できる人とそうでない人なら、前者の方が有利です。
少しでも勝率を上げるために、できることはなんでもしましょう。
おすすめスクールについては下記ページをあわせてご覧ください。
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【無意味?】Webライター通信講座の添削って必要?おすすめWebライティングスクール9選
「Webライターの講座で添削って必要?」 「Webライター講座の選び方は?」 「添削ありのWebライター講座でどれがおすすめ?」 上記のようにお考えではないでしょうか。 添削を実施してい ...
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まとめ:ボランティア案件や無償案件、超低単価案件には近づかない方が吉
結論をおさらいすると、ボランティア案件や超低単価案件には近づかないようにしましょう。
理由は下記です。
- 理由①:お金を稼げないから
- 理由②:精神的にも身体的にも疲労するから
- 理由③:ライターを安く買い叩くことが目的だから
- 理由④:スキルを教えます!と謳っていてもまともなことは教えてもらえないから
- 理由⑤:ライターの実績にほとんどならないから
また、初心者Webライターが中単価案件を受ける裏技は次の通り。
- 提案文・自己PRを徹底的に書く
- 資格やスキルをなんでも書く
- 熱意・興味関心をアピールする
- 個人ブログを運営する
- スクールに通って知識とスキルがあることをアピールする
上記をうまく工夫して、案件獲得しましょう!
また、月5万円・40万円を達成する具体的な方法については下記ページでまとめています。
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【難しい?】WebライターがWebライティングで月5万稼ぐ最短ルートを解説!
「Webライターが月5万円稼ぐのって難しい?」 「Webライターが月5万円稼ぐのはどうしたらいい?」 「Webライターが月5万円稼げないのは何が原因?」 上記のようにお考えではありませんか。 &nbs ...
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