「Webライターのタスク案件って何?」
「Webライターはタスクで稼げる?」
「Webライターはタスクとプロジェクトどっちがおすすめ?」
とお考えではないでしょうか。
結論、タスクは条件交渉の必要ない簡単案件で稼ぐのには向きません。
早めにプロジェクトに移行することをおすすめします。
当記事ではタスクがどういったものなのかを中心に下記についてまとめました。
- そもそもWebライターのタスク案件とは?
- Webライターがタスクだけで生活するのは可能?ぶっちゃけ無理です
- Webライターはタスク案件よりプロジェクト案件を重視する方が良い
- Webライターがタスクを処理するメリット
- Webライターがプロジェクト案件に挑戦する秘訣5選!
これからWebライターを目指す上でタスクが気になっている場合は、ぜひ参考にしてください。
最後までご覧になれば、タスクがいかに稼げないかと、プロジェクトの適切な取り組み方が分かりますよ。
私は現役で月収60万円以上を稼ぐ
- Webライター
- 構成作家
- 添削者
- Webディレクター
です。
そもそもWebライターのタスク案件とは?
Webライターの案件には主に
- タスク:条件交渉がない案件
- プロジェクト:条件交渉がある案件
の2種類に分類されます。
クラウドソーシングサイトを利用する場合は、上記の2種類のどちらかを利用することに。
本章では、それぞれがどういった案件なのかを解説しました。
タスク:条件交渉が必要ない案件
タスクとは、条件交渉が必要ない案件です。
具体的には下記のような案件が発注されていました。
1件50円〜500円といったところが相場です。
もちろん、1件数円のものもあれば、1,000円を超えるものも中にはあります。
進め方としては
1) 「仕事を探す」から自分に合った仕事を探し、仕事を受けたい仕事の内容を確認します。
2)「作業を開始する」をクリックすると作業フォームが表示されますので、フォームに従って作業を行ってください。
3)作業が完了したら、「作業を完了する」をクリックすると作業内容が送信され、業務が完了します。
4)クライアントが承認を行うと報酬が確定します。
といった流れです。
最初から単価が設定されており、作業を行うだけなので、条件交渉が必要ありません。
作業内容も簡単なものがほとんどで、お小遣い稼ぎに人気です。
プロジェクト:条件交渉が必要な案件
一方、プロジェクトは条件交渉が必要な案件で、一般的なWebライターの案件は全てプロジェクトです。
ポイント
脱初心者にはプロジェクト案件の獲得が必須。
条件交渉が必須なので、クライアントと取引・交渉をしないといけないのがネック。
ビジネス的なやりとりが苦手な方はプロジェクトを敬遠する傾向にあります。
プロジェクト案件の例は下記。
文字単価と記載されています。
メモ
文字単価とは?:1文字◯円の報酬形態のこと。Webライターの仕事の効率を測る指標。
タスク案件は文字単価の記載がありませんが、大体文字単価0.5円未満です。
一方、プロジェクトでは文字単価0.1円〜3.0円以上と幅が広い傾向にあります。
自身の実力と相談して、案件を選べるのがプロジェクト。
一定以上(時給1,000円以上)を得たいなら、プロジェクトしか手はありません。
Webライターがタスクだけで生活するのは可能?ぶっちゃけ無理です
さて、概要をお話ししたところで、タスクだけでWebライターとしての生活が可能なのか?という疑問にお答えします。
結論からいうと、タスクだけで生活をするのは不可能です。
どれだけ効率的にタスクを捌いたとしても、時給1,000円を上回ることは難しいでしょう。
なぜそういえるのか、理由についてまとめました。
タスクの単価は数十円〜数百円
タスクの単価は数十円〜数百円です。
そして、タスクの制限時間は大体1時間。
1時間でタスクを数十個こなさないと、時給1,000円を上回ることはできません。
タスク未経験者の声
「単価500円ほどのタスクを2個消化すればいいんじゃないの?」
と思われるでしょう。
しかし、単価の高いタスクは執筆文字数が2,000文字を超える場合があります。
2,000文字以上の執筆は慣れたWebライターでも1時間〜3時間ほどかかります。
そのため、時給換算すると100〜500円ほどになる場合が。
なんにせよ時給が1,000円を超えることは難しいというわけ。
注意ポイント
時給1,000円を超えないと、フリーターよりも稼ぎの効率が悪く、満足に稼ぐことはできないでしょう。
時給1,000円を上回ることは物理的に不可能
物理的に時給1,000円をこえられないタスクでは、生活するのは不可能。
お小遣い稼ぎ程度であれば、利用価値はあるでしょうが、それでも簡単なプロジェクトをこなした方が効率は良いものです。
そもそも、条件交渉をショートカットしようとしている時点で、フリーランスとして成功はできません。
ポイント
自分の仕事の価格を自分で設定できるのがフリーランスの魅力です。
上記の権利を放棄している時点で、稼ぐのは難しいでしょう。
フリーランスWebライターとして活動するなら、タスクの処理に追われる生活をやめて、早めにプロジェクトに移行しましょう。
Webライターはタスク案件よりプロジェクト案件を重視する方が良い
Webライターはプロジェクトの方がおすすめです。
プロジェクトについて本章では解説します。
具体的な内容は次の通り。
- プロジェクト案件なら時給1,000円以上も可能
- 条件交渉もあるので最初は勇気が必要
- スキルと実績があればプロジェクト案件を獲得しやすい
プロジェクト案件なら時給1,000円以上も可能
プロジェクトなら時給1,000円以上も夢ではありません。
私はクラウドソーシングサイトも利用していますが、
時給
- 文字単価1.5円
- 3,000〜10,000文字/記事
- 時給2,000〜3,000円
といった内容です。
タスクではせいぜい時給500円が限界ですが、プロジェクトなら1,000円以上を確保できる可能性があります。
もちろん、全ての案件で時給1,000円を超えられるわけではありませんが、案件選びとスキル次第で生計を立てられるでしょう。
条件交渉もあるので最初は勇気が必要
とはいえ、プロジェクトは条件交渉があります。
最初は勇気が必要になるでしょう。
私自身、最初にプロジェクトに挑戦するときは緊張しました。
「提案が通らなかったらどうしよう……」と不安に思ったものです。
ただ、結論からいってしまえば、初心者が提案にバシバシ通るわけはありません。
ほとんど不採用です。
ポイント
そのため、あまり重く受け止める必要はなく、気軽に提案文を送り応募すればOK。
スキルと実績があればプロジェクト案件を獲得しやすい
ではどうすればプロジェクトに合格しやすいのかについてお話ししましょう。
プロジェクトに採用されるためには
- スキル
- 実績
が必要です。
スキルは
- 文章力
- SEO
- 線も分野の知識
- マーケティング
- デザイン
などいろいろ必要ですが、初心者Webライターなら文章力とSEOの基礎があれば十分。
もし不安ならWEBライター検定を受けてみてください。
基礎知識を学ぶ講座もありますし、知識・技術の証明にもなりますよ。
そして、スキルを証明するために実績が必要です。
ただ、初心者には目立った実績はないものでしょう。
その際は個人ブログがおすすめです。
個人ブログなら、
- 記事執筆を自由にできる
- WordPressのスキルをアピールできる
- SEOやマーケティングスキルが身に付く
といったメリットがあるから。
詳細は下記ページをご覧ください。
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Webライターがタスクを処理するメリット
一方、Webライターがタスクを処理するメリットについてまとめました。
下記を目的にするなら、タスクは十分アリです。
- 実績作りに使える
- 数十円でも稼ぐ感覚を養える
- クラウドソーシングサイトの使い方を覚えられる
実績作りに使える
タスクは見かけの実績作りには最適です。
たとえば、
- 実績0件、初心者Webライター
- 実績30件、初心者Webライター
の2名がいたら、クライアントは後者を採用するものです。
その際、見かけの実績だけならタスクで十分つけられるということ。
もちろん実績の質まで問われるような案件なら難しいのが実情です。
ただ、初心者が受けるプロジェクト(文字単価0.5円〜0.9円)なら、なんとかなることが多いでしょう。
数十円でも稼ぐ感覚を養える
また、自分の力でお金を稼ぐ感覚を養えるといったメリットもあります。
通常、アルバイト・会社員は時間労働の対価として報酬を受け取るものです。
ポイント
一方、フリーランスのWebライターは、成果物の納品と引き換えに報酬を得ます。
自分の力で数円〜数十円でも稼げたという事実は自信につながるでしょう。
もちろん、少額ではありますが、少額の積み重ねが大切。
最初の1ヶ月はタスクを利用して慣れるといった使い方も人によってはおすすめです。
クラウドソーシングサイトの使い方を覚えられる
クラウドソーシングサイトの使い方に徐々に慣れるために、タスクを利用するのもアリです。
クラウドソーシングサイトは簡単に仕事が取れるサイト……と謳っていますが、使い方にはややクセがあります。
また、取引の手順も煩雑で、使い方に慣れるには時間がかかる場合も。
その際、タスクで取引の基礎を学ぶといった使い方はありです。
クラウドソーシングサイトの使い方を覚えたら、徐々に直接契約の方法、
- 契約書
- 請求書
といった書類関係の手続きも勉強していくことをおすすめします。
Webライターがプロジェクト案件に挑戦する秘訣5選!
Webライターがプロジェクト案件に挑戦する秘訣を5つまとめました。
下記5つの項目に注力すれば、プロジェクトで早い段階から成果を出せるでしょう。
- スキルを磨く(スクールに通う・本を読む)
- 実績を可視化する
- 専門分野をアピールする
- 自己PR・提案文を徹底的に仕上げる
- 資格を取得する
スキルを磨く(スクールに通う・本を読む)
まずはスキルです。
基本的な文章力やSEOについての能力がないと、プロジェクトは獲得できません。
「SEOって何?」と思われる場合は下記ページを参考にどうぞ。
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スキルの磨き方は2種類あり、
- クライアントからのフィードバックで学ぶ
- スクールや参考書で学ぶ
上記を選択しましょう。
私はスクールや参考書で予習して、具体的な知識はクライアントから学ぶスタイルがおすすめです。
おすすめスクールや参考書については下記ページをご覧ください。
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【無意味?】Webライター通信講座の添削って必要?おすすめWebライティングスクール9選
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実績を可視化する
次は実績の可視化です。
スキルがある!と説明しても、実績がないとスキルを証明できません。
実績こそ、提案時に最重要な項目。
「実績を可視化する=ポートフォリオを作成する」ということ。
ポートフォリオは実績集です。
詳細な作り方は下記ページを参考にしてください。
-
【受注倍増】Webライターのポートフォリオの作り方!採用率アップの秘訣3選!
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また、ポートフォリオを作成するときは、WordPressを使用しましょう。
WordPressを使うべき理由は下記。
- 納品方法でワードプレス直書きのケースが多いから
- ワードプレスが使えることは単価交渉の材料になり得るから
- 文章を書ける”だけ”のWebライターは多いから
それぞれの詳細は下記を参考にしてください。
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【現実】Webライターはワードプレスを使えないと厳しい!理由と学習方法を解説!
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専門分野をアピールする
専門分野のアピールも忘れずに行いましょう。
基礎的な文章力とSEOだけでは差別化が難しいのが実情です。
何か他のWebライターとは異なる「特技・専門分野」を用意しましょう。
とはいえ、難しく考える必要はなく「これに関しては誰よりも好き!」といった事柄を見つければOK。
専門分野の例としては
- ファッション
- 音楽
- 法律
- 美容
- 金融
などなんでもOKです。
具体的な専門家ライターになる方法は下記が参考になるでしょう。
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自己PR・提案文を徹底的に仕上げる
自己PR・提案文を徹底的に仕上げましょう。
特に初心者の頃は提案が通らないものです。
下記をしっかり書いて、あなたの魅力をクライアントに徹底的に伝えましょう。
- 挨拶をしっかり書く
- 経歴を簡潔に書く
- スキルを具体的に書く
- 実績を明確に書く
- 使えるツールを明らかにする
- 興味・関心をアピールする
- 対応可能な時間帯・稼働可能時間を明確にする
- 単価・報酬に関する内容を具体的に書く
各項目の詳細は下記で解説しています。
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自己PRと提案文が良くないと、30件以上応募しても採用されないケースがあります。
もし、採用されなさすぎると思った場合は、提案文を修正してみましょう!
資格を取得する
最終手段は資格の取得です。
資格は、ジャンルの権威者であることの証明になるもの。
難関資格であればあるほど、Webライターとしての価値が高まります。
その結果、超高単価案件の獲得も夢ではありません。
とはいえ、難しい資格を取得するために時間を割きすぎるのも勿体無いので、いくつかの資格を組み合わせて自分の価値をアピールするのがおすすめです。
たとえば、
- WEBライター検定×SEO検定=SEOに強いWebライター
- 薬事法管理者×WEBライター検定=薬事法に強いWebライター
- コスメコンシェルジュ×コスメ薬事法管理者=美容特化のWebライター
といった具合。
自分の得意そうなジャンルで取りやすい資格を組み合わせて、専門分野をアピールしましょう!
まとめ:Webライターはタスクよりプロジェクト!効率的に稼ごう
結論、タスクは稼げないので、プロジェクトに早めに移行しましょう。
タスクを利用するメリットは下記。
- 実績作りに使える
- 数十円でも稼ぐ感覚を養える
- クラウドソーシングサイトの使い方を覚えられる
もし、上記に魅力を感じる場合は、最初の1ヶ月程度ならタスクを利用してみるのもアリでしょう。
タスクでクラウドソーシングサイトに慣れたら、プロジェクトへの移行がおすすめです。
プロジェクトで案件を取る秘訣は下記。
ポイント
- スキルを磨く(スクールに通う・本を読む)
- 実績を可視化する
- 専門分野をアピールする
- 自己PR・提案文を徹底的に仕上げる
- 資格を取得する
しっかりスキルを磨き、クライアントへのアピールができれば、時給1,000円超えも夢ではありません。
ガッツリ稼いで、Webライターで生計を立てましょう。
より具体的に月5万円、40万円を達成する手順は下記で解説しています。
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